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第26章 マラカイトの守護者(Malachite) ~肉体の調和 「石の精霊の叡智」Michael Katz (著)

意識を内側に向けると、波のようなリズミカルな動きに巻き込まれ、それがまず下へ、そして上へと流れていった。この動きを何度か繰り返しているうちに、上向きの波は頭のてっぺんでは止まらず、さらに続いていった。そして気がつくと、私は宇宙空間に浮かんで地球を見下ろしていた。

そこで私はマイケルと形のないマラカイトのガーディアンに出会った。ガーディアンはエネルギーの渦として現れていた。この渦の中に入るのは簡単だった。

生きた図書館

私の目的は、地球に関する情報を記録することです。私は地球に連れて来られたわけでも、地球が形成されたときにできたわけでもありません。ある種族が、他のジェムストーン・ガーディアンから聞いたことがあると思いますが、この惑星にすでに存在していた物質を、彼らの力を使って集め、マラカイトを形成したのです。この存在達の主な任務のひとつは、様々な惑星に関する記録を残すことだということを覚えておいてください。これらの記録には、惑星の進化や、鉱物、植物、動物、人間など、惑星に生息する生命体に関する情報が含まれます。これらの生命体が互いに、また惑星とどのように相互作用しているかを記録するのです。

これらの記録の中には、地球で保管されるのがベストなものもあれば、この存在達と一緒に持ち出されるものもあり、また地球で保管されてなお、外に持ち出されるものもあります。マラカイトは地球に関する情報の収納庫として形成されました。地球の生命体に関する情報に加え、マラカイトには惑星そのものの機械的な仕組みや、惑星と太陽系、月、太陽、さらには惑星が属する銀河系との関係に関するデータも保管されています。

どのような石であっても、惑星に植えつけられたら、その石が惑星固有の情報を保持することができるというわけではありません。情報が正確であるためには、その情報を収容する物質がその惑星の元素から特別に形成されていなければなりません。ですから、マラカイトは地球以外には存在しません。生きている惑星にはそれぞれ、その惑星に関する情報を収容するための特別な石が存在します。

クオーツ(水晶)にも情報を保存することができます。しかし、私が情報を保存する方法や情報の種類は、クォーツのそれとは異なります。夢やアイデア、数式、病気など、想像できるものならほとんど何でもクォーツに保存することができます。私は地球の情報を集めるようにプログラムされています。私が受け入れ、保存できるのは地球から集めた情報か、マラカイトを創った種族から与えられたものだけです。

マラカイトの波動

私と出会う直前にあなたが体験した波のような動きは、私が情報を集める際の鍵となります。私の外見に特徴的に現れる黒や深緑の帯が、この波を起こすのです。私の波の動きがどのように惑星に関する情報を収集するのか、そのメカニズムを説明するために、図解の言葉を使って簡単にお話ししましょう。

私が地球に送る波の動き、もしくは周波数には、それぞれ特定の日付が付けられていますが、それ以外の情報はありません。波が地球に渡る間に情報を収集します。それがマラカイトに戻ると、情報が蓄積され、カタログ化されます。

私の波は比較的直線的に、マラカイトの黒い帯に垂直に伝わります。波が地表に到達すると、跳ね返って地球に戻ってきます。例えば、アリゾナ州の地下にあるマラカイトから発信された波は、中国の地表の下で跳ね返って地球に戻ってくるといったように。その後、南極の地表で跳ね返り、ドイツの地表で跳ね返った後、地球上のどこかのマラカイト鉱床に戻るかもしれません。

マラカイトとマラカイトが発する波の周波数との間には引力があるため、最終的に波はどこかのマラカイトに到達します。その周波数が、元のマラカイト(この例ではアリゾナ州)に戻るか、他のマラカイトに戻るかは問題ではありません。

マラカイトのかけらは地球上に数千万個散らばっているかもしれませんが、これらのかけらひとつひとつがマラカイトというひとつの体の一部であり、ある意味ではマラカイトの守護者である私なのです。この点で、マラカイトは人間や動物、植物とは異なります。動物や植物が生命を維持するためには、すべての細胞が互いにくっついていなければなりません。マラカイトは地球のどこかに存在するだけで、マラカイトというひとつの生命体の一部になるのです。

「アリゾナで発生した波がカナダのマラカイトに到達した場合、アリゾナのマラカイトはカナダのマラカイトに堆積した情報を知ることができるでしょうか?」

一度波の周波数を受信すると、その日付と波が収集してきたあらゆる情報が記録されます。この情報は波動を形づくるパターン(模様)として現れます。

アリゾナのマラカイトは、こう言われます。「あなたが送り出した波が戻りました。もうその周波数を引き寄せる必要はありません。その波はカナダに帰ってきて、私たちはその情報を受け取りました。」

