2023年も終わります。気がついたら3か月もnote書いてませんでした！世の中はどんどん流れ・・・知らない言葉もたくさん増えていきます。いろいろ脳みそがついていきません。（退化するばかりなのに・・・）

そしてディスラプターです。「disruptor」って英語みたらなんとなく意味はわかるけど、辞書でチェックしたら一番に出てくるのは・・・

・・・いや、絶対チガウと思うし。。。。検索したらたくさん答えが出てきました。2024年になるまえにギリギリ新しいワードを覚える事が出来て良かったです。

弊社で一番新しいナパ・ワインブランド The Viceのマレックがディスラプターなんだそうです。この記事、すごいんです。ほめ過ぎてて、いつもこのワインを褒め倒している私でさえも、そんな凄いワイン！輸入業者うちで大丈夫？と思わず後ずさりしそうになるくらいｗ　でも！！！私たちは間違っていなかった！！！The Viceはナパを代表するワイナリーに絶対になるんです！！

では、ゆる翻訳をどうぞーー↓

マレック・アマローニはナパ・ヴァレーの最新のディスラプターなのか？

カリフォルニア州ナパ・ヴァレー - ワイン造りの聖地として名高いナパ・ヴァレーでは、伝統的なワインシーンをあえて破壊しようとする影響力のある人物の手によって、常に進化と革新が行われてきました。歴史においてナパ・ヴァレーでは何人かの人々がこの進化に大きく貢献して来ました。

例えばアンドレ・チェリチェフは、この地域のワイン醸造技術に劇的な変化をもたらし、地元ワインの品質を大幅に向上させました。

もう一人の特筆すべき人物はロバート・モンダヴィで、彼の広範なマーケティング戦略によってナパ・ヴァレーは世界的な舞台へと押し上げられ、その
ワインは広く称賛を浴びました。

ハイジ・バレットもまた、ナパ・ヴァレーのワイン文化において極めて重要な役割を果たしています。彼女は、スクリーミング・イーグルなど、ナパで最も注目を集める "カルトワイン "のいくつかを生み出し、彼女が手掛けたワインの名声と品質基準の両方を高めたことで知られています。

ジェイソン・ウッドブリッジとジャン＝シャルル・ボワセもそのひとりとして名を連ねています。ウッドブリッジの100エーカー・ブランドは、その大胆で堂々としたアプローチで際立っています。フランス出身のダイナミックな企業家ボワセは、ワイン造りだけにとどまらない影響を与えた人物です。ヒョウ柄の装飾やバカラの高級グラスを特徴とする彼のユニークなスタイルは、この渓谷に高級感と活気を吹き込みました。

近年、新たなディスラプター候補が出現しました：ザ・ヴァイス・ワインのオーナー、マレック・アマローニです。 彼のモロッコからナパ・ヴァレーへの旅は、野心と情熱の物語そのものでした。まだ幼い頃にワインに出会い、その魅力にとりつかれたマレックは、飲料業界でのキャリアをスタートさせるためにニューヨークへ渡ります。ディアジオやLVMHモエ・ヘネシーでの仕事、そしてワインの輸入ビジネスの経営など、さまざまな職務を経験した後、彼はついにワイン造りに踏み込みました。

2016年に設立されたザ・ヴァイス・ワインは、マレックの革新的スピリットの証です。この少量生産の生産者は単一品種のボトルにフォーカスし、素晴らしいナパ・ヴァレーのワインを幅広い人々に親しんでもらう事を狙いとしています。このワイナリーのポートフォリオには数多くのワインがあり、価格はロゼの29ドル前後から、ワイン・スペクテーター誌で91点を獲得し、1本100ドル以上するプレミアム・ナパ・カベルネ・ソーヴィニヨンまで多岐にわたります。セントヘレナにあるこのワイナリーでは、マレックの逆境力と鍛錬の道のりを紹介しながら、対面試飲とバーチャル試飲の両方を楽しめます。
マレックのワイン造りへのアプローチは、畑でもセラーでも干渉を最小限に抑えることを強調しており、「ナパでは、少ないほうが常に良い」という彼の信念を実践しています。彼の変革的な影響力は、特に100種類以上のカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出すことに顕著に表れており、それぞれが多様な畑と多様なワイン醸造技術に由来するユニークな特徴を示しています。この探求的なアプローチによって、マレックはテロワールとワイン造りの複雑さの両方を理解することができました。

さらにザ・ヴァイス・ワインは、ナパ・ヴァレーでは比較的未開拓の領域であるオレンジワインにも挑んでいます。オレンジワインは、白ブドウを果皮とともに浸漬することによって造られ、この過程で放出されるタンニンとフェノールによって複雑さとニュアンスを得ています。ザ・ヴァイス・ワインのオレンジ・オブ・セミヨンは、21日間のスキンコンタクトと野生酵母による8ヶ月間の発酵によって造られ、このテクニックを体現しています。

マレック・アマローニの若々しいエネルギーと熱意は、彼が生み出す多様なワインや、チームUSAトライアスロンのアスリートとして参加するアクティブなライフスタイルからも明らかです。2024年初頭、マレックはナパ・ヴァレー・ヴィントナーズの理事として重要な役割を担うことになります。この役職は、彼の功績だけでなく、ナパ・ヴァレーのコミュニティに貢献し、刺激を与えるという彼の決意も反映しています。マレックがモロッコで過ごした幼少期からナパ・ヴァレーの重要人物となるまでの道のりは、ワイン造りに変革をもたらす可能性を秘めた人物であることを物語っています。彼の革新的なアプローチと品質と親しみやすさへのこだわりが、ナパ・ヴァレーのワイン造りの風景を塗り替えた人々のレガシーを引き継ぎ、ワインの世界における強力なディスラプターとなる可能性を示しているのです。

凄い方々と肩を並べてるマレック・・・・
そして、その方々のワインと比べるとThe Viceのなんとお手頃価格な事よ・・・

ちなみに、私がうち飲みで常備しているのはやっぱりオレンジ！
辛口ゲヴュルツ最高です。