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〈雑感〉【Palworld】⑤この世界の果てへ…

パルと見た夢


(ネタバレあり)
この作品が世に出て約一月。紆余曲折を経て、いよいよ残す塔のボスは二人です。他にも色々と遊べる要素はあるのですが、友人と相談(?)してボス討伐を最終目標に進めました。

早期アクセスのゲーム(3,000円ぐらい)でここまで遊べるのであれば十分すぎるほどです。

この間手に入れたばかりのアサルトライフルを構えて出発。


アモ アモーレ

砂漠の奥に拠点を構える自警団とそのボス、マーカス。これまで各地に点在していた自警団や、プレイヤーが興味本位に人間を襲った時に現れる重装の兵士たちを束ねていたようです。

前回のアクセル&ボルゼクス戦でイヤと言うほど、敗北を刻まれたので準備は念入りに行うことにしました。

近くにあった半壊している砂漠の街を足がかりに戦備を進めます。パルのレベルは30〜40台なのに対して、住民がみんなレベル10台なので、察するものがありますね。もともといたであろう戦闘員はほぼやられ、自警団が最後の生き残りを守っている構図。

優しさはカンストしている村人。

特筆すべきはここにいる商人。5種類の弾薬を売ってくれる商人がこの砂漠の町にはいます。

生きていてくれて、ありがとう…。

これの何がありがとうなのかというと、その根源は拠点における弾薬の作りにくさの解消にあります。

パルワールドの人類は食物連鎖の最下層に位置することはもうすでにご存知かと思われます。それをようやく対等に戦えるまでに戦力を引き上げてくれるのが、悪魔の発明、です。

マスケット銃、ハンドガン、ショットガン、スナイパーライフル、アサルトライフル…。特にアサルトライフルの取り回しやすさは折り紙付き。とりあえずそれが作れるようになったら基本的にそれで十分なほどです。

さて、弾薬の話に戻しますと、アサルトライフルの弾丸は作るまでの工程が長く、非常に多くの材料を必要とします。

「アサルトライフルの弾 × 5」
 材料:精錬金属インゴット × 1/火薬 × 2
├「精錬金属インゴット × 1」
│ 材料:金属鉱石 × 2/石炭 × 2
├「火薬 × 1」
│ 材料:木炭 × 2/硫黄 × 1
├「木炭 × 1」
│ 材料:木材 × 2

…だからアサルトライフルの弾が1000発欲しいとなった場合、

木材:1600
硫黄:400
金属鉱石:400
石炭:400
制作時間…いっぱい🤓

が必要となるのです。マルチなら更に倍々ですね。

だからこそこの砂漠の街の商人、1発150Gで売ってくれる商人が大変ありがたい。お金が必要ではないかって?ご心配なく。

この世界、釘1本が160Gで売れます。

釘は金属インゴット1つで2本作ることが出来、金属インゴットは金属鉱石2個で作成可能。

まとめると、アサルトライフルの弾が1000発ほしいなら、金属鉱石1000個あれば余裕で買えてお釣りが来るというわけです。

大量の釘を持って重量オーバーになった人の図。

ちなみに肝心の金属鉱石は序盤に建てた採掘場で、湯水のごとく使うことが出来ます。これはカスタム設定なしでもできるので使わない手はないですね。

弾に回すはずだったリソースを自分たちの装備に充てられてメリットしかないです。

まさか自分の支配下の街の武器で倒されるとは思うておるまいて。


ホルスの瞳

第四のボス、マーカス&ホルスの登場です。

この後結構簡単にやられるおじさん。

唯一の飛行型のパルに乗って出てくるボスで、足元に設置する技が当てにくいという難点があります。

ホルスは炎属性で、その見た目の通り炎属性の技を使ってくる…はずが、雷属性の技を平気な顔して使ってきます。

雷属性使い三人目なんですけど!?

