おざわわ

はじめまして。満員電車の中のあなたの右手に。PCとのにらめっこに飽きた時に。おにぎりの…

おざわわ

はじめまして。満員電車の中のあなたの右手に。PCとのにらめっこに飽きた時に。おにぎりのお共に。コーヒーブレイクに。睡魔との戦いの狭間に。夕食の献立に迷った時に。今日のストレスの希釈に。ビールのお共に。お風呂上がりの火照ったカラダに。目をつぶる3秒前に。おはようからおやすみまで。

最近の記事

シチブソデ

日が長い 汗と服がくっついて背後を気にするようになる季節 紫外線という敵が現れ 日焼け止めを買いにドラッグストアへ走る季節 暑くもなく寒くもなく省エネで生きることができる季節 夏をしない私はこのはっきりしない季節が大好きだ 今日は休日。日差しが本気を出してきている 火照った体温を冷ますために早めにアルコールをいただこう 吉祥寺南口(公園口)のエスカレーターをおりてほんとにすぐ。(ポイント高い) 今日は新しい仕事先の上司と一杯 忙しい人だから 既読がつかな

    • 平成の余韻

      鮮やかで奇抜なお洒落まんが行き交うこの街 りゅうちぇるみたいな人ばかりではないことを最近知ったこの頃 改札を出るたび人の多さに ため息4回 空気の無駄遣いがついつい増え 歩く時速が亀レベルになる そんなカラフルな世界原宿で 地元の友人と久々に会う予定 友達には生後7ヶ月の赤ちゃんまんがいる 時の流れってほんとに ファンタスティック ママの腕の中ですやすや眠る 赤ちゃんまん わたしの大好物は離乳食です時代も じっとしてろと言われるまで ひたすら木に

      • 5センチメートル

        令和の れ の発音って ” L "かな " R "かな チラシの裏に書くような どうでもいい話を盛大に繰り広げる そんな ” 平凡 " を " 非凡 " と感じるようになれたのは 終電の匂いに 敏感になったから 絡まったイヤフォンに 優しくなったから ________________________________________ ゼロカロリーで落ち合い グラスを交わしあった人たちは今 互いの存在を確認し 価値を見出す

        • 応仁の乱

          はじめて手にしてそこで見た君の姿は、 生まれて初めて父や母よりも 長い時間を共にして ピー年半、隣という居場所が互いにあって 初めて失くしたあの君だった。 その姿は私の手の中に いつもあって 手に取れない表情、 ただただ黙って 私のそばにいてくれた その姿が いとおしかったんだ。 出会ったのはピー年前、 あのころはずっとずっと青かった。 そう 私は今朝 あいふぉんを無くした 溜め息を4回 From 3番線ホーム ” iphone を探す "

        シチブソデ

          コンクリートと君

          goole earth でも 絶対見つからない そんな宇宙とは正反対の ミジンコな行動範囲で 生活が続いて1ヶ月と少し 新しい靴のお披露目はいつも 近所のスーパー おめかしは 美容室に行く時 今日話した人は 宅配のお兄さん 「 レシートはご利用でしゅか? 」 カタコトのコンビニの店員さんとも話した _________________________ 20時をすぎると 私のアジト( Tully`s Coffee )を出て 閉店間際の食料品の

          コンクリートと君

          ”渋谷区道玄坂” とどめの距離

          19時に渋谷ハチ公前集合ね ”渋谷”でググると予測変換でおそらく4つ目に出てくるくらいの場所 渋谷で遊ぶ時はだいたいここが指定の場所になる ハチ公前には同じ”集合”目的でたくさんの若者が溢れている わんちゃんなんか見えた試しがない なぜそこを集合場所にするのか 私の永遠の謎 ハチ公口改札を出て交差点を渡った喫煙所 これが私流 危機管理 _____________________ 今日は前の職場の先輩とごはんの予定 以前は一緒にタイムカードをおす仲間だっ

          ”渋谷区道玄坂” とどめの距離

          ”豊島区池袋” 約束の飴

          社会人になり上京して1年と少し 帰る場所、おかえりを告げられる人が増えて嬉しい でもやっぱり地元の友達にも会いたい 東京で地元人に会えるのは コンビニのくじでブッラクサンダーが当たるよりも 何倍も嬉しく 馬のパドック見たさに購入した馬券が一口当たるよりも 高確率で 駅ナカのお肉屋さんの高級粗挽きウインナーが半額になることを待つより 何十倍も手強い そんな宇宙レベルの再会が今日ここ池袋で果たされる 選んだ場所は 池袋駅西口から徒歩2分ほどのお店 ” 池

          ”豊島区池袋” 約束の飴

          ”武蔵野市吉祥寺”燻された愛に包まれて

          ハレの日が続く4月 今日の吉祥寺はハレが人口密度をあげていた 16:00 pm 遅刻党の姉が珍しく 待ち合わせの場所に着席している 2月ぶりの姉は髪を染め、化粧もいつもより5分程 手間をかけた面をしていて”ガール濃度”をあげていた WiFiが切れる 記事の原稿を書いていた 私たちの作業も途切れ 仕事が進まないとの言い訳を薄くなったコーヒーに溶かし ”吉祥寺のカフェで納期に終われる休日” の番外編をフライング気味に始めた 吉祥寺駅北口から徒歩で3分程

