1．概要

　今回作成した架空在来線は、豊羽線です。
　路線名が示す通り、この路線が結ぶのは”豊橋市”と”鳥羽市”です。

　この路線の目的は主に二つ
　　･東京方面から鳥羽や賢島方面の短絡
　　･津駅方面の二重経路の確保
　です

　特に前者は、現在の伊勢湾大迂回状況を解決できます
　現状がこうなので…

　渥美半島を横断する鉄道ですよ…
　実際に作ればそれなりに需要ありそうなものですが、いかんせん海峡越え　　　　
　に費用がかなりかかります

2．路線図

　ここで路線図を見てみましょう

　三河田原駅までは豊橋鉄道があります。
　さらに、三河田原以西も実際に着工までされた未成線のルートに沿ってい　
　ます。

　その未成線は伊良湖岬駅までの計画線で、鳥羽市まで渡ることを目的とし
　ている訳ではありませんが…

ここで、当線の注目ポイントである海峡部分を拡大してみます。
海底トンネルと橋梁の2バージョンを用意しました。

姫島や菅島にも駅を置いて、島民の利便性も確保します。
また、長大橋梁ルートでは答志島を経由します。需要はよく分からないですが…

ここでは見えませんが、海底トンネルは水深がなるべく低い所を選んでいます。

伊勢湾フェリーから眺めた姫島の写真。実際の駅は地下になります

3．まとめ

整備効果です。
豊橋でひかりから乗り換えの特急に接続します。
所要時間や料金面で当然ながら既存ルートよりかなり有利です。

現状では近鉄特急が有利ですが、JR側は(東京口の)需要を逆転できそうです。
なお、東海道新幹線を使わずに在来線特急をそのまま走らせると4時間ちょっとになりそうです。需要あるかな…？

※ヘッダーの画像は伊勢湾フェリー