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ぼくのオススメBig Beat #1 Slab『Ripsnorter』

今日、ご紹介するのは1999年Hydrogen Dukebox RecordsからリリースされたSlabというアーティストの『Ripsnorter』というアルバムです

一般的にBig Beatと言うと、賑やかで明るい陽気なダンスミュージックの印象が強いかも知れませんが、Slabはダークで冷たい音色と沈んでゆくようなメロディーが特徴的で、Massive AttackやPortisheadらブリストル一派や、Trip Hop、Downtempoとも共振するような暗さが、Big Beatの中にあって、とても個性的です

とは言え、やはりBig Beatにカテゴライズされるだけあって、内省的というよりは、やはりビートメイクとウワモノやサンプリングのネタ使いがHip Hop寄りで、全体を通すとダンサブルで身体的な音楽に仕上がっています

なかなか異色のBig Beatだと思いますが、かなりインパクトも強く完成度も高いのでオススメです

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