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#53:アマゾン川支流一面を埋め尽くすごみにみる人々の想い🌏-自分たちさえよければいいから僕たちは抜け出せるか-

衝撃的な映像を見た

ブラジル北部マナウス市で、水面に浮かぶ大量のごみ(2022年6月30日撮影)。(c)ORLANDO JUNIOR / AFPTV / AFP

出典URL:(c)AFPBB Newsより

https://www.afpbb.com/articles/-/3413391

場所はブラジル・アマゾン(Amazon)熱帯雨林の最大都市マナウス(Manaus)。

熱帯雨林のアマゾンと言えば、
地球の肺とも呼ばれていてとても自然豊かなイメージ。
僕たちにとっても大切な場所です。

ところが、
最大都市のマナウスでは、現在ごみ問題に悩まされているそうです。

そのごみ問題とは、
マナウスの川や用水路に大量のごみが流れ込み、
一帯を埋め尽くしてしまうこと。

水面からは、
悪臭が放たれているそうです。

どうしてこんなことになってしまうのでしょうか?

地元に住むアントニノ・ペレイラ(Antonino Pereira)さん(54)によると、

「水辺に住む人はごみをそのまま川に捨てる。ごみ箱に捨てる人はほとんどいない」

とのこと。

水辺に住む人はごみをそのまま川に捨てる・・・
アハ・・・信じられない(泣)

捨ててしまえば自分は無関係と思っても、
その蒔いた種、イヤ、ごみは誰かが刈り取ることになる。

実際、市の自治体職員が1日に回収するごみは30トン近くに上り、
1~5月に市が回収したごみは4500トンにもなるそうです。
大量のペットボトルやプラスチックごみ、果ては家電製品まで。
しかも、その大半がリサイクルが可能とのこと。

でも、程度の違いはあるけれど、
日本であっても少なからず粗大ゴミが不法投棄されている。
ポイ捨てされたごみも街中でよく見かける。

だからこれは、アマゾンだけで起きている問題ではなく、
世界中で起きている現象だと思う。

この現象を生み出しているもの、
それは僕たちの「自分たちさえよければいいというエゴの想い」

その想いが、
川一面をごみで埋め尽くすというほどポイ捨てるという結果となって、
僕たちの目の前に現れている。

水は世界中を駆け巡り循環している。
そして、僕たち生きとし生けるものを生かし育み続けている大切なもの。

水を汚すことは、自分たちの命を汚すこと。
他の生き物たちの命を汚すこと。
僕たちの命の連鎖を断つことにもなると思う。

今からでも遅くない。
この地球の美しい水を取り戻し、
綺麗な水をたたえた地球を未来の子どもたちに受け継いでいきたい。

キーワードは、
「自分たちさえよければいいというエゴの想い」
↓から
「自分ではない誰かのためにという利他の想い」
へ。


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