ところで、皆さんは「波動」、「周波数」、「エネルギー」という言葉を同義に使っていますが、私の意見では、実際には違います。

アリゾナのマラカイトは、マラカイト全体の一部であることを忘れないでください。物理的なレベルでは、必ずしもカナダに堆積した情報を含んでいるわけではありません。しかし、人は世界中のマラカイトのどの部分からでも、マラカイトが収容するすべての情報にアクセスすることができます。これは、人体の各細胞が体全体の遺伝情報を持っているのと同じことです。もちろん、これはあくまで例え話であり、何かの全体がその一部分に反映されることを理解していただくためのものです。

「マラカイトが人間にどのように作用するのか、教えていただけますか?」とマイケルは聞いた。

マラカイトが人間に作用するためには、球体にカットされていなければなりません。人間がカットされていないマラカイトの石を持っても、その人には何の効果もありません。では、そのマラカイトの石を植物の鉢植えの中に入れると、鉢の中の土を通して波を発し始めるでしょう。また、マラカイトの石を外の土の中に埋めたとしたら、まるで一度も採掘されたことがなかったかのように、その石は地球のために働くでしょう。

マラカイトの球体を身につけ、金属でおおわないようにすると、マラカイトと人間の間に不思議なことが起こります。もちろん、治療用品質の球体のアースストーンや宝石を身につけても、何か不思議なことが起こります。なぜ球体が、他のどんな形にもできない方法で、人間に深く触れることができるのか、その仕組みをすべて理解していただけるかどうかはわかりません。私は、あなた方が球体の力を知る準備ができていることに少々驚いています。宝石を含むすべての生命を統率するスピリットが、あなた方を準備ができたとみなし、球体の知識をもたらしたのには理由があるはずです。

マラカイトの球体は、身につける人のオーラによって目覚めたとき、効果を生み出し始めます。それからマラカイトの波は、心地よい、リズミカルな流れで、体を下へ上へ、下へ上へと移動します。波が身に着けているマラカイトの球体を通過するたびに、情報は蓄積されます。

体が奏でる音楽

マラカイトが人間にどのように働きかけるかをよりよく理解するためには、調和と不調和についてより深く理解する必要があります。これらの概念を音楽用語で見てみると、役に立つとかと思います。

Cメジャー・コード(ハ長調)は、3つの音からなるシンプルで調和のとれた C、E、Gコードです。この3つの音が奏でられると、和音はハーモニーを奏でるので、耳に心地よいものになります。不調和は、同じ和音に属さない音が同時に演奏されたときに起こります。例えば、C音の代わりにF音がE音やG音と一緒に演奏されると、不調和が生じます。

さて、もし音符がお互いの音を聞くことができたらどうなるか、推測してみるのも面白いでしょう。もし音符がお互いを意識して、F音、E音、G音を鳴らしたとしたら、音符はお互いに調和していないと認識することでしょう。そうすれば、F音ではなく、おそらくC音が演奏され、調和のとれたハ長調の和音が生まれるでしょう。

身体の不調和は、身体の一部が他の部分の動きを把握していないときに起こります。身体の各部分が、他の部分がどの音を弾いているのか聞こえないのと同じです。そのため、身体は不調和が存在することに気づきません。

例えば、足首がCの音、膝がEの音、腰がGの音を鳴らしていれば、足が調和しているのでスムーズに歩くことができます。しかし、足首がC音ではなくF音を弾き始めると、不調和が生じます。そうなると、歩こうとすると違和感や痛みを感じるかもしれません。

私が説明したいのは、体のある部分が他の部分とうまく連動しなかったり、ある部分が他の部分の動きを把握していなかったりすると、不調和が生じやすいということです。身体のある部分が他の部分と調和しない音を出しても、身体はその結果生じた不調和に気づかないかもしれません。その結果、不調和を防いだり修正したりする努力もしません。この不調和な音を奏で続けると、不調和は痛みや病気に発展するのです。

身体を調和させる

マラカイトの球を身につけると、マラカイトが、体には聞こえない体の不調和音を「聞く」ようになります。マラカイトの波の周波数が体を上下する最初の結果として、事実上、音量が上がります。これにより、不調和な和音が体に聞こえるようになります。その時の反応は 「ああ、ひどい音!足首さん、F音を出すのをやめて!代わりにCの音を出すべきよ!」となります。

