2種類の信号無視_5

信号無視にも2種類あると気づいた。

「赤信号、皆んなで渡れば怖くない」系と

「よく確認した結果、渡っても安全そうだったから一人で渡った」系。

前者は危険、超危険!そんなんだったら青信号になるのを待ってたほうが良い。もはや目的が信号無視して車に轢かれる怖さよりも、ルール違反を咎められる怖さを緩和することになってる。

「皆んなでやれば怖くない」ってことは、ルールを犯した責任は自分じゃない誰かに押し付ければいいってことを表してるのだと思う。

確認もせず、待たなくていいという快感を満たすために、もしくはそんな目的もなくただ皆んなが渡ってる中自分が動かないのはなんとなく気がひけるからという理由で、集団に身を任せ、かつ責任は持ちたくないということをよく表している言葉。

後者は目的が違う。というか目的がある。

早く渡りたいという欲望は同じだけれど、安全か自分で確かめた結果、自己責任で赤信号を渡っていく。

早く渡るという目的と確認作業をした結果、全自己責任の上でルールを犯している。

むしろ後者は、自分で目的をしっかり持った上で、考えて、自己責任の上で行動を起こしたため、ルール違反ということを除けばその行動自体はとても意味があるものだと思う。

前者は依存、後者は自立。

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信号無視という同じ行為でも、全然違うなと思いました。赤信号で皆んなが渡っているからって渡るような、良いことと悪いことの区別がついていながら、いざ悪いことをしたら責任逃れをするような、情けない人間にはなってはいけないので、日々目的を元に常に考えながら行動しようと思いました。

(まず、こんな言葉が存在することが怖ろしい〜〜)

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