Orange Pekoe

シンガポールのIT系企業で働いていましたが、2018年秋に帰国しました

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    シンガポールで見たり聞いたり経験したこと。ありのままのシンガポールを伝えたい。

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思い切って得たものを失うとき

思い切って新しいものを得たのに、すぐに失ってしまうことがある。 正確に言うと、選択権は自分にあるので失ってしまうのではなく手放すが正しい。新しいチャンスを手に入れるため、思い切って手に入れた大切で大好きなものを自ら手放すのだ。 大きなところでいうと、一回目は東京で働くために新車を手放し、二回目はシンガポールで働くために(賃貸だけど)引っ越したマンションを9ヶ月で去った。お気に入りの住まいだったし、初期費用や引っ越し代、家具を揃えるのに相当費用がかかったのを覚えている。新調

    • 英語の日常会話とは(実はハイレベル?)

      英語の「日常会話」ってなんだろう。普段おしゃべりするような他愛もない会話ができるレベル? 「お元気ですか?」「今日は何をしたの?」「旅行に行ってきました」「休日はアウトドアでアクティブに過ごします」英会話の初級クラスでは、このような会話の練習から始まる。 いわゆる「日常会話レベルです」というのは、簡単な自己紹介や旅先での会話(ショッピングやホテルのチェックイン、道を尋ねるなど)であり、日本語が通じない場所でも、かろうじて生きていけるレベルだろうと思う。 「日常会話」を誰

      • 今さら「アラジン」を聞く

        ディズニー映画はあまり見ていません。特にプリンセス系。だから、名作と言われている「アラジン」も見たことがありません。 ですが、あることがきっかけで、かの有名な挿入歌「A Whole New World」をYoutubeで視聴しました。オリジナルの英語版で。日本人の方のコメントがたくさんあって、「日本語版よりもいい」「英語の授業で歌った」などは複数投稿されていました。 日本語版も聞いてみました。映画全体を見ていないので、日本語版の否定はできませんが、英語版と比較するとプリセ

        • 電車で、駅で、ぶつかる

          シンガポールで少し混雑した道を歩いていると、向かい側を歩いてくる人が 手を伸ばしてブロックしてくる。最初、それが嫌だった。行く道をふさがれているようで不快に思った。 でも、ぶつからない。 日本では、手は伸びてこない代わりに、前から後ろから横からぶつかってくる。よろけて転びそうになる。 伸びてくる手の方が、無言でアタックされるよりもいい。

        思い切って得たものを失うとき

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          日本はシンガポールにはなれない

          シンガポールに来て早2年。この国の歴史や経済、文化について学んできた。政府の強力なリーダーシップと政治や経済の動きの早いこと、トライ&エラーで突き進んでいくこと。 「日本もシンガポールのようになればいいのに」と思った。 でも日本とシンガポールは違いすぎて、日本はシンガポールのマネなどできないのだ。その違いとは ・国土面積 ・人口 ・政治体制 ・歴史 ・民族構成 2018年6月の米朝首脳会談のホストを務めたシンガポール。ホスト国としての成功した理由もここにある。 監視

          日本はシンガポールにはなれない

          札幌・東京・シンガポール・バンコク

          世界の都市の大きさ比べバンコク 1,569 km2 バンコクの大きさはどのくらいなんだろう。今住んでいるシンガポールと比較すると、 シンガポール 719.9 km2 2倍よりは少し小さい。出身地の札幌と比較すると、 札幌 1,121 km2 札幌よりも大きい。札幌は山間部を除いても、端から端まで移動するには車で1時間以上かかるくらい広いのに。では、東京都と比べると、 東京都 2,188 km2 バンコクよりも札幌よりも大きい。「都」だからね。ちなみに、シンガポー

          札幌・東京・シンガポール・バンコク

          日本にある小さな幸せ

          今日はスーパーにミニ雪見だいふく9個入り、8ドルが売ってるのを見つけた。高い!と思って買わなかった。 パッケージには、「今日ももちもち」って書いてあった。なんて心を惑わすフレーズだ。雪見だいふくがもちもちなんて知ってる。いつでももっちもちなのだ。それは今日も変わらない。 だいたい雪見だいふくなんかなくたって生きていける。今日だってスーパーで見かけるまで雪見だいふくのことなんて忘れていた。 海外生活は楽しくて辛くもないし、自分は幸運だと思ってる。でも今日は雪見だいふくを見

          日本にある小さな幸せ

          ちょっとオレオレな美容師さんに頼りたい

          髪を切るなら、腕に自信があって、謙虚で丁寧で物腰柔らかだけど、「俺って天才ー」的なちょっとオレオレな美容師さんにお願いしたい。 ぼんやりとした理想の髪型があっても、髪質にあった薬剤とか髪の巻きの強さなんてわからないから、プロにおまかせしたいのだ。 これって、営業や日常のいろいろに当てはまる。 人は誰もが専門家ではない。プロに頼みたい。だって自分ではわからないことばかりだから。だから、ちょっとオレオレ調子で丁寧に説明して、控えめな口調と自信たっぷりな顔でオススメしてくれる

