見出し画像

私が大まるを選んだ理由

まぁ実際年齢が上がれば上がるほど💮派の人が多いのかなと思います。
私の年齢で大まるを書くのは珍しいんでしょうね。
きっかけは、四年前のスランプというか絶不調でした。
実のところYoUTubeで暇つぶしに出会ったのは💮の方です。そこではイケメンの大野君が、お金持ちで優しい花輪クンのライバルとして登場します。まあ💮は💮で大野君が出てこなければそれで面白いです。ただ、私は子供の頃、主に少女漫画を読んでいて、ヒロインが必ずその作品の中の一番のイケメンと結ばれるというパターンが王道だと刷り込まれていましたし、何より母方の家系の影響か面食いなので、これ花輪クンと大野君の立場を入れ替えたほうが正常運転じゃね?と思いました。
そこで私は初めてpixivの検索機能を使い大まるを探してみました。2018年末当時では結構古めの作品が多かったかもしれませんが、ちゃんと描いている
人がいるんだということに感動と喜びを覚えたものです。私はパイオニアになるにはビビりな質なのでね。
本格的に作品を製作しようとしたのは、2019年初頭からでした。2018年までは一次創作がメインとしてありましたが、私の一次創作は悲劇的歴史の大河巨編みたいなのばかりで、しかも登場人物があまり魅力的じゃなかったです。確かに一次創作をする人は偉いのかもしれないですが、私はもうすでにある基盤の中に自分の色を刷り込む方が楽でした。しかも二次創作であれば自分でもハッピーエンドを作れることに気づいたのです。これは大きな発見でした。
そこで私は個人的に尾崎豊さんの大ファンなのですが、その楽曲の中で『Forget-Me-Not』という歌があって、君が教えてくれた花の名前は街に埋もれそうな小さなワスレナグサ…というのが曲のラストフレーズなんですけど、そこから「Forget-Me-Not 神様がくれた恋」(旧名小さなワスレナグサ)という物語は生まれました。これは青いワスレナグサの咲く教会で、この教会で出会った男女は必ず結ばれるという伝説に導かれ、天命の如く大野君とまるちゃんが幼稚園の年長の頃に出会う話です。もうひとつの「OhMyLittleGirl 最愛なる君へ」はもともとバラバラに描いていた大まるものがたりを一つの系統に統合させた話になります。こちらの大野君の方がやりたい放題で、まるちゃんも若干芯が強めです。私は恋らしい恋をしたことがないので恋愛ファンタジーと言えばそれまでですが、どうぞ温かい目で完結まで見守ってください。
今は大まるに出会えて本当に良かったと思っています。暗黒の創作活動から射した一筋の光、それが私の大まるであり創作の救世主であったと思います。