ビジネスライクじゃない、人間的な寄り添い
本日、とある案件に前倒しで納品できて、ホッとしている。
夜遅かったのにも関わらず、すぐに確認いただき、お返事をくれたクライアントさん。
その心意気に心が動いたので、忘れないよう綴ろうと思う。
体温がのったねぎらいの言葉
テキストになると、途端に冷たさを感じるときがある。切れ味を感じ、傷つくことも……。
私のクライアントさんの中にはそのような方はいないが、テキストコミュニケーションは注力するポイントでもあり、私も温度感には気を配っている。
たとえば、
なるべくターンを少なくした方がいい方
細やかに連絡した方がいい方
ビジネス文章をお好みの方
本当にさまざまだし、どれがいいと断言できるものではない。
クライアントさんの温度感に合わせるようにしているし、合わせられるスキルを身につけられた公務員時代に感謝しかない。
それでも、クライアントさんご自身がこちらの状況を想像し、言葉に添えてくれるとうれしい。
たとえば、今は息子と私が体調回復している最中なので、その状況を心配してくれると正直うれしい。
さらに「お子さんの看病が大変な中、執筆してくれてありがとう」と言われ、どれだけ心が救われたか。。計り知れない喜びが私を包んだ。
夫に頼れない中、息子の看病もしつつ、自分も労わりつつ、質の高い文章を書き、納期内に納品する。
もちろん当たり前の行為だが、そのことを想像し、言葉で寄り添ってくれるのが何より励みになった。クライアントさん自身が、こちらに歩み寄ってくれて、距離を縮めてくれたのが、なんだか人間らしくて好きだったのだろう。
私も逆の立場になったら、そういう声かけをしようと心に決める。
「納期は厳守」
今まで着々と遂行してきたけど、その背景に想いを寄せてくれると、孤独だった日々が報われるような気がする。
言葉ってすごいな!
いただいたメッセージで、心がこんなに温まるとは。
その思い、ちゃんと届いてます!
クオリティは妥協しない!でも褒めポイントもしっかり伝える
文章に関しては厳格だ。
なので、返信がくると、いつも背筋が伸びて、開封するのに緊張が走る。
(これは、どのクライアントさんも同じ)
仰ることは理路整然としていて、理由まで添えてくれて、大変学びになっています。
しかも、テキストだけでなく、音声でも伝えてくれるという神対応。
テキストだと凹むようなことも、音声ならぐっと身近になるから不思議。
余計な手間でしょうに、ライターへの配慮に優しさと大切にされている実感を感じる。
そして、褒めポイント。
まず、文章自体のクオリティが上がっていると言われました。うれしすぎる!
普段、自分の文章を客観的に見られないから、正当に評価されるのはありがたいこと。
ただ、もっと工夫できること、学ぶべきことはいくらでもあるから、褒められた分だけ頑張りたいと思える。
GIVEされたから、GIVE返しをしたくなるのかな。恩には恩で返すのが、私流。
そして、数か月前とも比較してくれました。
この領域は私には未知なので、優秀な編集者さんから見た文章の変遷を見ていただけると、喜びで舞い踊りそう(笑)
もちろん安心は衰退の始まりですから、褒められシート(落ち込んだ時ときに見るシート)に貼りつけて、また邁進します。
ライターとクライアントさんの程よい距離感
どんなライターを選ぶかクライアントさんも見てますが、私もいろんな編集者さんを見ています。
この前、ライターの先輩のかこさんと話したときに、「結局、クライアントさんを推せるかどうかが大切」ということに落ち着いた。
推せる方であれば、質の高い記事も自然と書けるし、やる気も出てくる。妥協したものは見せたくない。
ただ、推しのクライアントさんとの関係は馴れ合いではなく、程よい距離感がちょうどいい。
でも、ビジネスライクな距離じゃない、寄り添い。人間臭くて、愛らしい部分が見えること。
人として労わって、言葉をかけてくれる。
テキストの向こうにいる私を想像してくれる。
それが、クライアントさんにあると感激するんだと発見した夜でした。
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