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焼き肉鍋は気取らないごちそう 〜自作して考えた〜

子どもが焼き肉鍋のCMを見て食べたいと言い出したので、冷蔵庫で死蔵されている焼肉のタレを使ってそれっぽいものを作ることにしました。

メーカーさんやコラボした料理サイトを確認したところ、肉を焼いたところに鍋の素を絡めて、更に野菜と水を足して軽く煮込むようです。
肉を焼き付けるので、いつもの土鍋じゃなくてステンレスの鍋を召喚します。



焼き肉鍋を作ってみた

〜我が家の焼き肉鍋〜
焦げ付かないよう、中火でじっくりと鍋を温めて油を引く
焼き肉感を出すために、最初にひと口大にちぎったキャベツ4枚を軽く焦げるまで焼いて皿に取り出しておく

豚こま300gを鍋に入れ、色が変わってきたら端に寄せて輪切りの玉ねぎを焼き付ける
肉に焼肉のタレを回しかけ絡める

玉ねぎの横に5cmの拍子木切りにした人参と5mm幅に切ったピーマンを入れ、水300ccを入れて煮込む

野菜に火が通ってきたら油揚げ3枚とともやし半袋、焼いたキャベツを並べていれ、蓋をして蒸し煮にする
具材に火が通ったら出来上がり
〜〜〜

鍋っていうか…すき焼き? プルコギ?

子どもにも父さんにも大好評でした。
が、ほぼ全て焼肉のタレの功績だと思います。

具材は、特に油揚げが子どもにウケて驚きました。
子どもに肉を譲る親のために入れたつもりでした。
キャベツは最初から煮るより焼いて正解だったんじゃない?と言われたので、内心ガッツポーズです。

写真だと分かりにくいですが、具材の下に数cmの煮汁が隠れています。
〆は、そこにご飯入れてもやしを追加して溶き卵を回しかけて半熟になるまで煮込みました。
味を見てタレを追加します。
絶対美味しいに決まっています。


焼き肉鍋について考えてみた

焼き肉と焼き肉鍋、何が違うんでしょう。

今回自己流で焼き肉鍋を作ってみて感じたことは、洗い物が少ないということです。
まず、鍋とホットプレートだったら、鍋のほうが圧倒的に洗うのが楽だと思います。
そして食べ終わった時に残った汚れた食器類は鍋としゃもじ、取り皿と箸だけでした。焼き肉だったら具材を盛り合わせたお皿が何枚かと、ご飯茶碗が追加になります。
多分、我が家は焼き肉なら汁物も必要なので、それを作る手間と器が発生します。


また、食卓で1枚ずつ焼いていく焼き肉よりも台所で完成させられる鍋のほうがちゃちゃっと食べられるので、平日の食事には焼き肉鍋のほうが向いていると感じました。

逆に焼くのを待ちながら会話を楽しんだり奉行の腕を披露したりできるのが焼肉の良いところだと思います。

一方、普通の鍋と比べると味が濃く『今日は焼き肉♪』感があって楽しかったです。

その日の気分に合わせて焼き肉と焼き肉鍋と鍋を使い分けられたら良いんじゃないかと思いました。


エバラさん、買わなくてごめんね。
ココに紹介するから許してー!





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