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景気は、緩やかに持ち直している【2023年1~3月期】

【大阪府景気観測調査(2023年1~3月期)】


 今期の業況判断DIは、輸入物価や消費者物価の上昇が依然続くものの、COVID-19の抑制と社会経済活動の両立が進んだことから、全産業で-14.4と2四半期連続で改善した。資金繰りDI、設備投資DIが4四半期ぶりに低下したが、出荷・売上高DI、営業利益水準DIがそれぞれ2四半期連続で改善するなど、景気は緩やかに持ち直している。
 来期は、3四半期連続で業況が改善する見通しであるが、ウクライナ情勢、物価高、米国の銀行破綻を発端とする米欧の金融不安などについて、引き続き注視する必要がある。


業況判断DIの推移(前期比、季節調整済、製造業・非製造業別)

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