LADDERLESS 1109 Kumamoto

1年ぶりのライブ。しかも小箱。Zeppとかとは距離感が段違いに近い。ライブが始まったら、先にYORKE.さんが出てくるのが通例でその後Ta_2、といういつもの順番で登壇。

いつもならこれ以降、だいたい半分くらいずつ、もしくはTa_2:YORKE.=6:4くらいでそれぞれを観てるんだけど。今回、本当にTa_2から目が離せなくて、9:1くらいでTa_2のこと観てた。

ライブに来るまでに、シャニライが蘭丸イベ中で珍しく爆走してたからか?とにかく気持ちがほとんどTa_2に持っていかれた。(蘭丸イベ、無事完凸しました)

頑張って伸ばした髪も、パーマが更にゆるくふわふわになってて、冗談抜きに可愛かった。頑張って伸ばしてくれてありがとう。ファンは死んだ。

前半は攻めるセトリで、どんどんフロアの熱が上がって密度も高まっていく中で、Ta_2の唸るような声・シャウトする声を浴びた。低い姿勢と前髪の間から見える目の鋭さが獣みたいで、言わばいつもの、世間から見るTa_2みたいな。

汗を撒き散らしながら激しく歌うTa_2が、とにかくかっこよくてかっこよくて…   しかし、あの可愛いゆるふわパーマは、大量の汗の前に、ただのオールバックと化するのであった…

攻撃的なセクション1の後、少しのMCを挟んで今度は聴かせるセクションに。falling downを1コーラス目で止めて3曲やって2コーラス目から戻るの、好きだったなぁ。

と、ここで2回目のMC。この頃にはTa_2の表情がすごく穏やかで、本当に嬉しそうににこにこ笑ってたのが印象的だった。実際、本人の口から「楽しいなぁ。幸せだなぁ。」という言葉が出てきた。会場があったかくて穏やかで心地いい空気になってた。

ファンとして嬉しかった言葉がもうひとつ。「俺、肩肘張るの疲れちゃった。お前らに甘えてもいい?」って言ってくれたこと。これ、何て言ったらいいか分からないけど、ひたすら嬉しくて。だって、ずっとどこに行っても周りに敵がいるみたいに感じて警戒しまくって、ナメられないようにって気を張ってたTa_2が、オーディエンスが2人に向ける気持ちに気付いてくれて、その気持ちに甘えてもいい?って。そりゃもちろんガツガツ攻めるOCDも好きだけど、こうやって見せてくれるフッと緩んだOCDも大好きだよ。MCでのYORKE.との掛け合いも、わちゃわちゃしてる感じが可愛いし。やっと2人とオーディエンスの間に、そういう確かな絆に近いものが見えたのかな、って思えて幸せにしてもらった。

Ta_2と結んだ約束の後にFollow the graph聴いたらもう涙腺が馬鹿になってしまったよ。デビューからこれまでの間に重ねてきた、たくさんの出来事をなぞるように大切に歌う姿が、切なくて綺麗で儚かった。去年smiling聴いてドン底から救い上げてもらった時と同じくらい泣いた。

11/20に発売される次のシングルに入る3曲目は、Ta_2がどうしても消化しきれなかった気持ちを歌にしたもので、「俺からの手紙だと思って。」と。どんな曲かはまだ分からないけど、Ta_2の素直な気持ちが載せられた曲だから、たくさん聴いて少しでも理解することに近づけたらいいな。

「楽しいを作る天才」なOCDと「楽しむ天才」なオーディエンスで、これからも一緒に歩いて行こうね。ラストはWALKでバチバチに盛り上がって幕を閉じた熊本でした。

最後まで歌ってくれて、伝えてくれてありがとう。次は春のZeppツアーで会いましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?