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鬼のパンツが虎柄なのはなぜ?

こんにちは、算命学鑑定士&鍼灸師の横山玲子です。

日本の昔話の鬼は、ツノがあって、虎柄のパンツを履いていますね。

なぜ虎柄か。

これには意味があるんです。

「鬼門(きもん)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

日本古来の天文学や暦学・占術の総称である「陰陽道」の言葉で、鬼が出入りする方角のことを言います。

この方角は別名「丑寅(うしとら)」の方角といいます。

丑・寅は、年賀状でよく見る、”子丑寅卯‥”という言葉のうちの一つですが、これは十二支(じゅうにし)”といい、年だけでなく、時間や方角を表すことにも使ってきました。

方角で丑と寅の間がまさに北東・鬼門の位置なんです。

十二支

だから、牛のツノが生えていて、虎の柄のパンツを履いているんですね。

そしてもう一つ、鬼門の対面に、申・酉・戌(さる・とり・いぬ)がありますよね。

これは、鬼退治をした桃太郎のお供の3匹。

この3匹を連れて鬼退治に行くことには、意味があったんですね!

桃太郎のお話には、日本古来の知識が反映されているんですね。

陰陽道の源流は中国の陰陽五行思想で、算命学も東洋医学も同じです。

なので、鍼治療にも、同じ考え方の治療法があるんです。

カラダの表面に走る12本の気のルート=経絡(けいらく)は、12の方角に対応することができ、対角にある経絡のツボを使って治療する方法を「子午(しご)治療」(子と午!)というのです。

探してみると、共通する話題が、まだまだ見つかりそうですね。

あれ? 算命学の話題として書こうと思ったのに、鍼灸の話になっちゃった‥(笑)。

こんな話もあるかも?



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