もし今フレンドパークIIがあったら?を考えてみたい

※この文章は、大学のゼミでブログを書いてみようと言う課題で提出したものです。最後に書き下ろしもありますので良ければ最後までぜひお楽しみください。

  東京フレンドパークIIという番組をあなたはご存知だろうか。関口宏氏と渡辺正行氏がMCとして鎮座し、案内役としてホンジャマカを添えて、毎週2人のゲストが、まるで遊園地のようなアトラクションにチャレンジし、定められたクリアを目指すという、かつてTBS系列で、放送されていた番組である。1994年から2011年まで放送されており、多くの芸能人が活躍した。番組のルールとしては、用意される5つのアトラクションをゲスト2人がチャレンジし、各アトラクションクリア基準を満たせば、クリアの証として約10万円相当の金貨を与えられる。そして、5つのアトラクションにチャレンジし終わったあとには、ビッグチャレンジというものが待っている。これは、アトラクションをクリアしたことで得た金貨を、ダーツと替えるで、チャレンジでき、ルーレットのように回る的にダーツを投げる。その的には、車を初めとした豪華景品が並び、当たったものを持ち帰れる文字通りビッグなチャレンジとなっている。このように、今では考えられないほど、豪華で煌びやかでテレビの力を大いに使った番組である。

もしも今あったら?と考える夜


   私は、夜更けにいつもこんなことを考えている。もし今東京フレンドパークIIがあったら、誰がゲストに呼ばれて誰が活躍するんだろう???実際にこれは東京フレンドパークに限った話ではなく、様々な過去放送されていたバラエティ番組が今存在したら誰が活躍するのだろうか。ということをよく考えている。今回はそんな中でも、東京フレンドパークIIが今あったら?を考えていきたいと思う。
   フレンドパークには、グランドスラムと呼ばれるものがある。前述した通り、フレンドパークにはいくつかのアトラクションが存在し、その中で毎週5つが選ばれ、その全てをクリアすることをグランドスラムという。なので今回は、今フレンドパークIIかあったら、誰がグランドスラムを達成するのか?を元に発想を広げていきたい。まず、前提条件として、大抵1つ目のアトラクションで行われる走って壁に貼り付き、貼りついた場所に書かれた得点を得てクリア得点数を目指す、「ウォールクラッシュ」。そして、大抵最後のアトラクションに行われる、案内役のホンジャマカとエアーホッケーで戦う「ハイパーホッケー」。これは、ほぼ毎回行われているアトラクションなので、行われると仮定する。残りの3種目だが、特に登場回数の多く、最近行われている番外編の「東京フレンドパーク春ドラマ対抗戦」などでも多く行われている、反射神経とリズム感が大事な「フラッシュザウルス」。記憶力と音楽性が試されるフールオンザヒル。そして、知力と体力が試される「クイズ!ボディ&ブレイン」の3つを含めた計5つで考えることにする。果たして大活躍する芸人、またグランドスラムを達成する芸人はいるのであろうか。

