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ありがとう。大好きです。

2021年。私が高3の頃。どうしようもない受験のストレスと、母親と毎日揉めることへの疲れ、学校でのしんどさなどを抱えていた私は、お笑いしか趣味がなかった。学校が終わると1人でバスに乗りこみ、お気に入りの音楽と共にTL警備。そんな日常だった。

2021年秋。
とあるツイートをバス内で見る。

多分魚雷2倍速さんの引用リツイートで回ってきたんだと思う。そう思うと魚雷さんに感謝でしかないんだけど。
当時WESTANTSもほとんど知らなくて、「にぼいわさんと風穴さんがいるとこか」くらいの知識だったが、このツイートを見て、あまりにも切なさと面白さと人間味が滲み出てて、又吉若林山里を青春としてきた私は絶対好きだってビビッときた。帰ってすぐチームクボを調べた。そこで出会ったのはまだガングリオンではなくふわり春だった。

ふわり春と出会う。
と言っても見れた漫才は1本だが。「好きな物はTikTokで嫌いなものはTwitterです」「後で話があります。」
この流れを見た時に、「あ、多分面白いとしてるものが一緒かもしれない。これは好きだ。」
そう思った。何かで沢山ネタを見れる機会が無いかなぁって伺っていた。ほんとにこの時は認知をしているくらいで。Twitterもフォローして無かったかもしれない。

2022年春。
受験も終わり、ある程度自由になったタイミングでフォロワーと寄席ドラフトという遊びをした。各々が好きな芸人さんをドラフト形式で取っていって好みの寄席を作るというただただオタクが楽しい遊びをした。様子は多分noteに残してるので良ければ見てください。
その頃の私には、ずっとどこかでふわり春の漫才がこびりついていた。私はネタを1本しか見たことがなく、予備知識もほとんどないふわり春を最終指名で選んだ。なんだか感じたものがあったのかもしれない。

目をつけられる。
ドラフト寄席の様子をツイートすると、チームクボ勢脅威のエゴサ力で、クボさん文さんまいちさんから一気にいいねが来る。芸人さんからいいねくるなんて現象はカナメの零士さんくらいでしか経験したことが無かったので普通に怯える。とりあえず全員フォローする。信じられないスピードどでクボさんと文さんからフォロバされる。

見返したけどフォロバのきっかけ文さんすぎるよ…

こんなに距離の近いことってあるんだってなんか不思議な気持ちだったし、他にも沢山ネタを見たいなって思った。

ふわり春単独春疾走。
ふわり春ミニ単独の告知がされる。ゲストもにぼいわさんで、ここで見なきゃもう見ない気がするって思ったので配信を買う。受験が終わって、もしかしたら初めて買った配信ライブだったかもしれない。それくらいなんか不思議な縁を勝手に感じていた。

ふわり春単独春疾走中止。
クボボコボコライブ開催。
まいちさんがコロナに感染し春疾走が中止に。代わりに文化財さんとにぼいわさんでクボさんをボコボコにするライブ「春早て」が開催。クボさんをボコボコにするライブ???ってなって意味わかんなすぎてこれはこれでめちゃくちゃ楽しみだったのを覚えている。

春早てを見る。忘れもしない。福岡に引っ越してきた日に見た。一人暮らしスタートの心細さと自由な雰囲気の中で洗濯機を設置してもらってる間に始まった。この頃の私はと言うと、当時はフリーエントリーだった今のお世話になってるライブに出ることが決まっており、どんなネタをしようか。そもそも私にネタなんてできるのか。1回でたらもうやめよう。そんな軽い気持ちでしか無かった。そのため、書いてたネタはなんでもないフリップネタで、もう作り始めていた。
そんな中で春早てをみた。もちろんガングリオンの漫才、にぼいわさんとのコラボネタ。コーナーもあり満足度が高いライブだったのだが。
僕はクボさんのピンネタ「ビンゴ」に度肝を抜かれた。なんだこれ?面白すぎる。ピンのコントがこんなに面白いことがあっていいのか。世界観が形成されてるのに自分の感情も乗っていてそれを1人でやっている。雷に打たれてそのまま倒れるような衝撃だった。その夜私は初めてのライブでやるフリップの一ページ目を破りコントを書いた。結果そのコントを書いてなかったら多分私はピンネタの書き方なんて分かってなかったはず。今も分かってるとは言えないかもしれないけど。間違いなく人生を変えたネタだと思う。

