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クロノスタシス×トーチ=邂逅

4/15(月)0:00に邂逅が配信リリースされた。 聴く時は万全で、をモットーにしているので、初めて邂逅を聴いたのはリリース翌日4/16(火)の21:00だった。 1回目と2回目は歌詞を見ないで、3回目は歌詞を見ながら、そして今4/17(水)の通勤中に邂逅を聴きながらこれを書いている。 昨夜1度聴き終わるたびに感想をメモしたので貼り付ける。 邂逅 【1回目】 クロノスタシスをより感情的にしたような歌詞。 クロノスタシスが瘡蓋だとしたら、邂逅はまだ血小板くらい。 でもこれは

    • 新しい灯台

      be thereに参加した後に、その日の個人的ベストパフォーマンスだったスノースマイルについてnoteを書いた。 その日の総括的な内容よりも、1曲に絞って書く方法が楽しかったので今回も同様のスタイルでつらつらと感想を述べていく。 2024年2月24日(土)にBUMP OF CHICKENのツアー、ホームシック衛星2024に参加した。 バンド史上初の試みとなるリバイバルツアーとあって発表当初から期待値がぐいぐい上がり、その上がった期待値の更に上空を、14年振りの衛星が涼しげに

      • ホームシック衛星のセトリ予想

        来週2/24の名古屋が待ちきれない。 25周年→be thereと活動軸や存在意義を再定義した2つのツアーを受けてのリバイバルツアー。 大変楽しみにしている。 なので溢れんばかりの期待を最大限満喫すべく、セトリ情報は完全シャットアウトの日々です。 楽しみが高じてセトリをあれこれ想像している。 メンバーのインタビューや想像(妄想)のみでハウス栽培したホームシック衛星のセトリを書き残しておきたい。 ライブの後に答え合わせもしたい。 セトリ予想 1.flyby 2.星の鳥→メーデ

        • Sleep Walking Orchestra

          2023年12月11日(月)に配信されたBUMP OF CHICKENのこの曲Sleep Walking Orchestra。 長いから以下SWOと略します。 ダンジョン飯は触れたことのない漫画だったので、主題歌決定のニュースに触れた際にメンバーが喜びのコメントを出していて、あぁそうなんだ、と思ったことくらいしか覚えていない。 とは言えBUMP好きな身として嬉しくないはずもなく、新曲リリースはいつだ…!!と楽しみに待っていた。 ダンジョン飯のティザー映像にも耐えて耐えて手を伸

        クロノスタシス×トーチ=邂逅

          周回軌道

          ホームシップ衛星が帰ってくる。 打ち上げられて随分経つ衛星が、私たちの頭上を再び通過する。 手を振ったら応えてくれる衛星が。嬉しい。 XX(20周年)、silver jubilee(25周年、実際はコロナで26周年になったけど)と来て公転周期(28周年)という一見不可思議な数字のアニバーサリーライブを組んでくれるもんだからたまらない。 それでこそBUMPだし、むしろやらない方がおかしいくらいで、まず間違いなくやってくれるだろうと期待ばかりしていた。 結果期待を超えるプレゼン

          周回軌道

          4度目の結婚記念日を前に

          あと数日で結婚記念日を迎える。 今年は入籍日と仕事が重なってしまったため、前倒しをして2人でお祝いをした。 4年目の結婚記念日は花婚式と呼ぶそうで、花瓶をネットで購入し、近所にあるお気に入りの中華屋さんで普段より豪勢にランチを満喫し、ケーキを買って帰った。 事前準備ができず日常の延長上のお祝いとなったことに申し訳なさも覚えつつ、普段は注文しない小皿料理や昼からのビール、持ち帰ったケーキと淹れたてのコーヒーにささやかな幸せをちゃんと感じたりもした。 普段はランチセットしか注文

          4度目の結婚記念日を前に

          バンプ18祭や関ジャム等の雑感

          2023年3月末から4月にかけて、BUMP OF CHICKENによる怒涛の展開が続いている。 ライブハウスツアー『Silver Jubilee@ZEEP HANEDA』dTV期間限定独占配信を皮切りに、待望の18祭に関ジャム(予想を裏切り期待を上回る2週跨ぎ。冒頭のVTRのBGMがボレロなの笑った)、シングル『SOUVENIR』とライブ映像作品『Silver Jubilee』のリリース及びSilver Jubileeのライブ音源配信開始、ほぼ同時に『窓の中から』のMV公開、

          バンプ18祭や関ジャム等の雑感

          ポートメッセ名古屋のダイヤモンドダスト

          3/18のbe there名古屋公演に参加してきた。 ライブ全般について書こうとすると、恐らくとてもとても長くなってしまうので、この日のベスト演目に絞って書いてみたい。 素晴らしすぎたパフォーマンスをより鮮明に記憶に刻むためにも、あの日目撃した光景を必死に思い出しながら文字に残していく。 この日のベスト曲。 そうスノースマイルだ。 前曲Gravityの終盤でメインステージからセンターステージ(aka.恥ずかし島)へとことこと進んでいく藤原さん。 突端のスタンドマイク前へ到

