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ちょっとオレオレな美容師さんに頼りたい

髪を切るなら、腕に自信があって、謙虚で丁寧で物腰柔らかだけど、「俺って天才ー」的なちょっとオレオレな美容師さんにお願いしたい。

ぼんやりとした理想の髪型があっても、髪質にあった薬剤とか髪の巻きの強さなんてわからないから、プロにおまかせしたいのだ。

これって、営業や日常のいろいろに当てはまる。

人は誰もが専門家ではない。プロに頼みたい。だって自分ではわからないことばかりだから。だから、ちょっとオレオレ調子で丁寧に説明して、控えめな口調と自信たっぷりな顔でオススメしてくれる人がいい。いいか悪いかなんてわからない。その人に賭けてみたくなるようなトークをしてくれる人がいい。

自信がない人には頼みづらいもので、「ほんとうに大丈夫?」って思った瞬間に、担当を変えてもらいたくなったり、場を離れたくなったり、口調がきつくなったりしてしまうものだ。

自身を持つって難しい。自分より優れた人がいるかもって思ったら、とたんに自信がなくなってしまう。

自信というのは、自分が今持てるものを全力で出し切ることができること。至らぬ点があると謙虚な気持ちをもちつつ、常に向上心をもっていること。そうしたら、自分を恥じることなく、堂々と振る舞えるのではないだろうか。

一つ心配なのは、この「オレオレ」を女性がやってしまっても、好意的に受け止められるのだろうかということ。生意気だと思われないだろうか。全力だけど謙虚、あなたを100%支えます、という方が好まれるのではないだろうか。

自分の成功体験スキームを「やってみろ」とばかりに推してくる男性の言うことを鵜呑みにして真似してもうまくいかないことも多い。

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