自分が舞台に立つ。
5月。初めて舞台に立った。右も左も分からないし、今見返すと声も信じられないくらい小さいし、演技力終わってるし、でもありがたいことに反応を貰って、楽屋の芸人さんにも面白かったと言って貰えて、でもこれを続けて行けるのかと言うとどうなんだろうとまだ漠然としていた。何かを求めてYouTubeにネタを上げた。正直あれ早く消したい。まじで声とか間とか終わってる。
とある日。クボさんから1件のDMが届く。

走り出したい気分だった。なんでこんなこと言ってくれるんだろう。自分のスタイルを決めるきっかけになった人がこういってくれてたとえお世辞だとしても嬉しかった。この言葉があったからこのあとまだやってみようって思えたしまだ続けてる。

ハチカイツーマン北村知化財。阿佐ヶ谷集会。
6月くらいかな。ガングリオンの東京遠征を見る。ガングリオンに関してはこの時点でそこまで詳しくなくてYouTubeに上がってるネタと春早てのネタくらいしか見たこと無かった気がする。そこで見た「文が噛んだら即暗転」。あ、文化財さんってこんな面白い人なんだ。愛すべき人なんだ。そう気づけたコーナーでもあったしシンプルにニシブチさんが凄すぎた。ライブの最後にでっかい三角定規出してきたけど、自分もでっかい三角定規でネタ作ったことあったから勝手に運命を感じた。その1ヶ月後?くらいに阿佐ヶ谷集会も見た。多分オムライスのネタだった気がする。クボさんどんだけ幅広いんって思った。すっごい好きだった。もうこの辺からはガングリオンにのめり込むばかり。

インスタライブ。
夏頃。クボさんのインスタライブを見始める。俺はお笑いにおいても私生活においても人間味をさらけだしてくれる人が大好きなのでクボさんのことをあまりにも好きになった。インスタライブをみて絶対についていこうって決めた。かっこいいし面白いしついて行かないと後悔するって感じた。

太宰。
口火配信を初めて買う。その日やってたのは太宰。ビンゴを超える衝撃だった。もちろんガングリオンのネタも大好きだけど、やっぱりクボさんのピンネタってあまりにも僕の目標であり目指す先であり憧れだなって感じた。あとちょうどこの時期、とある集団から自分の活動を晒しあげられていじめまがいなことを受けてもう辞めようというかSNS全部やめようかなって感じていた頃も重なっていたのだが、なんかそういう覇気持ってるのかクボさんからDMが届いて、それは自分だけのものにしたいから詳しくは言わないけど、あれが無かったら今どうなってたか分からないね。普通に辞めてた気もするし。

冬。2連続単独。
くまねこ単独があった。あらきさんとのくまねこは極端に見れる機会が少なく、まあ見るしか無かった。またこれがいいライブだった。何個武器持ってんねんって思った。タイトルまでわからんけど、辞書?のネタみたいなことをずっとやりたいなって思ってる。

無能な催眠術師。
このライブは私の人生で1番大事なライブになった。このライブを面白いと思う為に今までの人生があったのかもしれないと感じてしまう程だった。こんなことがあっていいんだ。こんなに脳みそを全て見せてくれて最高なものを届けてくれるのかと感動した。この時期、私も単独をやらないかと言われていて、自分に自信が持てずに返事を待たせていたが、このライブ野翌日やらせてくださいと言った。このライブを見てなければ単独をやることもなかったと思う。
そして遺書を読んで泣いた。たまに今でも読み返す。君のおかげで遺書じゃなくなったって言ってくれてなんでただの一ファンにそんなこと言ってくれんねん…ってまたぶっ倒れた。
大阪で貰ったフライヤー家の中で1番いいとこに飾ってます。

