わいせつ教員に関する一般質問@浦安市議会(令和3年3月議会)

◆(折本龍則君)
件名2、公教育の質の向上について、教員による不適切行為についてということで、細目1、本市における体罰や猥褻行為の状況はどうかということなんですけれども、先般、教員によるわいせつ行為だとか、そういうセクハラ行為というのが問題視されているという状況であります。それで去年、2019年度ですか--は、わいせつ行為やセクハラで懲戒免職になった公立学校の教員が153人いる。2018年度は過去最多の163人いたというふうなことも報じられています。そのうちわいせつ行為が8割の121人ということで、本当にとんでもない、やはり卑劣な行為だなというふうに思いますし、公教育の威信を失墜させる行為だというふうに思っております。
 そこで、まず最初にお聞きしたいのは、この浦安の公立学校の中に、わいせつだとかセクハラで懲戒免職になった教師がいるのかどうか、あるいはいるのであれば何人いるのか教えてください。

◎教育総務部参事(大友隆司君) 今年度を含め平成28年度からの過去5年間で申し上げますと、体罰やわいせつ行為により県教育委員会に報告し、懲戒処分の対象となった事案はありません。

◆(折本龍則君) 本当によかったと思います。
 それに関連してお聞きをしたいのは、この制度も、今、国のほうでも新法をつくるという動きがあるということで、もう既に今年2月の時点で文科省も官報の情報検索ツールの対象期間を、過去5年までだったものを40年間に引き延ばしたということです。
 これ問題なのは、やはりわいせつだとかセクハラによって懲戒免職を受けても、3年たつとまた教員免許が復活してしまうということで、先生になれてしまうわけですね。これ、あり得ないことだと思うわけですよ。ですので、そういった先生が今はいないかもしれないけれども、実は今も浦安の学校に紛れ込んでいる可能性もあるわけですよね。ですので、その官報の情報検索ツール、40年に延長されたということで、もう一度、これまでそういった形で懲戒処分を受けた教員がいないかというのを市として再調査する必要があると思いますけれども、いかがお考えでしょうか。

◎教育総務部参事(大友隆司君) 再調査というお尋ねですが、現在、市内小・中学校の教職員で、履歴書で確認をしたところ、過去に懲戒免職となって免許を取り直した者はおりません。


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