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本の出版日。悔しくて、悔しくて。そして嬉しくて

今日(12/13)は待ち焦がれた、著書『まずは小さくはじめてみる』の出版日。
でも、悔しくて、悔しくて。
そして嬉しくて、嬉しくて、実は涙が止まりませんでした。
 
僕は埼玉県さいたま市に住んでいます。
本日の11時ごろ、本が置かれているかと近所の書店を訪ねたところ、本は1冊も置かれていませんでした。
近隣では、一番大きな本屋でした。
探しても探しても、本は見つからない。
店員さんにお話を聞いたところ、本の入荷はしていないようでした。
そして今後、入荷の予定は、特にないようでした。
近所の本屋に本が置かれている様子を楽しく想像していただけに、驚きと、そして心に小さな傷が生まれました。
 
僕はその後、東京に大きな本屋さんに足を運ぶことにしました。
恵比寿駅の有隣堂。
新宿の紀伊国屋。
東京駅の丸善など。
それらの大型書店には、確かに本はありました。
しかし、ビジネスコーナーの片隅に、実にひっそりと本は置かれていました。
目立つところではなく、人目をはばかるように、小さく本は置かれていました。
新刊ではあるのですが、「新刊のコーナー」には本は置かれていませんでした。
有名な著者さんの場合には、新刊となれば、広いスペースを取って本は陳列されています。
でも、僕のような知名度のない馬の骨の場合には、そのような場所は与えられないのだと、現実というものを強く思い知らされました。
 
帰宅後、僕は栃木県の書店に電話をします。
明日は、ふるさとの宇都宮市に行き、コミュニティFMに出演の予定です。
本の宣伝をするにあたり、地元の書店に本が置かれているのか、確認をしたかったのです。
結果、宇都宮の駅ビルの大きな本屋には、入荷はありませんでした。
他の本屋に電話をしても、多くの本屋に在庫はなく、あっても1冊のみ、という状態でした。
 
著書『まずは小さくはじめてみる』。
書いてあることに、賛否はあると思います。
著者の勝手な言い分ではありますが、自分の持っているノウハウのすべてをこの本にぶつけました。
構想10年。
執筆に1年の時間をかけて、丁寧に書き上げた、つくりあげた本でした。
誤解を恐れずに言うなら、この本を出版するために、会社(博報堂)を辞めることにもなりました。
大きな期待をするのはよくない。
それはわかっていますが、本がここまで書店に置かれていないのか。
それは私にとって、かなりショックなことでした。
 
そんな時、知人の山田泰久さんが、フェイスブックで本の紹介投稿をされました。
「実によい本ですね。山田もCANPANでいろいろプロジェクトを始めた時に、この本があれば、もっといい感じでやれたのに。。。と、くやしくなるような本でした。本書は、まだあまり経験がないけど、これから何かしたいという方に、絶賛お薦めします。プロジェクトや活動、イベントの始め方が、とても丁寧に解説されています。」などの内容でした。
https://www.facebook.com/yamadamay/posts/pfbid0KAweKSo6YsxFUFfAxu6YYk5dbvA1QVkw23aUQZD2gPkBTyfLo7rA5AyLD9wWB18Vl
 
この投稿の文書を拝見した時、もう嬉しくて、嬉しくて。
涙がとまりませんでした。
この本の良さをわかってくれる人がいる。
それだけで救われた気がしました。
折れかかった心を、ギリギリのところで支えてくれました。
 
期待と、失望と、喜びと。
そんなジェットコースターのような感情を抱かせてくれた、12月13日でした。
アマゾンでは、本の目次や「はじめに」をご覧いただけます。
https://amzn.to/3UVARpw
もしご興味を持っていただけましたら、ご覧いただければ幸いです。
 
※ちなみに今、お酒を飲んでいまして、酔った勢いで書いている文章です。
感情丸出しで、すみません。。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
 


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