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【椎間板ヘルニア】新開発の手術法だからといって優れているとはいえない

■椎間板ヘルニアと診断された下肢痛患者328名を


・チュブラーレトラクター椎間板摘出術群(新開発の低侵襲手術)と


・標準的顕微鏡下椎間板摘出群


に割り付けたRCTによると、

疼痛改善率はチュブラー手術群より顕微鏡手術群の方が優れていた。


また1年後の回復状況を良と評価した患者は


・チュブラー手術群が69%で


・顕微鏡手術群が79%、



合併症はチュブラー手術群の方が多く、

再発や再手術は顕微鏡手術群の方が多かった。


新開発の手術法が優れているとはいえない。

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