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イタリア一人旅を振り返る(序章)

みなさん自宅でどうお過ごしでしょうか.
オンライン以外で人と話す機会が無いため適度になにか文字を書きたくなりまして,Filmarksやらなんやらいろいろ書いているのですが,せっかくなので昨年の夏の終わりにイタリアへ一人旅をしたときのことを振り返ろうかなと思った次第です.


大学が夏休みだった2019.09.11~18にイタリアへ一人旅をしてまいりました.ヴェネツィア,フィレンツェ,ローマの3都市を回ったのでnoteを序章 · 前編 · 中編 · 後編に分けてつらつらと書いていこうと思います.今回は序章,イタリアにたどり着くまで.


序章.イタリアに辿り着くまで

そもそも日本からイタリアに辿り着く方法が6パターンくらいあります

1. 直行便
2. ドイツを経由する
3. 北欧を経由する
4. ドバイを経由する
5. トルコを経由する
6. その他.いろいろ経由する


ビジネスマンの人たちは世界に誇るドイツのルフトハンザ航空を利用して 2. のドイツ経由を選ぶ方が多いそうです.しかしながらルフトハンザはサービス等々が良い分,僕のような学生が夏休みに旅行する分には高価ですね.

どうも学生はイタリアのアリタリア航空を利用して直行便で行くか,イスラーム系の国を経由するかがマジョリティらしいです.直行便で行くのもつまらないなあというのと,いつかイスラーム圏へ旅行してみたいなという思いから,ドバイかトルコの経由にしぼり,特に個人的にトルコ旅行の関心が高いことからトルコの航空会社ターキッシュエアラインズを利用してトルコを経由することにしました.9月の平日の便で日本(成田)-トルコ-イタリアの往復14万円くらいでした.安い.

ドイツのルフトハンザ航空をを選ばなかったもう一つの理由がありまして,ルフトハンザによる乗り継ぎってほぼ確でドイツのフランクフルト空港という空港を経由するのですが,ここはヨーロッパの空の中継地点ということで悪名高い世界屈指の広さを持つ空港だそうでちょっとやそっとじゃ乗り継ぎをすることができないらしく,下手したら迷子になるレベルだそう.成田でさえも迷いかねないのにましてや一人旅でこんなリスキーなことできないな,と思い止めました.しかしながら航空券を取ってから分かったことなのですが,なんと乗り継ぎに利用することにしたトルコのイスタンブール空港,トルコの父ケマル=アタテュルクの名を冠したアタテュルク空港(日本で言うところの羽田ですね)の収容数不足から拡張に拡張を繰り返し,遂には世界一の大きさ(広さ?)となったそう.おーーーーい!!!!

てことで日本時間9月11日PM9:40成田発,トルコのイスタンブール空港行の便に搭乗しました.

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(成田空港での写真)

機内にて

機内はやはり広かったです.写真たくさん撮っておけばよかったと少し後悔.客席はタテ幅が少し狭かったのでかつてカナダへ行ったときと比べて若干窮屈に感じた気がしました.

そういえば,国内線国際線に関わらず航空券を取るときの個人的なおすすめがありまして,非常口が横にある席おすすめです.非常口脇のため,デメリットとして座席下にリュック等を置けないので荷物をかんたんに出し入れできない,万が一の際に脱出のお手伝いをしなければならないのでそれ専用のガイドを聞かなくてはならない…などがあるのですが,逆に非常口脇だからこそある程度の避難通路幅を確保しなければならない故に,メリットとしてどんなに格安な航空会社の機体でも絶対にタテ幅が広いです.足を伸ばしまくりです.格安航空の自分でインターネットを使って座席を選ぶタイプの航空券予約のときはほぼ必ずそれを選んでいます.おすすめ.今回のイタリア旅行は選び忘れました.

