もっとはやく知りたかった!新卒と中途の就活で学んだ10のコト
びっくりです!
新卒は約2年間、ずーーっとイヤイヤ就活してたのに、転職活動は約2ヶ月半でおわった!はやすぎてギャップ!!
しかも、ぜーんぜん苦しくなかったし、むしろ楽しめた。
なんでキツくなかったのかなぁ〜と考えたら、
✔︎︎︎︎周囲の人のおかげで、きちんとした就活の知識を得られた
✔︎︎︎︎ある本に出合って、自分を見つめなおして「やりたいこと・得意なこと」がハッキリした
このふたつが大きな理由なのかなと。このnoteで、新卒も中途も経験して、「こうしたらうまくいってたのか!」と気づいたことを書いてみた。
就活で悩んでいる20代の友だちに伝えたい!!(ホントに新卒時代に知りたかったことばっかり)
あ、読む前に!結局、どうするかは自分次第だから、ひとつの参考として見てほしい。すごく長くなってしまったから、目次で気になるとこからどうぞ🤲
1.履歴書は、ネットから拾ったフォーマット通りに書かなくてもいい
過去一の驚きだった!!企業に出す書類は「ネットにあるフォーマット通りに書かなくていいんだよ」とアドバイスをもらった。
え、てか、これ新卒で知ってる人いる?わたし、転職活動で初耳だったんだけど!!!
書類は、どれだけ長くなっても人事の方の立場で書くことがコツ。フォーマットは参考にするだけでいい。
フォーマット通りにすることで、"自分の才能を殺して、書きたいことを消す"なんてのはもったいない!
といいつつ、エージェントさんから聞いた話によると「一般の企業さんは、フォーマット通りに書くのを好まれる。スタートアップ、デザイン系・マーケティング系だと、長くなったり、ポートフォリオ(いままで書いた記事や、運用していたSNSアカウントなど)を貼ったりしても、いいと思う」とのこと!
私は職務経歴書を書いたとき、もともとワード5ページ分ほどに、オリジナリティ満載で、長く書いていた。でも、調べると2-3ページが好ましいとこがわかった。
そして、「人事の方の立場になって書く」を考えたとき、すっきりしたほうが「最後まで見よう!」と思う気がした。
だから、3ページにおさまるように、詳しい仕事内容はurlで飛べるようにした(見た目が短くなっただけで、ボリュームは変わってない)。
書いた項目について、参考になれば!
2.志望動機は会社ごとに大きく変えない
新卒時代のわたし、めっちゃ企業のHP見て、無理やり「このビジョン共感できるわ〜!このサービスいいやん!」と思わせていた。
そのうえで、しっかり志望動機を書いたから書類は通るものの、面接で落とされることが多かった。なぜか?今ならわかる。
「だってそれ、本音でしゃべってないもん」。
自分の意見を半分くらい殺していた。会社ごとに軸がずれていた。
いくつも会社を受けるのに、すべて志望動機を変えてたら覚えられるわけがない!!!あほ!!!
転職活動をするなかで、やっと書くべき内容がわかった。それは、「自分はいまこんな仕事がしたい、将来こうなりたい。そのなかで、貴社に出合って特にここの部分が、自分の想いが叶えられる」ということ。
最後の1-2文を変えたらいいだけ。とにかく自分の想いはぶらさないこと。
たとえば、「こんな経験からいまマーケティングの仕事がしたい。スピード感ある環境でメンバーとがんばりたい。貴社は、業務内容が幅広いので、いろいろ経験が詰めて成長できると思った。 さらにHPを見ていて、メンバーの仲の良さや前向きさに惹かれた。」でいいのだ。
「このサービスのここに惹かれて〜」とか、ごちゃごちゃ書かなくてもいい。
余談で、「うちの会社でないとダメな理由はなんですか?」と質問されることがあるらしいが、んー…こたえるのムズくない?
だってさ、日本にも世界にもごまんと会社があるんだよ?そんなかで、マイナビとかでたまったま見つけて、「いいな」と思ったから応募したんだけどなぁ……と思っちゃう。
似た会社なんてほかにもっとあるけど、募集かけてて、自分の思いが叶えられそうだからあなたがいいのです!ご縁だよ!運命ってことだよ!と言いたい(笑)。
3.「世の中や会社にどう貢献したいのか」は、いま無理に考えなくてもいい
ぶっちゃけ、新卒22歳で「世の中をこう変えたいんだ!」みたいなの、ある方がすごいと思う。
あるなら突き通すべきだけど、私はいまでもない!!!!(笑)目の前を生きるだけで精一杯なのよっ。
新卒のとき「地元の埋もれた魅力を、もっと多くの人に伝えて広めて、盛り上がるように貢献したいんです!」って言ってた。
でも、振り返ると、"就活のために無理やりつけた理由"だったなーと思う。
いまはそれより「表現して伝えて広める」ことのほうがしたい。"相手にこうしたい"より、"自分がこうしたい、こうなりたい"の方が強い。
「伝えて広めたい」のは新卒のころと同じだが、「地域を盛り上げたい」とは思っていない。
「伝えて広めた」先にどんな形でも、貢献することになると思う。てか、会社で働こうとしてる時点で、何かしらの形でお金をうみだして貢献することになるのでは!?
