GainsightのInSided買収-「カスタマーサクセスサイト」によるデジタルカスタマーサクセスが盛り上がる
2022年1月、カスタマーサクセス最大手のベンダーGainsightが、カスタマーサクセスで用いることができるサイトプラットホーム「Insided」を買収したことが発表されました。本日はこちらのカスタマーサクセス業界のニュースについて解説します。
※カスタマーサクセスの新規取り組み、デジタル化、効率化、スケールをご検討の企業様はお気軽にご相談ください!
InSidedとは?カスタマーサクセスのためのサイト構築システム
InSidedとは、オランダの首都アムステルダムにあるカスタマーサクセスのためのナレッジベース・コミュニティを構築できるソフトウェア企業です。
米国では、カスタマーサクセスのサイト構築に用いられてるツールのうち、1位がSkilljarで、2位がInSided、といった順位で、openpageも同領域の製品を開発しているため、参考にしていたツールの一つです。
2019年にカスタマーサクセスの大型イベントであるPulseのヨーロッパ版を開催した際に、両者はパートナーシップを結び、GainsightはInSidedの販売代理も行っていました。
GainsightはInSidedの買収でテックタッチ支援を強化
Gainsightは、「Gainsight PX」と呼ばれる日本でいうところのKARTEに近いプロダクト内ポップアップによるテックタッチ製品の拡販を強化しており、今回の買収でGainsight PXとInSidedによるテックタッチ支援を強化する考えだとInSided側のCEOのロビン氏も語っています。
Gainsightは自社のカスタマーサクセスのテックタッチにおいても、ヘルプサイトはzendesk、トレーニングはskilljar、コミュニティはInSidedと複数のサイトシステムを用いていました。
Gainsightの注力は昨年の2021年に実施された「Pulse for Product」を見る限り、デジタルカスタマーサクセスに傾倒していると思われます。
「デジタル・カスタマーサクセス」がトレンドに
このグローバルな潮流は、弊社にとっても追い風です。
openpageは、2021年はカスタマーサクセスの体験を作り込むためのデジタル接点ツールとしての製品投資をずっと続けてきました。
「カスタマーサクセスの体験を作り込むためのサイト構築システムなんです」というopenpageの製品提案は、馴染みのある概念ではないためトライアルを断られたこともありました。しかし、新しい施策を試したい顧客を中心にコツコツ利用を拡大させてきています。
2022年は、米国でも日本でも、デジタルなカスタマーサクセスの実現に向けた各社の取り組みが進むとご期待ください。
おわりに
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藤島 誓也:Twitterアカウント
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