マラカイトを長く身につけていると、体から調和のとれた音楽が聞こえ始めるかもしれません。そしてあまり喜ばしいことではありませんが、体の不調和な音楽も聞こえて来るかもしれません。体にどれだけの不調和があるかにもよりますが、この音楽が聞こえるようになるまでには、数週間から数ヶ月かかるかもしれません。しかし、たとえ音楽が聞こえなくても、自分の体の状態を知り、理解できるようになると思います。

健康になることはもう無理だと思っていた部分に、癒しの可能性があることに気づくようになるでしょう。これらはすべて、あなたの体のすべての部分が、他のすべての部分を意識するようになることから生まれます。

マラカイトは、この地球上のすべてのマラカイトの小さなかけらが他のすべてのかけらを知っているように、体のすべての細胞が他のすべての細胞を知るのを助けます。興味深いことに、人間の細胞とは異なり、私の 「細胞 」はすべてが互いに触れ合っているわけではありません。それでも私は、ほとんどの人間が自分自身を知っているよりも、自分のことをよく知っていると感じています。私はあなたの細胞に体の他のすべての細胞を知る方法を教えることができます。大昔、マラカイトが最初に形成されたとき、マラカイトの各細胞が他のすべての細胞とどのようにコミュニケーションできるかを教えられたように。

体のある部分が、他の部分で何が起こっているかを知っていれば、体が病気と闘うためにすべての力を結集させることがずっと簡単になります。例えば、肝臓に腫瘍があるとしましょう。この腫瘍が悪性化しても、体の他の部分にはそれがあることがわからないかもしれません。なぜ肉体が頻繁に有害なものを隠してしまうのか、正確にはわかりません。おそらく、あなたの肝臓、腫瘍、そして腫瘍をもたらした状況の所有者として、あなたは自分のある行動がこのような病気をもたらしたことを知りたくないのでしょう。あなたの心がそれに気づいていないのですから、あなたの肉体の大部分もそれに気づいていないでしょう。あなたが真実と向き合いたくないのなら、あなたの肉体もそうでしょう。

このような場合、私はあなたの肉体が肝臓の腫瘍を発見する手助けをすることができます。私は身体のすべての細胞に、他のすべての細胞で何が起こっているかを知らせます。そして細胞が肝臓に隠れている腫瘍を見つけたら、あなたの身体の自然な生存メカニズムが、免疫システムや排泄器官、その他身体が必要とするあらゆるシステムを呼び出して、その腫瘍に働きかけ始めます。

このプロセス全体は、あなたが腫瘍を作り出した状況に責任を持とうとする気持ちがあれば、大いに促進されます。もしあなたが「私が腫瘍を作ったのではありません。私は職場で化学物質にさらされたので、私のせいではありません。雇い主のせいです」と言うのであれば、あなたにはまだ解決し、責任を取るべき問題が残っているかもしれません。雇用主に対する怒りを外しましたか?雇用主を許しましたか? この経験があなたに与えている教訓を受け入れ、解決に向けたステップを踏み出す意志はありますか? これらの質問のひとつひとつに、前向きに、正直に答えることが、責任を取るひとつの方法です。

マラカイトは着用者に利益をもたらすように働くことを理解してください。 なぜなら、一つの細胞が他の細胞の動きを知っていると、自然と大きな調和が生まれるからです。肝臓に腫瘍が潜んでいるかもしれないことを知りたくない人や、自分の中で調和をとりたくない人は、マラカイトを身につけたくないでしょう。

マラカイトを身につけた人が経験する効果は人それぞれです。というのも、私の波のような動きの副作用は、実にさまざまな形で感じられるからです。ある人はマラカイトが滞った体液を分解し、鬱滞を解放し、ある人は循環を高め、またある人はチャクラを開きます。ある人は、マラカイトが眉間のチャクラを開くと言い、その結果スピリチュアルな体験が得られることをマラカイトのおかげだと言っています。マラカイトの波のような動きは、体全体に拡大する調和を定着させ、邪魔になるものをゆさぶり、分解するだけです。

マラカイトの目的は、全身の細胞が調和のとれた和音を奏でることなのです。マラカイトの球体を長い間身につけている人から発せられる音楽は美しいものです。この音楽は、調和の波動が音で表現されたものです。すべての細胞が調和しているとき、どの音も他の音の響きを打ち消したり弱めたりすることはありません。個体は音楽で鳴り響きます。

マラカイトを1ヶ月間身につけた後、身体の音を増幅するマイクを持っていたとしたら、体の一部が調和した和音を奏で、他の部分が不調和なものを奏でるのが聞こえるでしょう。これは、マラカイトを身につけると、体の一部が他の部分よりも迅速に調和するためです。また、全く音楽が聞こえない部分もあるかもしれません。これらの領域では、音が互いに打ち消し合っているでしょう。

