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たぶん必然だったんだろう。

意味深なタイトルに惹かれた皆さん、こんにちは。
わたなべかん太です。
このタイトルに引き寄せられたところ大変申し上げにくいのですが、
このnoteは僕の好きなボードゲームのお話です。
(騙された皆さんごめんなさい。)

そもそもボードゲームってなんなんだろう。

僕たちの大好きなwikipedia先生はボードゲーム(以下ボドゲとも言う時があります)についてこう述べています。

ボードゲーム(Board Game)とは、専用のボード(盤)上でとも言う)を置く、動かす、取り除くなどして遊ぶゲームの総称。

wikipedia

んー、相変わらずよくわからない。
僕は正直「ボドゲって何?」って質問に対してうまく答えられません。

あまりボドゲに馴染みがない皆さんにお話しさせていただくと、
オセロ、将棋、人生ゲームはボドゲに分類されます。
そうなると「結構身近にあるんだ!」ってなりますよね。
ただいっつもUNOとトランプがボドゲに入るかがわからないんですよね。
(僕の認識ではUNOはボドゲ、トランプはカードゲーム)
誰かいいボドゲの説明があったらぜひ教えてください。

僕とボードゲームの出会い

本題に入る前にまず一つ。
僕は昔から頭を使うことが好きでした。
幼稚園の時から謎々やクイズ、クロスワードが大好きで、
よく両親と一緒に問題を出していた記憶があります。

あと好きなゲームは逆転裁判、レイトンと言ったように、
これもまた頭を使うパズルのような推理のようなものが好きでした。

なので頭を使うボドゲを好きなるのも必然だったんでしょう。
(はい、早々のタイトル回収です。)

お待たせした、本題に入りましょう。
僕とボードゲームの出会いのお話に入りましょう。
もちろん将棋や人生ゲームといった「ザ定番ボードゲーム」を除いて、
僕のボドゲとの出会いはおそらくこの作品です。


algo

algoという、数字を使った論理ゲーム。
これを中学生か高校生かの時に、妹とずっと遊んでた記憶があります。

僕と違って妹はあまりパズルとか推理とかが好きではありません。
だから今となっては妹とあんなにこのゲームをやっていたのか不思議でたまらないのですが、晩御飯を食べるや否やこのゲームをずっとしていた思い出があります。これが僕とボドゲの出会いになるんでしょう。
(しかもこのゲーム今の小学生でも知っている子がいる超名作ボドゲ)

何回かあった、ボドゲターニングポイント

僕の人生ではおそらく3回ボドゲターニングポイントがありました。

①高校1年生の夏合宿
僕は高校生の時、テニス部でした。
忘れもしません、1年生の夏合宿です。
1泊2日の合宿でコートに立った時間が20分くらいしかありませんでした。
本当にこんなひどい話があっていいんでしょうか。(反語)
(この合宿は今でも僕ら同期の鉄板トークテーマです)

すいません、話がそれました。
合宿の夜の話です。僕の同期が何人かとカードゲームのようなもので遊んでいました。それを見かけて「わたっちも一緒にやる?」(このあだ名で呼ばれたのは後にも先にもこの時だけでしょう)と声をかけられました。

当時高校生といえば思春期まっしぐら。カードゲームなんて卒業してます。
「いや、俺はええわ。」と軽く返しました。

今思い返すともしあの時そのゲームをしていたら僕のボドゲ人生はもっと変わっていたのかもしれません。何を隠そう、その作品こそこれなのです。


ラブレター

日本製ボドゲの代表と言っても過言ではない、カナイセイジ作 ラブレター。
たしかあの合宿は2012年くらいでしょう。そもそもこのゲームは2012年に発売されているのであんなに時代を先取りしていた同期の木谷君の感度に今となっては驚きが隠せません。(もはや尊敬すらしてる)

②協力隊時代①
おおい町地域おこし協力隊時代の話です。当時福井県内でも協力隊OB/OGの集まりがあって、その時数人で集まった時の話。ボードゲーム好きなOBがコンテナにボドゲを詰め込んでやってきました。その時やったこの2作品はほんと衝撃で今でも人に勧めたり、自分もやったりしてます。それがこちら。


狩歌
ゲスクラブ

狩歌はシンプルにこんな遊び方のゲームがあるんだという衝撃が面白かったですね。ゲスクラブに関してはあの人との価値観の違いとどこか大喜利によってしまう関西人としての性があります。笑

そうかボドゲってこんなに面白いのかが印象深く残っています。
(あとゲスクラブは絶対この初版の方がアートワークもコンポーネント(内容物)もよかった)


②協力隊時代②
協力隊時代、僕は日本全国に知り合いがいました。
その1人が奈良県大淀町で地域おこし協力隊をしていた外狩さん。


外狩さん。超余談だが誕生日が一緒。


外狩さんは情報発信が主にメインミッションだったのですが、それとは別にゲストハウスのオープンに向けても活動されていました。卒業した今はそのゲストハウスもオープンしたのでぜひ遊びに行ってみてください。(ほんまにいいところ)

そんなゲストハウス大淀でめちゃめちゃやったのがこのゲーム。
僕はこの2つはボドゲにハマるトリガーになる作品だと思っています。


ブロックス


ito

ブロックスと呼ばれる陣取りゲーム。(よくテトリスって言われる)と、
人との間隔のズレを楽しむこれまた名作のito。itoに関してはたぶん2時間以上やってた。笑 懐かしい、めちゃめちゃいい思い出。