本棚の1番上のお笑い大好きコーナー。神棚としてる。

年末。R-1にて。
年末にR-1に出るため大阪に向かう。たまたまクボさんと文化財と同日だったのでクボさんから終わったらご飯行こうやと誘っていただける。これほど嬉しいことは無いと思っていた。
R-1は正直自分の全てがへし折られたくらいボロボロだった。毎回絶対ウケてたネタだったが、ほとんど反応もなくいちばん強いところでもクスクス程度。ああこれが現実かと打ちのめされた。その後クボさんを客席で見た。まあーーウケてた。しめっちゃおもしろかった。絶対いったなと思った。文化財さんもみた。まじで昔のフランス映画みてる感覚と同じだった。俺はすごい好きだった。その後ガングリオンのお2人と合流させて頂き、学生芸人の神のまにまにさんも含めて5人でお食事に行かせていただいた。

2人にご馳走して頂いたラーメン。
一時期待ち受けにしてた。


すんげぇ楽しかったマジで。画面の中で見てた人達が目の前で喋ってんで…って思った。後輩として俺と接してくれてんで…ってわけわかんない感情になった。クボさんは見てた通りめちゃくちゃ人間味溢れる最高に面白い人で、文さんは顔がちゃんとかっこよかったし死ぬほど優しかった。でも画面の中よりも挙動不審だった。クボさんに文さんのネタみてどう思った?って聞かれて「文さんがどんな人なのかがある程度わかってる上でみたのでめちゃくちゃ面白かったです」って答えると「甘やかしたらあかんて!」ってすごい怒られた。

ちゃんと緊張して俺の顔引きつってる。
いい経験でしかなかったです。


余談だが、R-1終わりで道で目の前にボニーさんとかカルビさんとかうえしさんがいる時間があってマジでぶっ倒れそうだった。来年は絶対にウケてここに来るんだって続ける理由にもなった。今年もまた行きます。絶対勝ちます。

そして今年の夏。
自分が初めて1回戦を突破した賞レースでもあり2回戦でめちゃくちゃ悔しい思いをしたunder25であとは任せてって言ってほんとに決勝に行ったガングリオンさすがかっこよすぎます。いつまでも目指す先にいてくれてありがとうございます。このまま前を突っ走ってください。必ずずっと追いかけます。

まとまってない文章ですまない。去年までのことをとりあえず書いた。好きなことは伝わったかな。正直チームクボがなければこんなにお笑いを続けることもなかったし、楽屋Aにハマることもなかったしボニーさんとかにも出会ってない。間違いなく18.19.20歳っていう人生の凄い大事な時期の道筋を導いてくれた人だと勝手に思っています。ありがとう。お笑いをやっていてくれてありがとうございます。

どう考えても色んなことにおいて天才なのに天才だとしか言えないのにどこまでも人間味が溢れててファンとの距離があまりにも近くて、私みたいな人間に救いを与えてくれて、生き方を示してくれる、悩んで悩んで悩み抜いて光を見つけだす、性格が終わってるくらい悪い亀と猫が好きなクボさんが大好きです。

ネタ飛ばしたりスーツ無くすけど可愛げがめちゃくちゃあってめちゃくちゃ顔かっこよくて身長も高いのに顔ファンがいなくてでもポンプを売ってクボさんにお金を貸して人間性の塊みたいな天才の文さんが大好きです。

2人を支え続けて信じられんくらい文章が面白いスーパーしごでき裏方のいこまさんが大好きです。いつもありがとうございます。

またくまねこも見れる機会あるよね。
ふわり春もいいコンビだったなぁ。
チームクボに出会わせてくれてありがとう。

この文章に書いたことがチームクボの歴史の1ページ未満であることを祈っています。これからもずっと追いかけさせてください。

ガングリオン決勝がんばってください。
重めのファンとして、ネットを通じた後輩として陰ながら応援してます。

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