業務ローテーション

私の職場ではこの時期に新入社員が入ってくるので、今は業務ローテーションの時期になります。1年での業務ローテーションが通例です。

1年というのは意外に短いもので、業務に慣れるのに半年くらいかかり残りの半年で業務の課題が見つかり、いざ改善しようと思うと引継ぎになってしまいます。結果業務の改善があまり行われないままとなります。引継ぎの際に課題の引継ぎも行われれば良いのですが、ほとんどは作業のみの引継ぎに終わります。業務が改善されないままでいるのは企業にとって良いことではありません。引き継いだ状況よりも良くして次に渡すのが担当者の役割であると思います。

これらの状況をふまえて課題の共有(見える化)を推進しようと思います。具体的にはTeamsで担当毎に日々見つかった課題を記載してもらいます。担当時期に解決した課題は完了マークでもつけてもらます。残った課題は次の担当の課題になるわけですが、引き継いだ時点で課題が見えているのは後任者にとってもメリットがあります。課題があることを意識すれば仕事の理解も進みます。担当以外の人も他の仕事で起きている課題が見えるのはフォローしやすい環境になります。

私は作業の見える化を進めたい派ですが、中には見える化することが苦手な人もいると思います。自分の作業が見えるのが恥ずかしいからだと思いますが、作業がブラックボックス化するのは情報が閉ざされる訳なのでオープンにして得るメリットの方が大きいと思います。

残り一か月の石川での生活ですが、日々課題は見つかっています。

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