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「旅」にお礼を言わせてくれ①

人生四半世紀、そして旅に関わり始めて6周年という中途半端なタイミングで、私の人生を変えてくれた旅に改めてお礼を言いたい。

と当時に、6年前を境に変わり始めた私の人生についても振り返りたいと思う。

すでに「noteって読むの簡単なのに、書くのめっちゃ大変やん」って思ってるけど、2022/10/5までに完成できるように頑張ろ。人生の供養供養

(2023/12/10 追記)
盛大に日付をこえて放置されていたnoteを、23年12月の暮れに見つけました…  でも読んでみると良い振り返りになっているので、がんばって書き切りたいと思います。
1記事じゃまとまんないから何個かに分けるけど、頑張ろ〜〜〜!

noteを書きたくなった理由

理由は明快、タイトル通り「旅」にお礼が言いたいから。である。

もう少し詳しく書くと、25歳を手前にして人生を振り返ったときに重要な局面で必ずと言ってもいいほど「旅」の存在が出てきた。
「あの時も旅のおかげでこんな展開になったなぁ」「ここで旅出てなかったら確実に腐ってたな」などと考えているうちに

「マジで、旅、ありがとうな・・・」

と言う感情が沸々と出てきたのである。
ちょっときしょいが自分の中で旅が擬人化されそうなくらい、感謝の対象になっていた。

ともう一つ、25歳の節目で一度観光業界の世界から離れようと決めた。恋人と同じで、本当に好きなものは適度に距離をとった方が良い時もあると思うのだ。どうせ一生涯付き合っていくんだから。
※結局離れず、どっぷりと浸かっている(2023/12/10)

そんなわけで自分がいかに旅に救われたのか、どんなことを学んだのか、そして6年間どう旅に関わってきたのかを文字に記す。

あまり誰に見られるかは考えておらず、旅という実態のないものに向けて書いているので読みづらかったらごめんね

全てのきっかけとなった、沖縄旅行 (大学1年)

例に漏れず、サークル/飲み会/バイト/恋愛/ユニバ の大学生★幕の内弁当ライフを楽しんでいた大学1年。

サークル合宿なんか参加しちゃってえ!(楽しかった)

そんな2016年12月に、はじめの転機が訪れる。

当時、顔(だけが)好みの男の子と付き合っていた。
が、なんせ顔だけが好みなので上手くいくはずもなく、私からお別れを切り出すことになった。

大真面目に頭の中を整理し、彼に告げた別れの理由。

「彼女・バイト・サークルばっかの人じゃなくて、もっと目標とかを持って本気で生きている人に魅力を感じる」

声に出した瞬間、自分に大型ブーメランが突き刺さった。
えぐ、自分のこと棚にあげすぎ女えぐぅ

この大型ブーメランが良い方に作用し、年明けの2017年1月はOSが全て変わったように、「ちょっと意識高い系」へと生まれ変わった。
といってもビジネス関係には興味がなく、TOEICやダンスなど自分がやりたかったことに時間とお金を割いた。飲み会を減らして、その分いろんなイベントやボランティアに顔を出した。

元々大学生になったら留学に行きたいと思っていたので、大学の国際部に通い、留学時期や費用の相談もしていった。

そんな時、原点となる旅に出る。

行き先は沖縄、大学の親友との2人旅。
家族旅行は近畿圏が多かったので、ほぼ初の飛行機、初の本州以外上陸。

若い、メイクもポーズも全てが若くてダサい

信じれないくらい青い海や日本語なのに聞き取れない沖縄弁、2月なのにこんなに暖かいんだ、飛行機から見下ろす空はこんなに綺麗なんだ、と全てが刺激的で文字通り「あたらしい世界」を見た。

今思えばたかが国内の沖縄だけど、「こんな世界知らなかった」「でも今知れたし、まだまだ他にもある」という感覚が、一気にこれからの人生をワクワクするものに変えた。

興奮冷めやらぬ最終日の帰り際、忘れもしない国際通りのファミリーマートのトイレ。そこに貼ってあった「地球一周の船旅」というポスターが、人生一番のターニングポイントへと繋がる。

こういうやつ!
「本当に申し込む人いるんだ」って何万回も言われたw

ポスターを食い入るように見つめていた私に、友人がかけてくれた「これ行ってきーや笑」という一言で何かのスイッチが押された。

確か帰り道だったか、翌日にサイトから説明会に申し込み。
そのまま説明会で仮申込書を提出し、5ヶ月後に地球一周の船旅に発つこととなる(笑)

ポスターなんて大学の周りにもたくさんあったのに、この時だけやたらと惹かれたのは、いつもとは異なる土地・景色・文化に触れることで自分の脳内がシャッフルされていたからかなー。

地球一周か、留学か

余談だけど、前述どおり私は留学するつもりで色々な準備を進めていた。

なんで地球一周になったかというと、私の「もっと世界を見てみたい」という目的には地球一周の方があっていたからである。

国際部の先生に「英語が話せるようになったら、何がしたいの?」と聞かれた時、何も答えられなかった。「英語を話せるようになること」が目的になってしまって、その武器を持って何がしたいかなんて考えたことがなかった。

なんだかんだ真面目なので、親が出してくれる100万円以上の留学費用、19歳という貴重な時間を使ってまで、目的が曖昧な留学にいく意味が分からなくなっていた。

でも行ってみたい、でも何かが引っかかる、そんなモヤモヤしていたときに登場したのが「地球一周の船旅」のパワーワードである。

何か答えが欲しかったのか、本当に合致していたのかは定かではないけど、「今の私に必要なのはコレだぁぁ!!!」とスパークした。
やりたいことは「留学」でも「英語を話す」でもなく、「海外で自分の知らない世界を見てみたい」だったのだと思う。

何歳になったって「留学」「起業」「移住」のような名称じゃなくて、「自分がやりたいこと、動詞はなにか」を問い続けることが一番大事だと、この経緯から学んだ。

沖縄での旅が教えてくれたこと

これが26歳の今も旅に関わり続けることになった「きっかけ」の旅であり、私の行動力の爆発させた旅である。

「説明会の申込ボタンをクリックする」「死ぬほどバイトする」「飲み会を断る」 そんな誰にでもできる行動が、想像もしない地球一周の船旅に繋がる。それならやりたいこと何だってできるじゃないか、と思えるようになった。

沖縄旅行の1ヶ月後には、ポスター貼り生活が始まってた。
めっちゃ楽しかったことは、また次回書く。

大学、飲み会、バイトしか知らなかった私に
「私の知らない、広い広い世界があること」
「自分の行動で、全てを変えて行けること」

そのことを教えてくれて、本当にありがとう!沖縄の旅!

その②に続く…



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