#3:老舗企業で新規事業担当になって、1ヶ月目の様子
こんにちは!「riku...」です。
今日は、老舗企業で新規事業担当になって1ヶ月目の様子を書いていきたいと思います。
右も左も分からない中で立ち上がった部門で、
どのような進め方をしたのか、
少しでも同じ境遇の皆さんの参考になれば幸いです。
①各メンバーの棚卸し・交流
私たちの会社では、さまざまなバックボーンを持つ人材が集められました。
・海外赴任経験者
・管理本部経験者
・営業経験者
・開発経験者
・情報システム経験者
・銀行出身転職組
etc
と本当にバックボーンはさまざまです。
一緒に仕事をしたことがある人もない人もいる中で、
まずは自分たちの足跡(どんな仕事をしてきたか)を棚卸し・共有しました。
どんな経験を積んできて、どんなことが得意で、どんなことに興味があるのか。
その情報を棚卸しすることで、このメンバーで何ができるか、どの分野の探索をするのか、
当たりをつけていったというイメージです。
②新規事業立ち上げの支援会社へコンタクト
とにかく「新規事業立ち上げ」のノウハウが何もない私たちは、
イベント・セミナー参加を通じて、支援会社があることを知り、藁にもすがる気持ちで、
各社にコンタクトを取りました。
具体的には、これら10社程度は話を聞いたと思います。
(1)オープンイノベーション支援プラットフォーム(有料・数百万円〜)
(2)伴走型コンサル(有料・数千万円〜)
(3)国や地方自治体実施の支援サービス(無料)
etc…
少し情報は古いですが、eiiconさん作成のカオスマップがありました。
参考までに貼っておきます。
実際にこれらのサービスを活用した企業の話なども聞き、
・それぞれのサービスの良し悪し
・どういう会社に向いているサービスなのか
などをヒアリングをし、活用方法を検討していきました。
※その後、会社の役員会にて有料サービスの活用を上申しました。
その時の様子や、結果はまた後日…
③過去、新規ビジネスに携わった社内人材へのヒアリング
私たちの会社で、専属の新規事業担当ができたのは初めてでしたが、
過去に「研修」「プロジェクト」「トップダウン案件」として新規ビジネスを模索し、
実際に対外リリースに至ったものもあります。
当時それらに関わった人たち(現在は軒並み部長クラス)に
僭越ながらヒアリングのお時間をいただきました。
実際にお話を伺うと、
・新しいビジネスモデルを推進する際にどの協力会社に依頼していたのか
・社内の進め方(キーマンは誰か、どのように会議を突破するのか)
・自社における新規事業の方向性の決め方
・各役員の思考(どの領域に興味があるか、刺さるか)
これらの貴重な情報を得ることができました。
やはり、先人たちのノウハウが少しでもあるのであれば
それを得ない手はない、と思います。
以上が、
新規事業担当になってリアルな1ヶ月目の様子です。
今後は時系列に沿って、“紆余曲折”を書いていければと思います。
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