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ハリウッドがストライキだからワインを飲もう(造ろう)!

Wine Enthusiast誌にKyle MacLachlanの記事が載っていました!相変わらず男前です。

カイルはワシントン州のワイン産地ヤキマの出身でそこでワインを造っています。ありがたい事に私達オルカインターナショナルが彼のワインPursued by bearを輸入しています。

2019年にはカイル本にが来日し一緒にセールス・プロモーションをしました!東京に来てよかったと思える仕事だったー。ハリウッド俳優とずっと同行できるなって考えてもなかった!

西日暮里にハリウッド俳優が・・・

と言うわけで、Wine Enthusiastの記事を簡単に訳しました。
営業の皆さんあのキラキラした日々を思い出してカイルのワインをお客様にご紹介ください。このnoteは「社内で共有したワインの情報を忘備録的に書き記してます。」です。

https://note.com/orcawine


”カイル・マクラクラン、ハリウッドのストライキを受け、ワインに全力投球”

「カリフォルニアは私の目指すところではなく、ボルドーが私のインスピレーションの源なのです」

そう語るのは、90年代から2000年にかけて大人気を博したテレビドラマシリーズ「ツインピークス」の主演俳優でありワシントン州ワラワラにあるワイナリー”パースード・バイ・ベア”のオーナーであるカイル・マクラクランです。

私のようにこのドラマにドはまりした人は、同世代♪

カイル・マクラクランは、ゾーイ・クラヴィッツの監督デビュー作や、ビデオゲーム『Fallout』のテレビ映画化作品への出演を控えており、依然として現役の俳優です。しかし、ハリウッドの俳優組合が7月にストライキを決行して以来、カイルは『デスパレートな妻たち』出演時代から情熱を注いできたワイン造りに完全に集中しています。

デス妻よりもSATCの出演の方が覚えてる。そういえばキャリーもワイン造ってます

もちろん、有名人のワインへの関与は最近に始まったことではありません。フランシス・フォード・コッポラは今日、映画監督と同じくらいワイナリーオーナーとしても有名かもしれません。ジョニー・デップは2007年に、当時のパートナーであったヴァネッサ・パラディのために、プロヴァンス地方にあるブドウ畑のエステート、プラン・ド・ラ・トゥールを手に入れ、大きな話題となりました。同じ頃、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは、人気のあるロゼを造るシャトー・ミラヴァルを買収しました。エリザベス・バンクスは缶入りワインブランド、アーチャー・ルースのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めており、ジョン・ボン・ジョヴィとその息子はアメリカで最も急成長しているロゼ、ハンプトン・ウォーターの責任者です。

カイル・マクラクラン(右)ワインメーカー ダン・ワンプラー(左)

しかし、カイルはこのセレブ集団の中でも際立っています。有名なシェイクスピアの舞台演出にちなんで命名され、ワイン醸造家のダニエル・ワンプラーとともにプロデュースしている『パースド・バイ・ベアー』では、俳優である彼自身がブドウの選定や樽の選択に積極的に参加しています。それが功を奏しているのは明らかで、パースド・バイ・ベアの最近のヴィンテージのいくつかはワイン・エンスージアスト誌のエディターズ・チョイスに選ばれており、その中には2022年のブラッシング・ベア・ロゼと2019年のベイビー・ベア・シラーが含まれています。

カイルはこの夏を締めくくるため、間もなくワシントン州に戻る予定です。「数日間テイスティング・ルームに滞在し、新しいヴィンテージについてミーティングを行い、1、2軒のブドウ畑と2、3の栽培者を訪問する予定だ」と彼は語りました。

オルカのリュックを背負って一緒に営業に言ってくれるハリウッドセレブ

カイルは最近、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが迫っていた6月に行った最後の海外旅行で、ボルドーのことをよく考えています。「いつも映画監督のデヴィッド・リンチと一緒に行く話をしていたんですけど、実現しなかったんです。でも、今は何も予定がないし、家族と一緒に行く時間を作りました。それはとても意義深い機会でした」と彼は話しています。

この小旅行は、ワシントン州のコロンビア・ヴァレーにある故郷に考える多くの課題を与えてくれました。彼は語ります。「ボルドーの地図を見たり本を読んだりしたことはありますが、実際にサンテミリオンやポイヤックの畑、そしてマルゴーの畑の違いを理解するためには、実際に訪れてみる必要がありました。また、右岸と左岸の違い、テロワールのニュアンス、どの品種がどのエリアで最も適しているかということもです」と彼は言います。

最近、カイルはパースド・バイ・ベアーのテイスティングルームで過ごすことが増えています。この2月、ワラワラのダウンタウンにある元ヘアサロンを改装してオープンしました。「オーナーが外壁の色を変えないでくれて良かったです。今は『ロゼ・ビル』と呼んでいます」と彼は語ります。テイスティングルームの内部には、高さ3mのクマのブロンズ像があり、マクラクランが不在の珍しい日に訪問者を出迎えます。クマはワイナリーの各ボトルを装飾しています。このブランドは、マクラクランの息子が生まれた2008年にベイビー・ベア・シラーを発売したものです。「今は、クマから抜け出せないんだ」と彼は笑います。


自分自身がブランドの顔になるよりも、(熊の方が)ましなのです。「私はワインを前面に出し、私自身は背景に徹することを望んでいました。ー誰かがちょっと調べれば、カイル・マクラクランが手がけるワインはこれだとわかるはずです。「これは人々がワシントン州のワインが非常に優れていて、毎年品質が向上していることを知る機会でもあります。価格も手ごろで、カリフォルニアのワインよりもお買い得です」と彼は語ります。

そして少なくともワインに関しては、彼はまだ注目されることに慣れていないとカイルは話します。
「初めてワインのレビューを見た時のことを覚えています」と彼は振り返ります。自分のワインがワイン・スペクテイターによって評価されたことを知っていましたが、そのレビューを実際に目にしたことはありませんでした。「ワシントン州のワインの評価が掲載されているページをめくった瞬間、『パースド・バイ・ベア』と書かれていて、とても興奮しましたが、ほんの一瞬だけ『他の誰かが同じ名前のワインを持っているのかな?』と思ったこともあります。自分の名前が文字で印刷されているのを見るのは、本当に驚きでした。自分の演技に関するレビュー記事を記憶しているなんてことありませんね」と彼は話します。

もちろん、カイル・マクラクランの俳優業に続く、「ワイン」における第二章の成功には、彼の俳優としてのキャリアに感謝する部分があるかもしれません。ファンは間違いなく、デヴュー作でもある1984年の映画『Dune』での彼の役柄を覚えているでしょう。その映画は広く酷評されましたが、すべてが悪い結果ではありませんでした。なぜなら、それがデヴィッド・リンチとの生涯の友情の始まりでした。リンチはスクリーン・テスト後に彼にシャトー・リンチ・バージュのボトルを贈り、実質的にカイルをボルドーに導いたのです。

緊張したけど、楽しいお仕事だった!

そして1999年のニューヨーカー誌に掲載された、リンチ監督の迷信を思い出さずにはいられません。彼は「ワインのないところに悪い知らせはやってこない」という信念を持っています。したがって、その知恵に従えば、カイルのワインへの関心は間違いなく明るい話題と言えるでしょう。


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