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遊戯王ウォッシュデュエル

 遊戯王の新しい遊び方を閃いた。名付けて「遊戯王ウォッシュデュエル」。
 先にどのような俺ルールであるかを説明すると、お互いの手札と山札を全て白紙で遊戯王をしようというものだ。この辺りがウォッシュデュエルたる所以である。

 冗談―この記事全てが冗談みたいなものなのだが―はさておき、基本的なルールは普通の遊戯王と同様である。同名カードは三枚までだとか、禁止・制限リストだとか、アトランティスの戦士の特殊裁定だとか、効果の処理などに変更はない。異なるのは、手元にある白紙の紙は、プレイの都度カード名を宣言して、そのカード名であるとして扱って遊ぶことだ。これは、不思議のダンジョンシリーズでおなじみの白紙の巻物、あるいはかの悪名高い『封印されし記憶』でのカード書き換え神官と殆ど同じである。
 この方式の良い点―といっても実際にテストプレイをした訳ではないので印象論だが―は、手札事故が起きない、手札事故もないから純粋な頭脳戦が楽しめるであろう点にある。悪そうな点も非常に多いのだろうが、こちらは触れないでおく。

 話を戻す。一度カード名を宣言したら、その白紙のカードにわかるようにカード名を書いておく。見知らぬ人とやるようなことは想定していないから、正式名称ではなくてわかる範囲であれば適当な名前で構わない。
 こうして一度名を刻まれたカードは、以降はそのカード名として扱う。つまり、デッキに戻るとか墓地に送られるとかしても、白紙には戻らない。デッキに戻したらもちろんシャッフルはする。このためゲームが進むに従い、段々と白紙のカードは少なくなっていくことになる。皆が皆60枚デッキを用意することだろう。
 以上が基本的なルールである。

レギュレーション

 以上がウォッシュデュエルの基本であるとして、いくらかのレギュレーション、つまりあまり考えていないことを上手くごまかした言い方―を想定できる。

 第一に、デッキなりエクストラデッキなりとに名簿を用意するかどうか。名簿というのは、デッキに含まれているカードを名簿にしておき、その範囲でしか書き換えが出来ないというものだ。つまり、白紙であるとは言えどもデッキにないカードを宣言することは出来ない、というレギュレーションになる。これは非公開情報であるから、ゲームが終わった後にお互いが確認するとか、ジャッジを用意するとかして対処する。このルールを採用しないと知識の差がもろに出るし、ゲームの進行に非常に時間が掛かり、とても疲れるだろうと思う。ここから派生して、モンスターなり魔法・罠カードをセットする場合にはセットする前に名前を書いておくかどうかでもレギュレーションを分けられるかもしれない。つまり、名簿を用意しない無差別級で遊ぶ場合のオプションとして、セットしたカードには無限の可能性が秘められているよルールが選べる、ということだ。無差別級ルールでは手札のカードも名簿に拘束されないから、もう何でもありである。
 そしてオチを担当するじゃんけんルール。これはエクゾディアの宣言を認めるものである。手間のかかったじゃんけんが楽しめるぞ。

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