【国語】「さかだち」を描かせると子供の絵がぐっと上手になった
さかだち」ありまたかし
ぼくはもっている
ちきゅうを
りょうてで
国語教師をしているとよく見かける有名な詩です。
これを読ませる前に、公園へ遊びに行って「さかだち」の写真を撮りました。
余談ですが、私は2年前くらいから一生懸命逆立ちの練習をしています。姿勢矯正や筋トレの一環としてやっていますが、「練習すればちょっとずつでもちゃんとできるようになっていくんだなあ」としみじみとしているところです。
子供、特に男の子には逆立ちの練習が非常におすすめです。それほど難しいことではないのに一瞬でもできたら「おおっ」と人に注目されます。それだけのことが大きな自信につながったりします。私は子供のとき、できる気がしないので練習しようとすらしませんでしたが、大人になってから練習してみたら現にちょっとずつですができるようになっています。
子供のうちに「練習すればできるようになる」という体験をたくさん積ませてあげたいものです。
いい感じの写真を撮るためにけっこうな時間を使いました。
そして後日、問題を解いてもらったあと、何も解説せずすぐに、
「では逆立ちの絵を描いてもらいます!」
「写真をよ〜く見て、なるべく正確に描いてください」
と、スケッチ大会を始めました。
改めてじっくりスケッチしてみると、いろいろ発見があって楽しいです。たとえば、普通に立ってバンザイをしているときと、逆立ちしているときとでは、同じポーズでも肩にぐっと力が入っている感じが全然違います。それが絵にもちゃんと表れます。
私の絵は、小さくまとまりがちです。妻はニュアンスを伝えるのが上手で、絵に伸びがあります。
娘の絵には「肩がない」という、発見もありました。
そのあとに描いてもらった絵がこちらです。
右の逆立ちの絵を、さらっと描きました。一度スケッチしただけなのに、要点をよくとらえてます。子供の吸収力はすごい。
なんでもやればできるようになります。
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