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#51:作った後、使った後はどうでもいいという想いの先に-SDGsへの向き合い方-

西アフリカにあるガーナ🇬🇭(首都アクラ) のAgbogbloshie(アグボグブロシー)地区は、世界最大の電子廃棄物(E-waste)捨て場の一つだと言われています。

ここは単なるゴミ捨て場ではなく、
各地から集められた電子廃棄物を燃やすことで銅など鉄を抽出し、それらを売って働く人たちがいます。

ウィキペディア(Wikipedia)より ©Muntaka Chasant (CC BY-SA 4.0)

一見、リサイクル施設のような印象を受けますが、現実は甘くなく、目を覆いたくなる問題もたくさんあります。

例えば、
有毒ガスを吸い続けるために、20代でもがんなどの病気にかかり亡くなることも少なくないそうです。

下記のウィズニュースの記事を読むと、

体に悪いことだとわかっていながら、お金のためにみんな仕事を続けているのです。

また、近くを流れる川にもこれらの電子廃棄物はおよび、汚染された水が海に流れていると言われています。

そこは「スマホの墓場」だった アフリカで見た想像をこえる光景 - withnews(ウィズニュース)

と書かれています。

・水の汚染
・土壌汚染
・大気汚染
・人体への影響
そして、
若者の未来にまで影響を与えているのだと感じました。

お金のために、人の命や若者の未来が犠牲になっていく世界。
物質的な豊かさを求めれば、求めるほど地球が汚染されていく現在の経済のあり方。

作った後、使った後はどうでもいいというエゴの想いによって生み出された現実は、
あまりに悲しい。

それでも現地で前向きに生きようとするガーナの若者たち。働く人たち。

どこか一国の問題であったとしても、世界はつながっていて、僕たちは相互に影響を与え合っていて、
だから、僕たちにもきっとできることがあるはず。

物を大切にする。人の命を大切にする。自然や地球環境と調和する。
そんな当たり前の価値観が前提にならない限り、僕たちの地球に未来はない。

想いの先は、
かけがえのない地球のために。
僕たちが幸せであるために。

出典:
そこは「スマホの墓場」だった アフリカで見た想像をこえる光景 - withnews(ウィズニュース)

https://withnews.jp/article/f0200315000qq000000000000000W0e610701qq000020608A

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