不協和音の音楽が聞こえることは、全く音楽が聞こえないよりはましです。一旦不協和音に気づけば、身体はその不協和音を調和させるために全力を尽くします。音楽が聞こえない体の部分こそ、心配すべきなのです。私はマイクとそれをどう応用していけるかについて触れましたが、これは今後の展開を示唆するものです。このマイクは、おそらくこの地球上にはまだありませんが、すでに存在しており、診断に使える基本ツールなのです。このマイクを使えば、身体のさまざまな部分から発せられる音楽を聴くことができます。例えば、胃の不調和を引き起こすものを食べた後の、胃の音楽の変化を聞くことができます。自分の身体が歌っている不調和な音楽を聞けば、不調和の原因となった食べ物を食べたくなくなるでしょう。そして、身体が自分自身と調和しているときに、どれほど美しい音色を奏でることができるかを聞けば、インスピレーションが湧いてくるはずです。

惑星の情報にアクセスする

「私たち人類がこの惑星についてマラカイトからどのように学ぶことができるか教えてもらえますか?」とマイケルが尋ねた。

マラカイトに蓄積された情報にアクセスする方法を知りたいのですね。あなた方の惑星のマスターとして、つまり、あなた方が惑星のマスターとなった場合、あなた方にはこの情報を得る権利があります。現時点では、あなた方地球人はまだ自分の惑星の奴隷であり、太陽系や銀河系、他の惑星との関係について制限された概念に縛られています。

何らかの理由で、地球の権力者の多くは、すでに知られている特定の真実を一般の人々が扱えないと感じています。これらの真実は、あなたの惑星、月、火星、太陽系の他の惑星、そして他の惑星からの訪問者に関するものです。

知識は力です。 そして、この場合、力とは大衆から隠された知識のことです。私たちは太陽を背に月と地球の間に存在しますが、一般大衆がすでに知っていることは、実はそのほんの一部でしかないのです。

人々はこの情報のために祈り、それを受け取る準備はできています。多くの人が地球外生命体にこの情報提供を求めています。

それゆえ、惑星、月、太陽系に関する多くの情報が、他の場所や他の時代の存在を「チャネリング」する人を介して提供されています。残念ながら、この情報の多くは正確ではありません。

もし権力者たちが、大衆がこの情報を受け入れる準備ができていることを理解し、それを共有するならば、あなた方は間違った情報を受け取るリスクを負うことはないでしょう。

惑星Xの存在があなた方一人を介してコミュニケーションを取ってくる場合、その存在は最善の糸を持っているかもしれませんし、実際には惑星Xに関する正確な情報を提供するかもしれません。 ただし、惑星Xの法則は必ずしも地球の法則に当てはまるとは言えません。

そのため、この技術情報の一部を利用すると、お金や時間、そしておそらく命さえも無駄になりかねません。地球の人々は、特にそれが遠くから来るものである場合、権威を楽しんでいるように見えます。地球人にとって、遠くから来た人ほど権威があります。その人物が他の国から来ようと、惑星から来ようと、はるか遠い時代から来ようと関係ありません。地球はアトランティス時代とは異なり、決してかつての姿ではありません。世界は大きく変わりました。アトランティス以降、クリスタルや鉱物が植えられ、振動数が変化し、人々の意識が上昇し、気象パターンや大気中の要素が変化し、地球の極性、磁力線、パワーポイントが変化しました。地球は、アトランティスの時代とはいろんな意味で異なる惑星なのです。

もしあなたが自分の星の仕組みについて知りたいのであれば、地球を一度か二度訪れたことがあるだけの惑星Xから来た人物と交信してはいけません。現在の地球について知りたければ、古代アトランティスから来た人物と交信してはいけません。地球についての情報が欲しいのであれば、夢のような情報の宝庫を求めるのに、自分の惑星の外を探す必要はありません。情報はここにあります。この星の中に。マラカイトの中にあるのです

「権力者が情報を隠しているというのは、科学者のことですか、それとも政府の人たちのことですか?」

科学者、軍、そして政府は、月や地球外生命体などに関する情報を、あなたが思っている以上に多く収集しています。しかし、彼らはこの情報を地球の他の人々と共有することに消極的なので、入手するには他の方法があります。それはマラカイトから得ることができます。

マラカイトを長く身につけ、その波動が身体を上下すればするほど、人々はマラカイトに含まれる情報を受け入れる準備が整います。そして、マラカイトを特定の方法で使用することによって、人々はこの情報を活用することができるようになります。

