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能登活日記

能登活って(笑
そんなに資料が残っていない教経ですが、とりあえず教経関連資料を集めに国会図書館をさまよっていたら、見つけたんですよ。

資料というか、江戸時代の創作物(多分)なんですが
能登守教経外伝 西海浪間月 なる書物を。
のとのかみのりつね がいでん!
さいかい なみまのつき!

くわ~~~~なんだろ。初めて知った。
江戸時代のファンタジー系読み本かな??と思い
国会図書館から電子取り寄せできないかな~~~と思い
手順を調べていたんですが、気が付いたら古書が偶然出回っていたので
買 い ま し た!!!!!!!!やった!!!!!!!!

聖遺物感がやべえ

思ったより・・・軽い。
飛んで行ってしまいそうだな・・・
発行は1830年ころ。
私の戸籍にいる、由衛門さんが生きていた辺りの時代かな・・・?
(それ以前は戦争で戸籍が焼けたのでわかりません)


ふぉ・・・溜息しかでない

揚羽家紋で愛しかないんか??

私の専門院政期なので、江戸時代なんてちょっと近所じゃんとか思っていたんですが
いざ目の前に、リアル江戸時代BOOKを手に取り、ページをめくると(もちろんマスク、手袋の完全装備で)200年前の書物をこうしてとりあえずどうにか読めるという事態に驚きを禁じ得ないですね。

いや、私は就職で学芸員にはなれなかったけど学芸員資格は持っているので、こんな形でリアル資料に向き合う日が来るとは思わなかった。
人生何事も無駄が無い。
史学科出でよかったと死ぬほど思った。
誰だ文学部は役に立たないって就活の面接で言ってきたやつ!生涯許さん!

話がそれました。

ゴリゴリの草書だったらどうしようと思ったのですが、読みやすい楷書とカナ交じり。
さらに漢字にはフリガナつき。


読める…読めるぞ…!

セルフで電子化して読んで、noteに訳載せたいな~と思います。
冒頭はとりあえず源平時代の歴史についてたら~~っと描かれている感じ。

とりあえず、教経という人物が200年前にどういう書かれ方をしていたのか、とかのヒントになればいいな~と思い、読んでいきます。
ゴリゴリの八艘飛び絵があるから、読まんでも明らかですが、タイトル的に外伝!なんて言われるとめっちゃ気になるじゃん…!