じゃあ、面接で「うちの会社でどう貢献できるのか?」聞かれたとき、なんとこたえたらいいのか?
私は、以下の型にハメて考えていた。「自分はこんな"得意"があると自覚している。その"得意"を使って、貢献できると思う。」
たとえばこう。「わたしはポジティブであることが強み。いまは貢献できるほどの特別なスキルはないが、ポジティブさを使って、チームの雰囲気をよくし、士気を高め、売上に貢献できると思う」。
そのあとだいたい、面接官に「ポジティブさを活かしたエピソードはありますか?」と聞かれて深掘りされる。きちんと準備しておけば問題なーし!
ぶっちゃけ、売上に貢献できる!だなんて、そんなん補償はない。「わたしの強みを活かせば貢献できるんじゃね?」程度でいいと思っている。
だから、得意なことや自分がハマれるものを見つけて、それを仕事にしたら、まわりまわって人の役に立てる気がするよ。
「得意なこと好きなこと」がなにかわからない人のために、オススメの本を貼っとく!個人的には、ほんっとうにこの本に救われた!
4.面接はニコニコしてたら、だいたいいける
エージェントさんに、「面接は、笑顔・頷き・ハキハキ話すのがいちばん大切!」と教えてもらった。
これにはきちんと理由がある。『メラビアンの法則』という、なんだかムズそーーな法則のなかで、「初めましてのときは、見た目がいちばん大事だよ!」と言ってるのだ。
「話す内容はたったの8%しか見られてないのか!ほぼ気にしてないのかよ!」と思ったそこのあなたへ。テキトーすぎてもよくないんだよ。
さっき『2.志望動機は会社ごとに変えないほうが自分のため』で話したように、自分の想いはぶらさないこと。あとは自信もって伝えられたら、100点!!
5.面接の前に、ぶつぶつ話す練習をする
人間、一度も話したことがない内容をいきなり人に伝えるのは、ド緊張&むり!!!なことがわかった(自戒を込めて)。
人によってはスラスラ言葉がでるが、私はまっじで苦手なのだ!
あるとき「書類は通るのに、面接で落とされるの、なんでだろう?」と人に相談した。すると「自分はプレゼンできちんと準備してなかったら、なんとなくしか話せない。反省点も多い。話す練習しないと、いきなりはだれでも無理だよ」と言われた。
たしかにそうだな、と思って、スラスラ言えるまで何度も練習した。ひとりごとを続けていると「えっ、じゃあなんで私はこう思ったの?」って、用意していなかった質問を、自分で自分にきいて、深掘りできる。
そしたら、本番でぜんっぜん緊張しなくなった。選考にも進みやすくなった。
関係ないけど、いつもの会話力も上がった気がする!(普段どんだけ引きこもって人と会話してないかがバレる、やばい)
6.エージェントさんは3-4つ使って、見極める
就活エージェントさんも、人だ。悪い人もいれば、めっちゃいい人もいる。ほぼ運なのだ。
だから、何人かに相談して「この人なら安心できるし、会社を紹介してほしい」を見つけるべし!
ちなみに、エージェントさんがどんなふうにお金を稼いでいるか、知ってる?
ひとことで言うと彼らは、採用に困っている会社と、採用されたい人をつなぐ架け橋。
ざっくりだけど、仕事内容はこんなイメージ↓
こんな流れでお金をもらっている。だから、私たち就活生からお金をとることはない。
でも、紹介した企業に通らなければ、入るお金はゼロ。中には、"自分の成果をあげたいから"、私たちの気持ちを考えずに、とりあえずいけそうな会社をすすめてくる人もいる。
「無料で私にアドバイスしてくれるから、なんでも言うこときいとこ!」だと痛い目にあうかもしれない。
たとえば、私が関わったとあるエージェントさんを紹介する。
まず、メールで「いままでの経歴とか詳しく聞きたいから」と面談を設定してくれた。当日は「電話をかけます」と言われて「FaceTimeかな〜」と思っていたら口頭だけ&15分で終わった。「え!?これだけ!?」とびっくりした。
今までは、zoomなどで顔を合わせて、最低30分は時間をとって話していたのに。15分で何がわかるんだ……と思ってしまった。
エージェントさんを使うことによって、私たちが自分で会社を探す手間が減るのはうれしい。無料で話を聞いてくれて、紹介してくれるから。
でも、へんなワナにはまって、自分に合わない会社に入り、またすぐにやめたくなる…なんてのは避けたいよね。
だから、何人かのエージェントさんとお話をして、「この人なら安心!」を見極めること。自分の利益だけのためにテキトーに会社紹介する人もいること。このふたつを忘れないでほしい!