地球外生命体とマラカイト

「地球外生命体がマラカイトに特別な関心を持っていると聞きました。本当ですか? もしそうなら、その理由を教えてください。」とマイケルが尋ねた。

マラカイトが地球にとってそうであるように、どの惑星にもその惑星の情報を保存している石があります。マラカイトが特別なのは、鍵のない宝箱のようなものだからです。蓋を開けるだけでいいのです。なぜそうなのかはわかりません。私の情報にアクセスするテクニックはシンプルで、驚くほど簡単です。瞑想やスピリチュアルなエクササイズをする人は、この情報に最も正確にアクセスする脳の部分をすでに発達させています。したがって、彼らは最も成功するでしょう。しかし、この能力は誰でも開発することができます。

物理宇宙にある惑星にはそれぞれ独自性がありますが、他の惑星、特に鉱物組成が似ている惑星との間に共通点も多くあります。クオーツ(水晶)を主成分とする惑星とその住民は、他の惑星にはない親和性を地球とそこに住む人々に持っています。これらのクオーツ系惑星の人々が、他のクオーツ系惑星の情報にアクセスする簡単な方法を望むのは当然のことです。

地球外生命体は特に採掘されたばかりのマラカイトを欲しがります。というのも、私は採掘された後に汚染される可能性があるからです。私が保存している情報のパターンは、大気中の核放射線によって破壊される可能性があります。私の放射線を吸収する能力には利点があります。 それは、球体のマラカイトが着用者のオーラから有害な放射線を吸収するという点です。残念ながら、放射線が吸収されると、マラカイトに含まれる情報が変化してしまいます。

「マラカイトの岩から球体を切り取ると、情報は失われるのですか?」

いいえ。なぜなら、情報は私の結晶マトリックスの中に含まれているからです。覚えておいてください。マラカイトのどの部分からでも、マラカイトのすべての情報を取り出せるということを。それはまるで各細胞から全身の遺伝情報を見つけることができるのと同じです。

「なぜ私たちは今、この情報を受け取っているのでしょうか?」とマイケルが尋ねた。

大工は、全ての大工道具を使いこなす前に、名大工とみなされるのでしょうか? いいえ。人々は今、地球での生活をより極めるため、道具の使い方を学ぶ準備ができているのです。これが、あなたが今、ジェムストーン・ガーディアンにインタビューしている理由のひとつだと思います。

ジェムストーン、アースストーン、オーシャンストーンは、おそらく皆さんがこの地球上で持っている最もパワフルなツールです。私たちは単純な道具ではありません。私たちは複雑です。私たちは単なるハンマーやドライバーではありません 。私たちは洗練された、パワーツールです。宝石を最大限に活用するためには、使用者は、知性、知恵、創造性を備えている必要があります。

最後に、なぜマラカイトが存在するのかを明らかにしたいと思います。なぜ地球は、自分の星のこと、その歴史、それがどのように働き、生命や太陽系とどのように相互作用するかについての非常に多くの情報を記録できる石が必要なのでしょうか?

生命を維持するすべての惑星は、自分自身について記録を残す方法を持たなければならないという、霊的な法則があります。これはゲームのルールなのです。

図書館は常に貴重なものとされてきました。私は図書館のようなものです。したがって私は、他の宝石よりも、この惑星の宝物として存在します。私についてより深く知った今、あなたは宝箱を開けて、中に入っているものを享受することができます。そうする人は実に尊ばれ、祝福されています。なぜなら、彼らは利用可能なもの、そして実際に既に与えられているものを受け入れるためのステップを踏んでいるからです。

彼らが祝福されているのは誰もがマラカイトが提供する情報を受け入れる強さを持っているわけではないからです。

インタビューを受け、マラカイトに関する情報を共有する機会を得たことを光栄に思います。どうやら、マラカイトについての真実が知られる時が来たということなのでしょう。以上です。

「祝福がありますように。」とマイケルが言った。

祝福がありますように。

私の体内を流れる波の拡散が止まり、私は自分の目を通して地球を見下ろしていることに気づいた。宇宙船にも乗らず、宇宙服さえも着ずに宇宙にいる自由は爽快だった。マラカイトが人々に隠されているといった秘密を自分の目で知るために、月の周りを飛び回りたい気分だった。残念ながら、その冒険は別の物語が語られるまで待たなければならないようだ。

►第27章 ラピスラスリの守護者
https://note.com/open_art/n/n0e1ff0c5dfd0

►マラカイトの使い方、選び方


治療用品質のマラカイトネックレス (Malachite)

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