          ちょっとオレオレな美容師さんに頼りたい

          シンガポールで働くために

          年々、シンガポールの就労ビザの取得が難しくなっている。数年前までは申請するための条件が今ほど厳しくなく、申請すれば間違いなく取得できたらしい。 条件というのは ・収入(シンガポールにどのくらい税金を払うか) ・学歴(大学のランク、専攻と現在の職業に関連性があるか) ・年齢 ・業種、役職 まず、政府で基準とされている収入(年収)をクリアしなければならない。年齢が高くなるほど基準は高く、学歴が低い(大学のランクが低い)ほど基準が高くなる。 年齢が高いのに年収が低い場合は、

          シンガポールで働くために

          シンガポールの永住権と徴兵制度

          シンガポールに住んでいると当たり前のことでも、移り住んだばかりの頃は知らなかったことがたくさんある。 その1つがシンガポールには徴兵制があるということ。男性のみで2年間のサービスがある。そして、永住権を取得した人の息子は、日本人であってもサービスに行かなくてはならない。 だから、永住権を申請するときに息子がいると躊躇する人も多い。息子がいる人のほうが永住権を取得しやすいというウワサもある。(あくまでウワサ) その思いは当然理解ができる。 今日会った人は、1歳未満の息子

          シンガポールの永住権と徴兵制度

          羽田空港での話

          羽田空港の国際線。リムジンバスから降りて、エレベーターで3階の出発ロビーに向かう。私は大小のスーツケースを二つ、外国人の夫婦がカートにスーツケースを載せてエレベーターを待つ。大荷物だ。もちろん、2階の到着ロビーに向かう人もいる。空港ではよくある、乗る側と降りる側のドアが異なるエレベーターでのこと。 エレベーターが到着して乗り込もうとすると、日本人の男性が前にぴょこっと飛び出して先にエレベーターに乗ろうとした。 外国人夫婦が英語で、「並んでるんだから、後ろに行きなさい」と言

          羽田空港での話

          シンガポールで日本語がどこでも通じるとは言えないけど、日系の店や旅行代理店はあるし、日本人もあちこちいる。いざというときは大丈夫。英語はどこでも通じるし、日本好きな人が多いのは間違いない。日本の全てが好きなわけじゃないだろうけどね。

          シンガポールで日本語がどこでも通じるとは言えないけど、日系の店や旅行代理店はあるし、日本人もあちこちいる。いざというときは大丈夫。英語はどこでも通じるし、日本好きな人が多いのは間違いない。日本の全てが好きなわけじゃないだろうけどね。

          シンガポールに来てもうすぐ1年

          最近、シンガポールライフが楽しくなってきた。 といっても、「外国に住んでいる」っていう感じもしない。ちょうどよく生活になじんできて、外国にいるという特別感もなく、普通に生活ができているという感覚。 そして、この小さな国で、人工的だと思っていたこの国のよいところが見えてきた。 1.外国人より国民外国人の視点からは、積極的に外資企業を誘致して、国を成長させてきたのはシンガポール政府でしょう、なぜ、ビザの取得条件を厳しくするのか!と言いたい。10年前は永住権もどんどん発行して

          シンガポールに来てもうすぐ1年

          全ては自分次第

          It's up to me!! 今日は、マーケティングのイベントに行った。2時間英語漬け。だいたいわかる。でも、咄嗟に言葉が出てこない。大好きな友人に会えたのに。素敵な笑顔の人が話しかけてきてくれてるのに。 悔しい。 英語の練習をサボってた。 自分のせい。 もっともっとイベントに行って練習しなくちゃ。やらなくちゃ。しなくちゃ。するべきだ。 それを行動に移すかどうかは自分次第。 また悔しい思いをすることがわかっていても、自己嫌悪に陥ったとしても、つまらない人間だって落

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          DHLの配達員が超クール

          会社のビルのエレベーターで、大きな荷物を持った女性と一緒になった。キャリアウーマン風の容姿に、赤い口紅をつけて、小さなショルダーバックを肩から下げていた。 大きな荷物にはDHLのロゴがついていて、封筒や小さなダウンボール箱が溢れそうになっていた。もしや、この素敵な女性はDHLの配達員なのだろうか。 配達員といえば、過酷なシンガポールの気候のもとでは、いつも汗だくで、ウエストポーチを腰につけていて、髪も乱れているイメージ。わかっている。もちろん、全員ではない。でも、次から次

          DHLの配達員が超クール

          パクチー蕎麦

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