          ”武蔵野市吉祥寺”燻された愛に包まれて

          ピンク色の沈黙

          いい天気 いい天気って日 人生で何回きたかな〜 数えられるほどひまだったけど 今日はいい天気に同情して 同じく休みのあねと会うことにした 16:00pm 吉祥寺はいつもの賑わいを見せている エレベーターの右側を走る 普段ポケットに手を突っ込むヒューマンビーイング なわたし エレベーターの右側を走るときだけは、 ね、 ________________________ 遅刻党のあねが 珍しく"イタリアントマト" に着席していた 放置していた髪も染

          ピンク色の沈黙

          はと

          今夜は冷えます . . . そらジローが そう言ってた 今日は19時まで 仕事が早く終わった ぶたさん(わたしの相方)と合流した 着替えに相変わらず とてつもない時間をかけたぶたさん 吸い殻が2本 わたしの肺がまたひとつ腐れた _____________ 焼き鳥が食べたいな〜 そう言って "やりとん"につられたぶたさん さすがだな〜 阿佐ヶ谷で昭和54年から創業の "わだ家" 時差のある "いらっしゃい" を言う 串を焼くひよこみ

          みぎはじ

          今日も当たり前にあさが来た 夜が当たり前に連れてくる朝 待ちわびた朝 今日もスッキリのオープニングに間に合った MC加藤さんにおはようを告げ、みとちゃんの笑いにつられながらPCを開く 天の声を中耳に残し、平和の象徴近藤春菜を拝んでから靴紐を結び直す 10:00 am オープンと同時に私のアジト( Tully`s Coffee )にインする 喫煙席の一番右 ここが私の指定席 ここをアジトに選んだのは 自宅からスキップで3分半 最寄駅の改札口から大股で

          みぎはじ

          ひとごと

          今日はやけに自分のタバコの匂いが鼻につく 白くて細い君に 私の肺は干し柿みたいに熟され腐れていくんだろうな〜 私のそれはおいしくないんだろうな〜 仕事で疲れたからひとまず今日は ひとごとでまくし立てておく ささやかにこの罪悪感と部屋のタバコの匂いを消すために 強力な消臭剤をググってみた ふむふむ ・・・・・!・・・・・ ふむふむタイムを終え 19:00〜21:00指定の宅配が来るまで ”におい”にフォーカスをしてみることにした ふむふむPart2

          ひとごと

          キライ

          . . 寒さに震えてる間に 時だけが素早く走り去った アンバランスな感覚の2月 . 騒がしさの中にある静けさ 見える声と見えない声 戸惑いで溢れ 年中無休の季節がずれ始める3月 . なぜかいつも手持ち無沙汰な私の心は 今日も多めに空を見上げる 柔らかく砕かれ失った欠片が 空を浮遊している イチバンホシに嫉妬する 明日もきっと 空から始まるんだろう 今日もそこに夜がいる ___________ . .

          あなた

          心から微笑んだ日はいつだったろう そう君が遠い目をしていった いまにも心を落としてしまいそうだった 今日も君は金づちで釘を 心に鋭く打ちつける ねえもうやめようよ . . ______________ . . 勝手に誰かの荷物を トランクにたくさん詰め込んで タイヤが潰れて動けない車 . . 荷物を一緒に下ろそうよ 少しずつでいいから 私も手伝うから . . ミラー越しに過去と目が合った あなたは何を落としたの? なにを失ったの? どこにいきたいの? なにが欲しいの?

          もがき

          情けない 自分を不変的なものとし 他者や情報に依存 周囲が変わることを期待していた きっと今もなめくじのようにひきづってる でも世界は変わらないまま 情けない わたしだけが残された ココロはいつもカラダに遅れてやってくる 痛覚が鈍い と肯定し続け わたしのあらゆることを 放棄した もう腹を立てても仕方がない 過去は消えない だから 今日の強い風もきっと 読み漁った文庫本たちもきっと 無印のシーツカバーだって わたしの何かに繋がっていると素

          いっそのこと

          文明の利器が進み 今日も私たちを運ぶJR ぶたさん(私や相方)とともに 私たちは中央線に住んでいる 中央線ラバーズ 熊本から北九州 そして東京 大久保の社宅に住み 会社を辞めて阿佐ヶ谷へ 買い物は吉祥寺 呑みには中野や高円寺 中央線だけでわたしの生活全てが揃う そんなお菓子の詰め合わせの中央線沿いで 生活を始めてはや11ヶ月 乗り越えられない試練がある 中央線 新宿駅から 乗り換えての 渋谷駅 だ。 前の仕事場が渋谷のとこもあり もう

          いっそのこと