本は好きか？小説でも漫画でも、図鑑でもなんなら参考書でもいい、本は好きか？

自分は好きだ、そこでしか学べないこと、そこでしか見れない世界がたくさん広がっているからだ

ただ最近本を読む人が少ない、悲しい、同世代もそうだがその下の世代、もしかしたら自分より上の世代も読書から離れているのだと思う。

原因は至って簡単だ、スマホの普及だ。

スマホは高校になってからなんて時代もありましたが、今では小学生から持つ子どもも多いそうだ、自分が小学生の時は、パソコンはあったがおもしろフラッシュという最近なくなってしまったコンテンツが人気だった時代で、パソコンを使うよりも外で遊ぶことの方がわりかし多かったと思う、自分は陰よりなので外で遊ぶよりも読書の方が多かった気がする。

少ない小遣いで漫画を買ったり、お金がないから古本屋で立ち読みをしてたもんだ。

小説を読み始めてからは、学校の図書館、市の図書館で本をたくさん読んだ。

自分が義務教育の過程には、読書の時間が設けられていた、また読んだ本を記録するといった読書カードもあった。

今は存在しないのだろうか？

自分には弟がいるが、弟が本を読んだ姿を見たことがない、小説とか関係なく漫画ですらだ、気になってスマホで漫画とか小説は読んでいるのか聞いてみたが、読んでないらしい、友達と会話するときそういう話題はないのかと聞いてみたら、もっぱらTikTokやInstagramの映像コンテンツがメインだ

別にダメとはいうわけではない、時代が進化すれば、それにあった楽しみ方がある、でもその影響で最近だと、書いてない文を読む人も多いそうだ、読解力の低下は正直悲しい。

自分もSNSを利用しているから、楽しさ、無限に見れてしまう気持ちはわかる

それでも読書をして欲しいと切実に願う。

読書の楽しさを知ってほしいのは勿論だが、読書とかおじさんとかがやることでしょみたいに思われそうなのも危惧している。

よく長期休暇では、読書感想文という課題がある、今の読書感想文は書籍化した映画を探し、映画を見て書く、そんな話を聞いて驚きが隠せない、そもそも読書感想文って推薦図書から選んで書くものじゃないのか！？

口うるさく言うと、面倒くさい昔語りするじいさん、ばあさんみたいに聞こえるかもしれないけど、本を読め！！

こういう読書減少によって、影響が出てるの見ると、好きな人が読めばいいというよりも、読書をする習慣付けをしたほうがいいのかもしれないと、思ってしまう。

強制的に本を読んで、本が嫌いになる人は出したくないけど、本を読むきっかけを作ったり、もう本を読んだほうが成績が上がるとかでもいい、本読んで！！

少し前では漫画なんて子供に悪影響だ！！なんて言われてた気がしたんだけどな、漫画すら読まない人たちが増加するとは考えもしなかった。

ライトノベルなんて小説の風上にも置けない、とか言われたのに、今ライトノベル読んでる層って30~らしいですよ、昔から読んでた人たちが今も読んでるからそうなってはいるんだろうけど、今の若い人たちが読んでいないから、こういう結果が出るんだろうなと。

映像作品が悪いとは言わないけど、完成された作品しか見ないと、想像力が低下してしまうんじゃないかと。

映像作品でも、主人公の気持ちがわからない、説明してくれなんて野暮なこと言う人もいるくらいだし、自分は主人公の心を主人公が全部語るっていうのは、ダサいと思っている。

視聴者がどう捉えるか、補って見るものであり、全部正解を用意された状態はつまらない、想像する場面が欲しい。

人それぞれの解釈があっていい、作品というのは作者の書きたい世界と、その先の自分の思い描く世界があるべきものだと思うから。

そういうのを毛嫌いしている人たちは、偏見かもしれないけど、本読んでないのかな？と思ってしまう。文字を読み、文章を読み、どういう場面なのか、どういう心情なのか、想像して進んでいく、読書してれば、そういう楽しさは多少なりと理解できると思うんだが.....

どうすれば本を読んでくれるのだろうか？こんなことに真剣に悩むことがくるとは思わなかった。

この記事を読んでいる人は、そもそも文字を読むことを苦手としてない人達だろうし、やはり今の流行りに乗り、映像で読書の楽しさを知ってもらうしかないのか？

難しい、読んで楽しむ、静の中にある楽しさを、動きがある映像で伝えるというのは難しい。

読書って楽しいんだけどな、それ以上の物が生まれすぎている、読書=勉強と結びつけている人もいるのかもしれない。

鬼滅が流行った時も、漫画読んでそこから漫画を沢山読んで欲しいと願ったが、流行に乗るだけであって、読書している人が増えた感じはない。

古本屋で立ち読みしているのはいつだって大人ばっか、子供なんていない、そんな光景が当たり前になってしまう現状が悲しくて。

読書は娯楽じゃなくなってきてるのかもしれない、信じがたいけど。

何度でも言うけど本を読もう