          ポートメッセ名古屋のダイヤモンドダスト

          私が愛知に行く理由

          2つしかない。 ①愛知に住む友達に会いに行く ②BUMPのライブに行って愛知に住む友達に会う 明日は②の予定が入っている。 大変喜ばしい。 愛知に行くのもBUMP OF CHICKENのライブに参加するのもオーロラアーク以来だ。 つまり3年半振りか。 関東に住んでいながら愛知のライブに応募しているのは友達と会うためだ。 もう20年来の付き合いになる。 社会に出て家庭を持ち、友達に会うのにも理由が必要になった私たちは、ここぞとばかりに愛知公演にも応募する。 関東より愛知よ当

          私が愛知に行く理由

          ライブ音源版バイバイサンキューを聴いて思ったこと

          2022年も相変わらず1年を通してBUMPを聴いていた。 通勤電車の中で、お昼休憩中に、帰路、買出ししながら、湯船に浸かりながら、何処かしらでBUMPをよく流していた。 そんな毎日を過ごしている中でオーロラアークライブでのバイバイサンキューを聴いていてふと思ったことがある。 あれ、この曲は今になって実はとんでもないメッセージが込められた曲になってるんじゃね…? アンコールどうもありがとう! という藤原さんの快活な声で始まるこのトラック、途中まではCD音源と変わらないリズム

          ライブ音源版バイバイサンキューを聴いて思ったこと

          18祭延期に寄せて

          藤原さんのコロナウィルス感染により延期となった18祭。 その一報に触れてなんて残酷なタイミングだろうと思った。 オーディエンス全員の日常を聞きたいと語る藤原さんのインタビューを前に読んだ。 確かFlareがリリースされた時のインタビューだったと思う。 Flareに限らずFireflyでもYou were hereにも通底した、聴いてくれる人たちに向けた唄がBUMP OF CHICKENにはある。 どの曲も勿論そうなのだけど、こういう楽曲はライブで披露されるとその日を象徴する

          18祭延期に寄せて

          SOUVENIR

          2022年9月29日に配信された『SOUVENIR』を聴き倒している。最初何と読むかわからなかった、スーベニアと読むのね。まぁ素敵な唄でした。 『SPY×FAMILY』の主題歌となるとの公式発表がまずあり、その後ノンクレジットのオープニング映像公開、そして配信リリースされた。 2022年9月30日(金)9時の時点で456万再生となっている。すごいね。 ここ最近何連作なんだと思うくらいタイアップが続いている。 ドラマ、アニメ、実写映画、アニメーション映画、CM、ゲームと、B

          SOUVENIR

          望遠のマーチについて

          望遠のマーチをずっと聴いている。 25周年ライブの一般2次抽選発表の日の朝からだから、6/10(金)以来この5日間ずっと聴いていることになる。 なんでこの曲を選んだのだろう。 「希望」とか「行こう」とかなんとなく縁起と耳障りの良い言葉が歌詞に入っていたからかもしれない。 チケット当落発表の朝、電車内で繰り返し繰り返し聴いていた。 聴いているとオーロラアークのライブが頭に浮かんでくる。浮かぶと言ってもライブの時の映像なんて見た瞬間に脳内から溶けていくものだから瞬間を切り取った

          望遠のマーチについて

          気象予報士の朝ドラを観て宇宙飛行士の歌を思い出した話

          10月29日に最終回を迎えたおかえりモネ。 私が最も好きなアーティストであるBUMP OF CHICKENが主題歌を務めるとの一報に触れてから、第1話から追いかけようと決めていました。 結論から言うと、観て良かったです。 振り返ると放送開始の5月17日から半年近く、120話×15分=30時間のドラマを見続けられたのは、このドラマが人と人との関係を丁寧に描いていたからだと思います。 モネとモネを取り巻く魅力的な人たち。 感情が溢れると近しい人の心をえぐってしまうみぃち

          気象予報士の朝ドラを観て宇宙飛行士の歌を思い出した話

          お見送りと振り返り

          友人とランチを終える。 私は休日だが友人はお昼休憩の最中だったので交差点で別れた。 片側3車線の中央分離帯も無い都心の広い十字路だ。 この後私は交差点に歩き出し買い物へ、友人は回れ右して職場へ戻る。 交差点半ばで点滅を始めた青信号に急かされ渡りきったところで後ろを振り返ると友人がまだいた。いてくれた。いいやつだな。 振り返った私を認め友人が私に向けて手を振ってくれる。少し気恥ずかしいので友人より少し小さく振り返す。 手を振り返して数歩進んだ後にもう一度振り返ると、

          お見送りと振り返り

          「なないろ」が指し示すモネの未来

          2021年5月17日にスタートした朝ドラ「おかえりモネ」。 主題歌はBUMP OF CHICKENの「なないろ」だ。 楽曲が望む形で唄を届けたいと公言する藤原さんはこの朝ドラにどんな言葉を選んだのか。 内容は宮城県に住む女の子が気象予報士を目指す物語だという。 なるほど。藤原さんの個人的な経験を因数分解的に細分化させていき顕になった感情を、天気や天体等近くて遠い現象事象に例えて唄うことにより歌う人聴く人の境界線を取っ払い経験を疑似共有させてきたBUMPにぴったりではな

          「なないろ」が指し示すモネの未来