ちなみに僕の福井で出会った大親友の1人、のっちは何を隠そうこのゲストハウス大淀で初めて出会った。時期はたぶん12月くらい。いまだに「ほんまにそれまで福井であったことなかったか?」と思うけどそうらしい。


弾ける笑顔が眩しいが、
彼は自分のお金ではボードゲームを購入せず、
自信が運営に携わる宿の備品としてボドゲを購入する「ビジネスボドゲーマー」だ。


そんなボドゲの魅力とは。

ちなみに僕がこんなにボドゲにハマって集めだしたのはここ2年くらいの話だ。それまではほんのちょっとしか持っていなかったし、そこまで積極的に集めていなかった。集めだしたきっかけも特に覚えていない。
(ここが本当に謎だ)

そして僕はここ最近になってボドゲのイベントをよく開いている。
しかもほぼ僕主催、参加費もほとんどのイベントが無料。
じゃあ一体僕はどうしてそこまでしてこんなことをしているのか。
ちゃんとそこには理由があります。

①ボドゲはコミュニケーションツールだ。
僕にとってここは常に変わりません。ボドゲはいわばコミュニケーション方法の1つに過ぎないと思っています。例えば子どもが学校から帰ってきて寺日ゲームやスマホを触る。おそらく現代ではそれはもう当たり前のことでしょう。ただ僕は思うんです。なんだかそれって寂しいなって。

せっかく一緒に家にいるならたまにはみんなで遊ぶ時間も作って欲しい。
そう、そのツールこそがまさにボードゲームだと思っています。一緒に遊ぶことによって会話が生まれ、楽しいとまたやりたくなる。そして他のゲームも気になりだす。ただそのゲームの楽しさは誰かが教えてあげなくてはいけません。じゃあ誰が教えるのか。そんなのボードゲームが好きな人は勝手に教えてあげたらいいんです。という気持ちでいつもイベントをしています。

「今日遊んだゲームを実際に買って、今日イベントで遊んだ楽しいの続きを次は家でいつでも。」そんな光景が起こっていたらこれほどボドゲーマー冥利に尽きることはありません。

②ボドゲは教育にもいい。
あとボドゲは教育にもいいと思います。これはすごく分かりやすいと思うのですが、オセロや将棋って頭が良くなりそうな気がしますよね?
そうボドゲって頭使うから脳がめっちゃ活性化されるんです。(僕調べ)

オセロや将棋といったように全ての情報が公開されているアブストラクト系と呼ばれるゲームは何手先まで読み切れるかで勝敗を大きく左右します。

人の心理を読み取ってゲームを進めるブラフ系と呼ばれるゲームは、相手が何を望んでいるのか、どういう心理状態にあるのかを読み解けるかが勝負の鍵を握ります。

そして人狼のような自分の役職を隠してゲームを進める正体隠匿系と呼ばれるゲームは、自分の話す言葉をうまく論理立てないとボロが出てしまうゲームです。

このようにいろいろな系統が存在するボドゲですが、それぞれ使う思考が異なります。ただ遊ぶだけで勝手に脳が鍛えられている。そんなボドゲって素敵じゃないですか?

③ボドゲは全てを超える。
ボードゲームが特に良いと思うところがあります。

ボドゲは全てを超えるんです。
例えばテレビゲームで遊んだ場合、どうしても熟練者と初心者の間で埋められない差ができてしまいます。特に操作がわからない場合は全くと言っていいほど歯が立たないでしょう。

ですがボドゲは違います。
ボドゲは様々な種類があり、簡単なゲーム(いわゆる軽ゲーと呼ばれるジャンル)は小さいお子さんからお年寄りの方が差がなく遊ベます。

実際に僕も今年のお正月、親戚が集まった際にボドゲで遊びました。
そして82歳のおばあちゃんにしっかりと負けました。ボドゲは世代を超えて遊ぶことができるんです。

さらに僕が主催したイベントに海外の方が遊びに来た時があります。
その時も日本人とその人たちが、言葉が通じなくても一緒のテーブルで遊んでいる光景を作れました。ボドゲは国境すら超えるのです。
(ボドゲ界隈の方にお伝えしますが、この時に紹介したゲームはブロックスとハゲタカのえじきです)

そう、ボードゲームは誰も1人にしないんです。
こんな幸せなボードゲームと言うものを僕はもっとみんなに知ってほしい。
だから僕はこうしてボドゲのイベントしてはみんなにその良さを知ってもらおうとしているんです。

僕は強要はしません。
人によっては全く合わない人もいるでしょう。
けど、きっとあなたに合ったボドゲは見つかるはず。
だってボードゲームって世界に2万種類以上存在しているんですから。

しかも年間1,000種類以上のボドゲが世に生み出されています。
さっき伝えた2万種類も全てのボドゲを挙げているわけではないので、
もしかすると氷山の一角に過ぎないかもしれません。

僕もまだまだ知らないゲームはたくさんあり、
自分が好きなゲーム、嫌いなゲームももちろんあります。
けどそれでいい。自分の好きなゲームを好きな人とすればそれでいい。

ただみんなで楽しむことがボドゲ唯一の目的なんですから。


Have a nice board game life!!!



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