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ぎっくり首と、デジタルデトックス

noteを一週間以上、休んでいた。
というのも、先週の初めに首を痛めて、日常生活を送るだけでいっぱいいっぱいだった。

はじめはただの寝違えかと思っていたが、痛みは日ごとに増す一方。
とにかく、眠れない。寝返りをうつたび首筋に激痛がはしり、その度に目が覚める。布団から起き上がれず、イモムシのように丸まって這い上がる。
これ、ぜったい寝違えじゃない。

あれこれ調べてみると、わたしはどうやら「ぎっくり首」のようだ。

ゆっくり上を向くと、あるポイントで「こっから先はcautionだよ!!」と、ビーッビーッと体から警報が鳴る。何かがカクンと外れてしまいそうなかんじは、確かにぎっくり腰と似ている。

原因は、日中のストレス・体の冷え・睡眠中の姿勢・体のゆがみや硬さなどとある。不良姿勢と、血行不良が問題のようだ。

暑くなり夜もエアコンを使い始めたこと、日ごろの不摂生、運動不足……我が身を振り返ると、心当たりがありすぎる。
それと、sns疲れも、ある。


このごろ、タイムラインから流れてくる情報に、すこし振り回されがちだった。
だれかの言葉ひとつ、考えかたひとつに、敏感になる。
けして自分の影響の範囲外のことで、まったく関わりはない。なのに嫌な気持ちになったり、傷ついたり、羨んだり。
つまり、余計な反応をしていた。

そんなときに、ぎっくーんと首が悲鳴をあげた。

きっとこれは「休め」というシグナルだ。
わたしは、ぎっくり首が治るまではsnsにはいっさい手を出さないと、心に決めた。


ぎっくり首には、肩甲骨まわりのストレッチが効いた。
両手を胸の前であわせてゆっくり空へ向けて伸ばすと、ミシミシと、わきの下から音がする。
両腕を大きくゆっくり回すと、必ずある箇所でぴきっと節が鳴る。
手を腰にあてたまま肘を後ろに引くと、ゴリッゴリと、肩甲骨の筋肉が振動する。

ミシミシ、ピキッ、ゴリッゴリ。
ミシミシ、ピキッ、ゴリッゴリ。

わたしのからだはわたしにほったらかしにされて、泣いていた。
痛みはひいたり、そうかと思えばぶり返したり、駄々っ子のよう。毎日、わたしはわたしのからだをほぐした。

snsを開かないと決めたら、気が楽だ。2、3日すると、まわりの言動を気にしたり、○○しなきゃという焦りがなくなって、せいせいしてくる。

ていうか、自意識過剰になるんじゃない。そもそもわたしがちょっと休んだって、世界はまわるし、たいして変わらないんだ。


ただ、わたしの世界は、わたしのこころ次第で変わる。
手間のかかる料理にとりくんでみたり、布団に入ったらすぐに目をとじる。普段つけないアクセサリーを身につけてみる。おいしいもの、たのしいものからパワーをもらう。

わたしはいったい、なにを気にしてたんだろうな。凝り固まったこころが、ほぐれてゆく。

すこし休むこと、大切なものを思い出すこと。
一週間が過ぎて、首の痛みはほぼ無くなった。そして、モヤモヤも。

最後までお読みいただきありがとうございました。

noteで唯一続いていた毎週連続投稿が、174で止まりました。
残念とか悔しいというよりも、ああよかったあという気持ちが大きいです。

わーい、やっと解放されたぞ〜(*´▽`*)笑

記録にこだわっていた自分に、よく頑張りましたと褒めてあげましょう。
そしてこれからは、もっと、もっと、肩の力を抜いて、楽にいこうと思います。


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