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NPC


ここ3年くらいこそこそと香水にハマってる。
こそこそなのは香水がまぁ…そのね、いいものだから…お値段がね……

香水に関して無知だったアラサーが急に
いい匂いのする女に思われてぇ〜!
この匂いはあの人の匂いだって印象づけて〜!
と思ったのがスタート。
いそいそ調べて初めて買った香水がキャロライナヘレラの212。石原さとみ使ってるってネットで書いてたし。
次に人気だから買ったshiroのサボン。昨年までいたセフレが好きだと言った匂い…こんなかわいい匂い!はぁ???ふざけるな!!皆が好きな匂いすぎんだろ!!…あ、スっー…取り乱しました。

そんなこんなでこつこつ買い始めるものの、まぁ田舎なので香水が売っている場所なんかなく、ネットで匂い診断をしてみたり、雰囲気を調べたりして届いた香水を1人で嗅いで
「これは女だけが集まった飲み会でつけよう」
「これは好きな人がいる時に」
「これは仕事のできる女に思われたいので職場で」
と勝手に自分の生活に落とし込んで付けて楽しんでる。
HPの紹介にイメージ、雰囲気など説明が載っているけど南国のホテルで一目惚れしたあの子とのひと夏の思いとかって言われてもイメージ出来ないし。まず南国に行くお金が無いし。

その、勝手にシーンを付けて楽しんでいたら逆に詳しくシーンを付けてきた香水が出てた。
それがZZZGOOのscene。
(案件みたいな言い方しちゃった)
各々に短編小説がついててその物語とリンクした匂いとの事で、気になりすぎて冬のボーナス使ってコンプリートセットを買った。

小説を読んでから匂いを嗅いだんですけど、なんかもうまんまと、まんまと!て気持ちにさせられた。悔しすぎ!
sceneE1とsceneE2は物語の内容は私に無かった青春の輝きと苦しさだった。
まぁなに?ZZZGOOの公式Xでも言ってたけど忘れられない匂いにしたってんだったら私も好きな人の前でつけてやるよ!!
甘すぎず爽やかすぎず、誰でも付けていいけど誰もつけないで欲しい匂いだった。好きな匂いすぎて。
しかも2種類一緒に着けてもいいらしくこれは楽しみ…
sceneA1はずっと私の中にある呪いの共感数々だった。読んだ後、落ち込みながら匂いを嗅いだんですけど、いい女すぎないけどちょっと妖艶さがありつつ無邪気な匂いだった。
物語を読んで共感した人達みんな!これをつけよ!みんなでつけて抱きしめ合おうな!!落ち込むことは多いけどこの香水のおかげで嫌な自分を隠して少しでも自信もってかっこよくてかわいい女になろうな!!
sceneC1はボロ泣き…めちゃくちゃ泣いたしいい話しすぎ…アラサーの涙腺舐めんな!!これは若い子みんな読め…!
アラサーはこの香水どこでつけたらいいのよ…あまりにも青春!爽やか!みずみずしい!のにちょっと深みがあって…!なんというか、その、物語読んでない人に伝えるとサマーウォーズ、君の名はくらい爽やかでちょっと苦しい。誰か!!!助けてくれ!!!

まぁその、Xじゃ感想が長くて入り切らずnoteに書いただけのZZZGOOの感想でした。
あ!あと興奮したのが!会員証が付いてくるよ!紙じゃなくてアルミ製?の会員証が!!オタク好きだろそういうの!私は大好きだよ!!あと案件でもない!!!!




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