いちいち納得しないとリクルートスーツが着れない


わしは今絶賛就活生でございまして。

コロナウイルスの唯一ありがたいことは会社説明がほぼwebで受けれるようになったことでございます。
ですが、対面の説明会もいくつか参加します。オフィスツアー付き、とか、座談会付き、とかの場合は。

そんな時、リクルートスーツに袖を通すわけです。

これがなんとも屈辱的に思えるのがわたくしのめんどくさいところでございまして!!!!!

お仕事くださいワンワンな感じが、社会的な弱者に見られているきがするのです。そう思うのは、就職活動は辛いもの、やりたくないのにやらされるもの、というイメージがやはり最初はあったから。社会の犬に自分から申請する手続き、みたいなイメージがあったから。

でもそりゃあ、社会に出たら、就活生なんて社会人一年目よりもカスなわけなので、社会から下に見られるわけなんですけど。
体制にそのまんま乗っかって、会社に入るために従順さをアピールする感じが右向け右で右を見てんじゃねえ!!みたいな精神で育った私ができるわけがないと思っていました。


マイナビに登録をすることで人生の交通料を取られている感じとかをいちいちいちいち!!!!!感じてしまうわけです。

いやーめんどくさい。ですが、日本の就活システムはおかしい!!!!って叫んでも、相手にしているものがデカすぎるので、この波に乗っかる必要がある。そのために、まずは私は自分を納得させないといけないのです。この段階挟まないと先に進めないの、まじでまじでまじで!!!!!

だから
袖を通すたびにですね、思うわけです。

このおままごとを全力ですることで、評価してくれるバカがおります。
私という中身を見てもらうために、外見に全くノイズのない人間になってやりましょう。

と一度菩薩顔になってほっぺを叩く必要があるわけです。
この気合いの入れ方も、考えて考えて、自分を納得させて作り出したマインドセットであります。

高校生の時の私だったら、絶対着れなかったリクルートスーツ。

今はコツコツ音を鳴らしながら、マネスキンのI wanna be your slaveを聴いて、電車に乗り込んでおります。


今は社会人になるって面白そう、思えているし、私は犬になりに行く、なんて一ミリも思っていません。
辛いことは多いんだろうけど、今までも多かったから、自分が得意な辛さを与えてくる場所で働けるように頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?