やっぱり運動神経は大事


   頭を使うアトラクションもあるとはいえ、やはりほとんどが身体を使ったアトラクションであることを考えると、グランドスラムに運動神経は必須であると考えられる。現代の芸人で運動神経と言えば。挙げない訳には行かないのは「ティモンディ」であろう。野球の名門校済美高校の同級生コンビの彼らは、高岸氏は高校時代はエースを務め、大学時代怪我で肘を痛めるまではプロからもスカウトが来ていた程の野球力の持ち主で現在も150kmを超える球速を持ち、昨年は社会人野球チーム栃木ゴールデンブレーブスにも加入した。更に、キンボールと呼ばれるマイナースポーツの日本代表にも選ばれていたことがあり、間違いなく芸人屈指の運動神経を持つ人間であろう。そして、注目すべきは相方の前田氏。高岸氏ばかり目立ちがちだが、彼も高校時代全国スポーツテストで日本一に立っている程の運動神経の持ち主であり、運動の総合力では、高岸氏を凌ぐとも言われている。そんな2人は、2人揃えば運動において苦手なジャンルがないと言えるほどの2人であるので、まず、走力と跳躍力が求められる「ウォールクラッシュ」に反射神経を求める「フラッシュザウルス」、とてつもないホッケースキルを持ち、テクニックの恵、パワーの石塚と呼ばれるホッケープレイヤーホンジャマカと戦う「ハイパーホッケー」に勝利することも安易に想像がつくであろう。その分知識力が求められる「クイズ!ボディ&ブレイン」、リズム感が求められる「フールオンザヒル」が少し不利になることも考えられるが、いずれも身体を使わない訳では無いので完全に不得意では無いだろう。間違いなく、現代芸人の中で最もグランドスラムに近い芸人なのではないだろうか。
   更にもう1組。コンビでは無いが、フワちゃん&オードリー春日チームも、グランドスラム達成にかなりの可能性を持っていると私は考えている。この2人はコンビでは無いのだが、フレンドパークと同局で放送されていた炎の体育会TVにて、2人でエアロビ大会にチャレンジし、全国大会で銅メダルを獲得しているため、その派生で出演することも考えられる。フワちゃんは、抜群の運動神経で、陸上部で鍛え上げた足の速さと、単純な身体能力。現在はプロレスラーとしても活躍する何事も全力でチャレンジする姿勢は、確実にフレンドパークにて活躍出来るスキルであろう。また、オードリー春日氏。相方の若林氏曰く「お笑い以外なんでも出来る男」と評される彼は、かつてフィンスイミング日本代表に選ばれ、ボディービルダーとしても活躍していたことがある。かつて、オードリーとして東京フレンドパークIIに出演した際にも、残念ながらホンジャマカにハイパーホッケーで負けてしまいグランドスラムとはならなかったが4つアトラクションをクリアし金貨4枚を獲得しているなど、実績も充分である。2人の身体能力と、春日氏の奥様とも仲良くしているフワちゃんと春日氏のコンビネーションは、グランドスラムを大いに狙えるコンビであろう。「ウォールクラッシュ」、「フラッシュザウルス」、「ハイパーホッケー」は言わずもがな、「クイズ!ボディ&ブレイン」も春日氏はかつて東大受験にチャレンジしていたり、フワちゃんもラジオで活躍する知性など充分にクリア出来る可能性がある。唯一「フールオンザヒル」だけが、懸念点であるがそれを差し引いても、もしかするとティモンディの2人よりもグランドスラムをする可能性が高いであろう。

最後はスターが全てを持っていく


   ここからは、最後のビッグチャレンジに関して考えていく。これに必要なのはやはり、スター性であろう。番組の長い歴史の中でも、最後のビッグチャレンジでパジェロを始めとする車を獲得したのはおよそ10名とかなり少ない。獲得者は嵐の櫻井翔氏や、当時M-1準優勝後大ブレイクしノリに乗っていたオードリー若林氏など、やはりスターが最後に全てを持っていくのが東京フレンドパークIIなのである。現代のスター芸人と言えば、やはり霜降り明星を語らない訳にはいかないであろう。せいや氏と粗品氏で構成されるお笑いコンビの霜降り明星は、史上最年少でのM-1グランプリ制覇。そして粗品氏は史上初のM-1R-1の2冠に輝き、せいや氏もものまねグランプリで栄光に輝き、人志松本のすべらない話では、最も優れたすべらない話に送られるMVSを史上最年少で受賞し、YouTubeも2人のチャンネル及び粗品氏ピンのチャンネルでも100万人登録者を記録するなどテレビからネットまで、2人揃って得た冠の数は計り知れない。そんなスター性を誇る2人、アトラクションに関しては、グランドスラムは厳しいかもしれないが、粗品氏の絶対音感を生かすことが出来る「フールオンザヒル」やせいや氏の抜群の記憶力を活かして「クイズ!ボディ&ブレイン」、2人の抜群のコンビネーションを使って「ハイパーホッケー」にチャレンジすれば、金貨をおおよそ3~4枚得ることは考えられる。この4枚を使ってダーツにチャレンジしたとすれば、この2人のスター性なら車を獲得することも容易に想像することが出来るだろう。