ここでもずっしりどっしりフロスカノンが大活躍。水の技を覚えさせて今回もメタ勝負に持ち込みます。

前回と唯一違う点と言ったら、今回はプレイヤーも相当なダメージを相手に与えられるというところ。前述の通り持ち込んだアサルトライフルの弾は潤沢なので乱打乱舞のトリガーハッピー状態。

苦戦することなくマーカス&ホルスを撃ち抜きました。


神話になれ

さあ、勢いに乗って、最後のボスへ。北の果てにそびえる塔をめざしてレベル上げと装備の向上に勤しみました。

どうせボスは雪山関係ないやつなんだろうな…ともはや半ば諦めに似た境地で、遺伝子研究部隊の塔で待つヴィクターの下へと急ぎます。

特に説明なく冷気を体にまとう謎の人物。

そして出でたりまするはヴィクター&ゼノグリフ。属性は………闇属性。じゃあ登場時の雪のエフェクトなんだったんだよ!!

目隠れの白髪のいかにも怪しげな青年?は全身黒ずくめ。ゼノグリフも闇のボスらしく真っ黒…。

いやぁ、ボス部屋っていつもオシャレな間接照明で薄暗いんですよ。

だから、姿が、めっちゃ、見にくい!!!!

とり乱しました。闇属性は竜属性に弱いのですが、闇のゼノグリフの攻撃は雷、闇…そして氷と、やっぱりこちらの相性を考慮した技構成で攻めてきます。

竜属性の強いパルがいないこと、そして、レベル最大のこちらの攻撃が足りていないこと、諸々の条件が重なりあえなく敗退となりました。

対策が必至とはいえ、こちらも最大のレベルまで育ちきっているので、他の手段がなかなか思いつきません。とはいえなにか攻略の糸口はないかと友人とおぽので手分けをしてこのパルパゴス大陸を飛び回りました。

そして友人が一匹のボスパルを見つけてくれます。

その名も『ジェッドラン』――。

パル図鑑最後のNo.111に位置する、最強の竜属性パルです。

数奇な運命を感じながら、二人がかりでジェッドランに挑戦。すると、いつものボス戦BGMではない、別の戦闘曲が流れたではありませんか!

『♪ Engraved in Myth』(メインテーマの壮大なアレンジ〜からのア〜ア〜という賛美歌チックなコーラス〜♪)

…我々の最終戦ってこっちじゃない…!?

その強さと演出に大興奮。こいつは絶対に捕まえて帰る、と珍しく意見が一致し、ギリギリまで相手の体力を削ってボールを投げつけまくります。

どちらが捕まえても恨みっこなしで交互に投げるたびに、捕獲の瞬間を固唾をのんで見守りました。

そしてついに友人が捕獲!

これには流石に喜びました。ジェッドランは我々が忘れていた楽しさを思い出させてくれたようです。

伝説のパルは他にも何体かいるのですが、これが一番特別な存在に感じました。


『オコチョに乗るおぽの』

再戦、ヴィクター&ゼノグリフ戦です。

パターンは見切っていて死ぬことはありません、そして友人は捕まえたばかりのジェッドランを強化して乗り込みます。

ですが、敗北!時間が足りなくて敗北!

どうもこうもありません。単純におぽの側の攻撃力不足が原因です。友人が、もう一匹ジェッドランを捕まえるか?と建設的な意見を出してくれましたが、おぽのはここでノーと言いました。

戦力的にも最適解だと思うのですが、意地を張っていた理由が二つ。(その時友人には一切説明してません…。)

一つ目はジェッドランの唯一性。なんか最強のパルはオンリーワンであって欲しいという強い欲望。

二つ目はオコチョで戦いたいというこだわり。

オコチョ。

パートナースキル「にょろにょろイタチ」は、オコチョに跨って移動できると言う代物。この時実は、跨ったプレイヤーの攻撃に竜属性を付与してくれています。つまりおぽのの攻撃がすべてゼノグリフに有効になるという効果があるのです。

そしてオコチョは、(ここ数戦、属性相性を加味して戦闘に加われませんでしたが…)このゲームを始めてかなり初期の頃からパーティ入りしていた古株なのです。

今、ここが、一番輝ける場所!

わがままを言って真っ当な意見を跳ね除けてしまいました。

…が跳ね除けたからには、徹底して戦います。オコチョを乗り回し、アサルトライフルの雨あられ。弱点部位に当てればジェッドランの攻撃に退け劣らない威力。

お互いが最大戦力をぶつけ続け、ヴィクター&ゼノグリフを撃破。タイマーは残り2秒。

青貂を抱くパルテイマー。

2月末現時点のSteamの実績をコンプリート。

次回はパルワールドの良いトコ悪いトコをまとめてゲーム感想に書きます。

長い長い一ヶ月でした。

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