見出し画像

大まる以外の世界線

私は大野君とまるちゃんにはそれぞれ人生の理想像を背負ってもらいました。原作から程遠いのは認めます。特にまるちゃんは、私のバイブル『ときめきトゥナイト』の初代ヒロイン・江藤蘭世の第一部の後半部分がベースですし、私が人生で果たせなかった諸々の事を叶えてほしいという想いで書いています。原作の面影は果てしなく薄めです。大野君は大野君で私の思うヒーロー像の理想がまず原型にあります。はっきりいいますと私は第3期のちびまる子ちゃんをあまり見ていませんので、大野君のイメージは映画『大野君と杉山君』の時のキレやすい粗暴なガキ大将的なイメージと第2期のみんなから頼られるガキ大将的(別に皆に優しい紳士ではない)なイメージが強めで、理想の原型プラス映画と第2期のイメージで作られています。


ただし大まる以外の脇役に関してはあまり原作をいじっていません。たまちゃんは親友想いで正義感が強く、杉山君は親友をサポートし大野君とは逆に誰にでも爽やかな男気のあるイケメンなんです。ちょっと願望強めに書いたのは城ヶ崎さんです。私は美人でカッコイイ城ヶ崎さんがまるちゃんと同じくらい大好きです。そんな彼女は子供の頃はクラスの女子に慕われ、男子には畏れられる「女番長」であり、成長後は男女問わず好かれる女優の北川景子さんみたいな存在になります。面倒見の良い姉御肌でストーリーのキッカケをくれるストーリーメーカーになることも多いです。まあ以外に優しくて女の子らしい親友の笹山さんの方がモテるかもしれませんけどね。大野君もすごいイケメンではあったとしても、顔を見て選ぶ女性で尚且つ偏執的な性格の女性でなければモテないと思いますよ、うちの大野君は。大野君より女性たちみんなに優しくてお金持ちの花輪クンの方が多分モテますよね。人間界の摂理ってやつかな。


ただちょっと困っているのは、たまちゃんの恋人がForget-me-not(ワスレナグサ)編とOhmylittlegirl(旧大まるものがたり)編では異なることです。ワスレナグサ編では杉たまです。これは分かりやすく描きやすいです。旧大まるものがたり編では杉山くんの恋人はかよちゃんなので、たまちゃんは原作通りアメリカ留学し国際結婚するか、去年アニメで見た「雨降り小町」という話で花輪クンが満更でもなかったようなので(深読みすれば)、花たまもありかなぁなんて思ったり悩んでおります。