【Obsidian最適化の旅 #1】私はObsidianに何を求めるのか
どうも。趣味でObsidianを使っている者です。
2021年の9月から約2年ほど、なんとな~く使っていました。
その状態でも、必要なときに必要な情報にアクセスする「保管庫」としては十分に機能してくれていました。
ただ2023年の途中から沸々と欲求が。
「壁面に付箋ペタペタで情報と頭の整理がしたい!」
(デジタル・アナログ不問)
ときどきMiroを触ったりしていたためか、いつの間にか付箋大好き人間になっていました。
職場のエクセル用にも付箋に似せた正方形のボックスを挿入するショートカットキーを追加する始末。
時系列順に並べたり、要素を分解して書き出すのに使ったり、分類してみたり。いろいろ便利なんです。
ただ、アナログだと紙面の大きさに制限されたりして付箋の良さが活かしきれない。
そこで白羽の矢を立てたのが、ObsidianのCanvas機能。
これまで大して使って来なかったので色々さわってみた感想は「ノートがもっと細かくないと関係性を表現しきれないな?」というもの。
同時にこの当時デイリーノートをやめてウィークリーノートだけで運用しており、そこらへんも改めて見直したくなっていたタイミングでした。
ということで2年使ったVaultを巣立ち、新たにVaultを作って運用することにしました。
ということでこのnoteから始まる一連の記事は、私が新しいVaultに求めるものを明確にし、Obsidianの機能を改めて深掘りした上で、私のためだけに存在するObsidian環境を作り上げるまでの旅の記録になります。
記念すべき初回は、私がObsidianで実現したいことの言語化です。
しばしお付き合い願います。
私はObsidianに何を求めるのか
2年間Obsidianを利用してきて、「なんとなくの運用はそれなりの結果にしか繋がらない」という反省を得ました。
カンバンを使ってみたけど長続きせず終わったり
いくつか見出しを用意したテンプレートを運用してみたけど、見出しに適した内容を書けずに終わったり
フォルダとタグがカオスになったり
新しくVaultを作る以上は、自分がしたいことを実現できる環境を作り上げたい。そしてそれができるカスタマイズ性がObsidianにはある。(たぶん)
ただ、そのためにはまず自分が漠然と「こんな感じの運用がしたい」と”思って”いることについて改めて”考え”、言葉で定義していく過程が必要です。
ということで、2023年11月時点で私がObsidianでやりたいと思っていた運用は以下の3つ。
日記的な運用
ノートから新しい知見や疑問を得る
プロジェクト・マネジメント
特に2と3はこれまで上手く機能して来なかった部分。念入りな情報収集が必要です。
日記的な運用
2年のうち大半はデイリーノートで運用していたんですが、最近はウィークリーだけでの運用に切り替えていました。
理由は「毎日そんなに書くことがなかった」から。
そのあたりの反省も別途記事にしますが、そんな私が「デイリーいいな」と思った記事がtadashi-aikawaさんの以下の記事。
細かいカスタマイズはともかく、朝/昼/晩という時間でざっくり分ける方法なら書き残せることは多そうだなと。
朝型の私に合わせると、早朝(出社前)/午前/午後/夜(退社後)の四分類が良さそうだと考えました。
この各見出しの下にその時間帯での出来事や予定したタスクなどをメモしていく。とても良い。
この考えをベースに、以降の要求事項やObsidianの機能を掘り下げて、どういう形で実装していくかを検討していきます。
ノートから新しい知見や疑問を得る
≒ Canvas機能を使いこなしたい。マインドマップ的な使い方はイメージし易いですが、自分が残したノートでこれを実践するには、ノートをアトミックに取る必要があるなと気が付きました。
ので、Zettelkastenについてもう一度よく調べつつ、参考図書もいくつか用意しつつ、このObsidianの最適化プロジェクトを通じて実践して方法を固めます。
プロジェクト・マネジメント
私は長期プロジェクトの管理が苦手です。どうしても近視眼的になりがちで、中長期的な目標を自分で設定して管理できた試しがありません。
TodoistやKANBANなどのタスク管理システムも使ってみましたが、これらはやはり一日単位でのタスク管理が主であり、「中長期視点からタスクを分解してデイリータスクに落とし込む」という作業をしないとそもそもタスクを取りこぼします。
議事録や各種データの取り回しも、いまいちしっくり来ておらず・・・とりあえず残してるけど・・・という感じでした。
これまでの自分の挫折を振り返って、自分に合った方法として立てた仮説は
「長期⇔中期⇔短期のスコープの切り替えを同一盤面で視覚的に行い、ノートも時系列順に並べる」
というもの。
Canvas機能ならこれを実装できそうだなと考えたので、Canvasを深掘りしてこの実装方法について検討していきます。
次回予告
次回はこれまでの2年に及ぶObsidianの運用で得た反省を書き連ねていきたいと考えています。
乞うご期待。
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