あと,三人席の真ん中とかは長時間フライトにおいてお手洗いへ行くとき両隣が寝ていたりしたら地獄なので絶対におすすめしません.同じ理由でたとえ景色が良くても窓側の席とかもダメです.こっちは隣の人が1人になりますから起きてる期待値が更に低いので絶対ダメです.ただし自分の性格が悪いと思う方ならいけます.

日本-トルコはアナウンスがトルコ語(たぶん),英語,日本語でした.日本人の乗客が多いと思いきや半分以上は欧米やイスラーム系の人だった気がします.また座席に付いているタブレットもどきは各国語対応で映画も日本語字幕 · 日本語吹替ありました.機内食は日本食(風)とトルコっ気の入った洋食でした.なぜトルコっ気かというとイスラーム圏特有の豆料理が多かった故です.あとやはり豚は無かった覚えがあります.ビーフかチキンでした.そして定期的に飲み物をくれるのですがワインもくれました.肉料理だったのでワイン嬉しい.

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(貰ったワイン.ただし白)


かれこれ12時間近く乗って,トルコのイスタンブールに就きました.到着間際に見えたイスタンブールの夜景がめちゃめちゃ綺麗でした.(写真は無い.)12時間も飛行機に乗ってからのここからまた飛行機に乗らなくてはならないという絶望感が異常でした.もう今度からなるべく経由便やめようかな…ただしターキッシュエアラインズはめちゃめちゃ良かったです.アメニティもスリッパ,アイマスク,耳栓,靴下…といういろいろ入ったセットを無料で全員に配布してくれたり.


イスタンブール空港到着

イスタンブール空港に到着した時の現地時刻は夜中の3時とか4時だったのですが,さすが世界最大の空港,けっこう賑わってました.ベンチはほぼぜんぶ埋まっていたし,カフェみたいなところもほぼすべて埋まっていました.写真を見ていただけると分かるのですが今まで使ったことのある空港,羽田,成田,関空,福岡,カナダのトロント,オーストラリアのケアンズ,帰りに使うローマといった様々な空港と比べてもトップクラスに豪華でした.さすがアジア,イスラーム,ヨーロッパの狭間.

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(豪華で人の多いイスタンブール空港の中央地点)


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(公式HPの案内図.広い.広い.右翼と左翼以外にも中央がある意味不明さ.)

せっかくなので小休憩を取ろうと思い,唯一(?)空いていたパン屋みたいなところでマフィンとサイダーっぽいドリンクを買おうとしたのですがちょっとした問題発生.世界最大の空港にあるお店といえどJCBのクレジットが使えませんでした.いや〜〜親日国トルコ,JCBくらい使えてくれ〜〜〜〜.もちろんトルコリラなんて持っていないのでしょうがなく念の為に持ってきたVISAを使いました.

VISAはどこでも使える.正義.海外に頻繁に行っている両親が日本人アピールでJCBを出すと待遇が良くなるとJCBの携帯を勧めてくれたのですが,僕のようなただのガキにはそんなの関係なかった.VISAこそが正義.この後もJCBは無理だけどVISAならいけるという状況にちょくちょく遭遇します.今後海外旅行へ行く人たちは注意です.VISAかMasterカードしか使えないところ多いです.

なんやかんやで疲れたので乗り換え搭乗ゲートにめちゃめちゃ早く到着して昼寝をしました.明朝だしさ.

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(フライト案内板.これが3,4枚ほど続く.さすが世界最大.)


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(乗り換えゲート案内.コレすら豪華.)

現地(たぶんトルコ)時刻9月12日AM6:55,同じくターキッシュエアラインズのイスタンブール空港発,イタリアのヴェネツィア,テッセラ空港着の便に乗りました.2時間半のフライトでしたが食事が1度でてきました.日本-トルコにて0時頃の最後の食事の機会を寝ていたせいで失い,なにかしら食べなくてはいけないときにマフィンしか食べておらず中途半端に腹が減っていたのでありがたかったです.

いざ,ヴェネツィアへ!!

  [To Be Continued …]

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