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卒業試験が終わりました

2ヶ月に及ぶ卒業試験が終わりました。

一般の学部は単位をとったり卒論書いたりして卒業をめざしますが、医学部は6年生で行われる卒業試験の結果で卒業できるかが決まります。

期間は大学によっては数日だったり3ヶ月だったりまちまちで、弊学では週一のテストを8つ、9月10月の2ヶ月かけて行います。

内容は内科、外科から法医学や衛生学まで約40科目。難易度は先生の好みで、国家試験レベルの良心的なものから、先生の趣味としか思えない専門的なものまであり、学生は振り回されます。

テストが終わったと思ったら次のテストの1週間前なので、なかなか気が抜けません。マラソンというよりは、400m走を8本連続で走らされているような感覚です。

当然途中でやる気を失い、前日しか勉強していない回もありました。それでも同級生と問題を出し合い、試験前日にはアラサーという事実を無視してみんなで願掛けのカツ丼を食べ、胃もたれしながら翌日の試験を受けるという愚行を繰り返して、何とか終わりを迎えました。

きっと将来思い出すのは、抗核抗体の染色型でもシシリー・ソンダースの開いたホスピスの名前でもなく、カツ丼の味なのだと思います。

無事卒業が確定し、昨日就職先の病院も決まりました。聞くところによると2月の国家試験まで残り100日という説もありますが、そんなこと知ったこっちゃない。


秋休みの始まりです。






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