18祭延期に寄せて

藤原さんのコロナウィルス感染により延期となった18祭。
その一報に触れてなんて残酷なタイミングだろうと思った。
オーディエンス全員の日常を聞きたいと語る藤原さんのインタビューを前に読んだ。
確かFlareがリリースされた時のインタビューだったと思う。

Flareに限らずFireflyでもYou were hereにも通底した、聴いてくれる人たちに向けた唄がBUMP OF CHICKENにはある。
どの曲も勿論そうなのだけど、こういう楽曲はライブで披露されるとその日を象徴するような、特別な曲になる。
今回1000人の10代の話を聞く機会を得たBUMP OF CHICKENがどんな唄を歌ってくれるのか、私もとても楽しみにしていた。
25周年を迎えて初めてファンとの対話でできた曲、私と一周り以上歳の離れているとは言え、彼ら彼女らの心情を反映させた楽曲だ、期待するなという方が無理だった。

私たちが過ごした学校生活とは異なる日常を過ごした彼ら彼女らのリアルを、BUMP OF CHICKENが汲み上げて、煮詰めたり濾過したり、磨いたりして組み上げた、全員で歌うための唄。
とてもとても楽しみだったし、この曲のための受信料だったのだと納得もしていた。

ここまで書いてきて、残念だという気持ちが前面に出てしまった気がする。
藤原さんは快方に向かっているし、18祭も中止になんてなっていない。
私が言いたかったのは、今回の18祭がBUMP OF CHICKEN史の中では異例とも言える形で生み出され、その楽曲を楽しみにしているから、当イベントに関わる全ての人の万事が首尾よく収まってほしい、ということ。

期待している、結果みんな良くなれ!
あと来年のツアー当たれ!
以上でしかない。

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