7.「いつ就活をやめるか」決めたほうが、心に優しい
就活していると、どんどんステキだな〜と思う会社が出てきて、いつ終わればいいかわからなくなり、気づいたら1年以上就活してた!なんての、よくあります(新卒のわたし)。
いやぁ、大学時代は授業とかバイトとか、他にやることがあるからいいんだけど、転職するとき同じ感じでやってたらヤバイね。ニート状態になるwwww
私の場合、会社を辞めてから転職活動をきちんと始めたので、平日も休日も境目がなかった。友だちに会おうとしなければ、ほぼ人と話さなくなるし、生活リズムもおかしくなった。
もちろん、好きなことは時間を気にせずにできてうれしかった。NetflixやTikTok見て、本を読んでカメラを触った。でも、ひとに褒められることもやりがいも何もない。
なんとなーくの時間を過ごし、あと少しで「もう働かんでいいや〜」マインドになってしまうところだった。あぶねぇ。
だから、ある程度「ここの会社うけたら終わろう」を決めないと、めたんこダラダラしてしまうのでは?と思う!
8.「この人の意見を信じる!」を、1人決める
エージェントさんや周囲の友人を含め、いろいろな人と話しすぎはよくないなーと思った。
なぜなら、判断に迷うから!
たとえば、内定が2つあるとして、どっちも志望度が同じくらいなので、だれかに相談するとする。
あるひとは「絶対A社でしょ!」と言う。別のひとは「いやいやB社がいいんじゃない?」と言う。と思えば、別のひとは「そもそもどっちも微妙じゃん?」と言う。
最後に行く会社を決めるのは、自分。だから「あくまでこれは、この人の意見だ…」と分かっておきながら、「でも私、この人のこと好きだし尊敬してるもんなぁ」と感情が混ざってしまう。
そんなこんなでいろいろな意見を聞いていると、パンクしそうになって、泣きそうになる(笑)。
ここで学んだのは、「1人か2人、この人の意見は信じて相談しよう」を決めたら心が軽くなる、ということ。
「こうせろよ!」と言ってくる人がいても(そんな人とは関わらないのが一番いいが)たまにはさら〜っと流して、断る勇気も必要。
てか、私が書いているこのnoteもあくまで「りほの意見」なので、すべてを信じなくていいんだからね!!!!
9.お祈りメールもらっても病まなくていいよ。休んで、遊ぶ!楽しむ
わたしの精神を落ち着かせてくれた、魔法の考え方。
書類でエントリーしてすぐ落ちたり、最終面接までいったのにお祈りメールをもらったりするたびに、病みそうになる。新卒時代、めっちゃイヤイヤ言ってた(笑)。
でも、落ち込まないでいいと思う!世の中には無限に会社があるから。絶対に合う会社は見つかるはず。
あと、必死になりすぎない方がいい。これは私がしんどいときに、友だちからもらったメッセージ。
なるほどーってなった!
学生のときの就活、自分のこと大きく見せがちだったな〜って。背伸びして偽ってもそりゃ好きな人落とせんわ!!恋愛でも、ニコニコして本音でぶつかって素見せたほうが「なんかこの子いいな」って思われん?
だからさ、私は転職活動のとき目いっぱい楽しんだの。そしたら、ぜーんぜん苦しくなかった!
10.転職するつもりがなくても、いつか転職することを考える
転職を考えていなくても、しっかり未来をみて行動したほうがいいな〜と思った。
中途はなにかしらの形で働いてきたから、能力やスキルがあるのが当たり前。「新卒ほど、時間をかけて教えられねぇよ!即戦力がほしいんだよ!」が、会社の本音である。スキルなしのポテンシャル採用は、ほぼないと思っていい。
(エージェントさんから「第二新卒くらいなら、経歴よりやる気がある人を探している会社さんは多い」とは聞いたけど)
自分自身を振り返ると、前職で「一生この会社にいるわけがない」と思い、もし転職することになってもきちんと誇れるように、自分で考えて行動していた。
そして、辞める1年前くらいから、「これからどーしよっかなー」と少しずつ自分と向き合う時間をとっていた。だから、転職のとき「これをやってきました!」と言えて困らなかった。
でも、考えていなかったらしんどかったと思う。
ここまで読んで、いますぐ転職を考えてるけど、何も考えてこなかった…て人も大丈夫。
会社をやめて、職業訓練校やスクールの制度を使い、資格をとるとか勉強して、いくらでも巻き返せる。ぜひ調べてみて!!
さいごに
冒頭で、「周囲の人のおかげできちんとした知識を得られた」と書いていた。エージェントさんもそうだけど、私はとくにパートナーの存在が大きかった😭💖 (めっちゃ内ネタで申し訳ないんだけど!)
私より何倍も世の中のことを知っていて、悩んでるときに、「どうしたらいいか」方法をアドバイスしてくれた。
人の支えって大事なんだなぁ。
私はみんなのパートナーにはなれないけれど、もし悩んだらいつでもSNSのDMとかで相談してね🫶
ここまで書いた10のコトが、ちょっとでも役に立つことを願って、おわります。Bye!
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