番外編 金貨を持ち帰りそうな芸人



   ここで、番外編。金貨を持ち帰りそうな芸人である。金貨はダーツに交換することが、番組の定石として知られているが、やはり1枚10万円相当の金貨ということもあり、かつて1人だけ金貨を持ち帰ったゲストが存在する。それが高田純次氏。日本一のテキトー男として知られる高田純次氏は何度関口宏氏から聞かれても金貨を持ち帰る選択をした。そんな高田純次氏のような、掟破りなことを行いそうな芸人を考えようと思う。
   1人目は、ドランクドラゴン鈴木氏である。鈴木氏はかつて、フジテレビ系のバラエティ番組「逃走中」において、リタイアすることで賞金を持ち帰れるシステム「自首」を史上初2度行った人物であり、彼の時と場合により夢を捨て確実に賞金を取りに行く姿は、お茶の間に物議と爆笑を呼んだ。そんな彼だが、フレンドパークでも金貨を持ち帰る可能性は大いにあると考えているが、現在コンビでのテレビ出演も少なくなっていることから、仮にこの番組が復活しても呼ばれるかどうかが疑問点である。
   そしてもう1人。私としては彼が大本命である。それが相席スタート山添氏。令和のクズ芸人と呼ばれる彼は、誠実そうで清潔感のある見た目ながらも、金への執着が凄まじく、ギャンブル好きでも知られるため、金貨を持ち帰ることは容易に想像することが出来る。実際に同じTBS系の朝の番組ラヴィットではその行いから悪童と呼ばれていた。ただ、ギャンブル好きな性格のため、ダーツをギャンブルとして捉え、ビッグチャレンジに参加する可能性も大いに考えられる。いずれにしろ言えることは、堂々と金貨を持ち帰った高田純次氏はやはり大物である。

まとめ



前述した通り、ここ数年は夏のドラマ対抗で復活することの多い東京フレンドパーク。しかし、そこにはやはり番宣メインのフレンドパークしか存在せず、かつての爆笑できてワクワクするようなフレンドパークの姿は無くなっているように思える。私たちの好きだったフレンドパークを見るために、1度でもいいので、あの頃の芸人が全力でグランドスラムを目指すフレンドパークを見たいものだ。



書き下ろし みたい。

  さあ皆様。今までは、大学に提出したものです。ご察しの通り教授に伝わるよう、ある程度露出のあり、誰でも知ってるレベルの知名度の芸人さんしか書いておりませんでしたが、ここからはお前ら向けです。
  まずは、ママタルト。どう考えても肥満さんのウォールクラッシュ見たいでしょ。ノリノリ笑顔のひわちゃん見たいでしょ。ほんとにギリギリまで大学提出分にねじ込もうか迷ったからね。
次に、ケビンス。まあここも妥当。流石に大ジャンプのコンボイさんみたいでしょ。仁木さんも普通に動けるので全然グランドスラムし得る。
次に三日月ヶ浜。見たいだろどう考えても。絶対あのネタやってくれ。
  あとは意外なところで言うと、ハチカイさんね。見ろよこのネタのニシブチさん。

どう見てもめちゃくちゃ飛んでるだろ。ジュウロッカイ組で無双とかしたら爆笑しちゃうと思う。そしてダウ90000。4チーム作れます。次に骨付きバナナ。
こうだいさんのジャンプ力をR-1の1回戦で見た時普通に人ってこんな跳ぶんだって恐怖感じました。
ブレーメン。俺が好きだっただけ。Zoo party。
8月22日の彼女。めちゃくちゃカラフルなジャンプスーツ着てる千代園さん見たいし、ボディ&ブレインでめちゃくちゃ難しいクイズ出てそれをとんでもない速さで答えるFANさんを見たい。
ぱーてぃーちゃん。ギャルは爪が危ないのでホッケーはがのちゃん一人で頑張って欲しい。
最高の人間。頼むから岡野さんにダーツでキマって欲しい。
真空ジェシカ。まじでボケすぎて関口宏に怒られてそれを見て爆笑するリーダーを見たい。
ランジャタイ。上に同じ。
ボニーボニー。マジでなんの悪びれもなく花崎さんに金貨持って帰って欲しい。

ということで書き下ろし部分はほぼ箇条書きでした。楽しいよねぇ~~こういうの。

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