どうも、大河内薫です。
さて今日のテーマは、「重要な事は何度でも言おう」です。
こんなマインドセットが大切ですよと言うお話をしたいんです。

■発信者の悩みとメンタルブロック

僕は、2017年頃からTwitterやYouTubeなどで発信を始めたのですが、その発信の内容が、短い間隔で繰り返してもいいのかなぁと悩んでいた時期があるんです。

2か月前に経費をテーマにして動画撮ったけど、また同じテーマで話していいのかな？
何度も同じ話を聞かされたリスナーさんはどう思うだろう？

そんな事を思う時もありましたが、この様なメンタルブロックは、出来る限り早い段階で取っ払った方がいいですね。
発信をしていると、どこで何を喋ったか全く覚えてないんです(笑)。
発信している数が多すぎてと言う事もあるのですが、もう脳みそに残ってなかったりします。

発信するために、調べたり、勉強したり、インプットして準備するのですが、アウトプット(発信)すると自分の中から消えてしまう事もあります。
つまり、脳みそのリソースには限界があるって事ですね。

■定着させるには繰り返しが必要

だから、脳みそに記憶として定着させる事ってめちゃくちゃ大変なんです。
いっぱいになっている脳みそのリソースに、重要な事を定着させるには、何度も何度も繰り返し話していく必要があるんです。
今お話ししている事も、知ってる人からすれば「また同じ事言ってる」と思うかもしれませんが、全員知っておいた方がいいと言うお話だから、何度でも言うって事です。

このマインドセットになるまでは、結構時間かかりました。
同じ事を何度も何度も言って、YouTubeの視聴者やVoicyのリスナーの人が離れてしまわないかなとか。
でも「もうその話は聞き飽きたよ」と言ってくれる人は、卒業なのかもしれないなと思えるようになった事で腑に落ちました。

僕のお話は基本的に、

「マネーリテラシー上げようぜ！」
「お金の教育を子供たちにしていこうぜ！」

と言うお話なわけです。
それを「もう聞き飽きたよ」と言ってくれる人には、おそらく最強のマネーリテラシーを持っているって言う事なんです。
あとはその人たちが、それぞれの大切な人に「マネーリテラシーの環」を広げていって欲しいなぁと思います。
同じ事を話す事で聞かれなくなったり、見られなくなると言う事は、それはそれでいい事なんだと言う所に落ち着きました。

勘違いして欲しくないのですが、「くだらない事」を繰り返し話すのは辞めた方がいいです。

「生きているなら全員これ知っといた方がいい事」
「人生において超重要な教訓」

と言う内容であれば、何度も何度もお話して、その人に定着するまで繰り返していきましょう。

■お金の話をする環境を整備する

僕は「お金の教育を広め、マネリテラシーを高めていく」と言う活動をしているので、お父さんやお母さんの前でお話をする事が結構あります。
お父さんやお母さんにお話をしていると、

「何歳から子供にお金の話をすればいいですか？」

とよく質問されます。
これ皆さんどう思います？
何歳くらいからすればいいと思いますか？

恐らく正解はないです。
ただそう答えてしまうと、質問してくれた人は悲しい気持ちになると思うので、僕は

生まれた瞬間からです！

と答えています。
加えて、

普段からお金の話が耳に入ってくる環境と言うのは決して損をする事ではないので、夫婦でお金の話をする時は、お子さんもいる前でしてください。
まだお子さんがいないのであれば、夫婦でしているお金の話を、お子さんができたあとも変わらずにずっと続けるようにしてください。
リビングでしていたお金の話を寝室に持ち込まないでください。

とも答えています。

これが、「お金の話をする事が当たり前になる」と言う状態だと思うんです。
夫婦でお金の話をする事って、多かれ少なかれ必ずあると思います。
我が子の教育資金の話だったり、自分たちの老後の資金の話なんかをしますよね？

リビングのベビーベッドで、生まれたばかリの言葉も通じない我が子が寝ていても、夫婦でお金の話をそこでするわけです。

子供が5歳、6歳、7歳と大きくなるにつれて言語を理解するようになってくると、今までリビングでしていたお金の話を急にしなくなってしまうと言う家庭が多いんじゃないかなと思うんです。
それをやめましょう。
子供がちっちゃい頃にしていたお金の話を、子供が大きくなってもいつもと同じように、場所も変えずに家族が集まるリビングでしましょう。

人生において一番の武器は、お金の話を忌憚なく、いつでも相談できる相手がいると言う事です。
これが一番重要なんです。
お金の話を日頃から当たり前のようにできる環境があるならば、何の心配もいらないです。
わからない事は聞けるし、困った事は相談できますからね。

ほとんどの日本人にはこの環境がありません。
今から子供たちにこの環境を作っていきましょう。

僕らの世代は、親とお金の話をする事なんて全くないと言う時代でしたが、これからはご自身のお子さんに、お金の話をしていいんだよと伝えてあげてください。
お金の話をする事はとてもいい事なんだよと教えてあげてください。
その環境を整備しておいてください。
兄弟・姉妹の間でもお金の話を気軽にできる環境を整備してあげてください。
その環境を整備できるのは、親であるあなただけなんです。

「なるほど！」だったり「忘れてました」だったり「最近出来てなかった」と言う人がいる限り、何の迷いも遠慮もなく、何度も何度もしっかりと話していく事が重要なんです。
迷ってる場合じゃないよと言う、このマインドセット重要ですよと言うお話でした。

■お知らせ

最近、「お金のお守り本」と「フリーランス税本」のお話をあんまりしなくなったんです。
これなんでしてないかと言うと、おかげさまでずーっと売れ続けているので、単純に僕がサボってただけです。

ありがたい事に「フリーランス税本」は日本の歴史上一番売れている税金の本ですし、「お金のお守り本」も2年で12万部を突破した、素晴らしいベストセラーと言う称号を得た本なんです。

僕としては売れる事が目的ではなくて、みんなに届く事や読まれる事が目的なので、これまでも学校などへコツコツと寄贈して、全国の子どもたちに届けてきました。

本を届けると言う活動は、これまでもしっかりとやってきたんだけど、定期的にお話ししなきゃいけないなと思いました。
Voicyで「お金のお守り本」や「フリーランス税本」のお話をすると、毎日Voicyを聞いていたけど本はまだ読んでなかったと言う人もちらほら出てくるんです。
そういう人にも読んでほしい、届けたいってと言う思いがあるので、全員に届くまでしっかりと定期的にお伝えしていこうかなと思います。

「貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください」と言う長いタイトルでおなじみの通称「お金のお守り本」は、老若男女が笑ってお金について学べるギャグ漫画です。
資産形成をして、老後に足らないと言われている資金を今から確保しましょうと言うところをゴールにして、しっかりと読んで行動すればそこまでたどり着けると言う構成になっています。

そして「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! 」も、老若男女が笑って確定申告について学べるギャグ漫画です。

これをしっかりと読んで行動すれば、確定申告提出までたどり着けると言う一冊です。
どちらの本もご興味があれば読んでください。
書店で立読みして、自分に合いそうだなと思ったら手元に置いてくれたら嬉しいです。

僕の本以外にもベストセラー本はたくさんありますから、他の本も自分に合うなと思うものを選んで、しっかりと理解して行動に移し、マネーリテラシーを上げていって欲しいなぁと思います。

本日も張り切っていきましょう。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね！

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