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#4 転回形でコードをこねくり回す

こんにちは
いつも読んでくださりありがとうございます。
毎回覗きにきてくださっている方もおられるようで励みになります。

などと言う割に前回の更新からいつの間にか2週間が過ぎていました。。。

先週の勉強内容はこちら。
6 ジャズ・コード・シンボル
7 ヴォイス・リーディング
8 トライアドの転回形
9 4ノート・コードの転回形

目標は5項目だったのですが思ったより演習が多くて時間が足りませんでした。

内容はコードの移り変わりをスムーズに行うために、共通する音はそのまま残して変化する音を極力少なくしましょう。そのために転回形*1について学びましょうねというもの。

*1 転回形:本来「ドミソ」で構成される和音を「ミソド」のように音の順番を入れ替えた形。「ドミソ」に対して「ミソド」を第1転回形、「ソドミ」を第2転回形と呼びます。

今回は実験的に先週の勉強分で作成した楽譜の一部をアイコンに使用してみました。画像は項目8番「トライアドの転回形」で作成したものですね。

Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ(key Cの場合「C-F-G-C」ですね)のコード進行をルートポジション、第1転回形、第2転回形の3パターンで作成しており、これを12key分書いていきます。

楽譜は「Finale」という楽譜作成ソフトを使用しています。

サックスで和音を表現する場合、各楽器に和音の構成音を振り分けるわけですが、サックスの場合同じ楽譜上の「ド」の音でもソプラノとテナー(ド=B♭)、アルトとバリトン(ド=E♭)で出る音が異なるのです。

どういうことかといいますと、「ドミソ」という和音をサックスで奏でるには単純に「ドミソ」と記譜をするのではなく、楽器に応じて調整(移調)が必要になるのです。

和音の構成について勉強をしている最中に、この調整の事まで考えていると混乱するため、楽譜を瞬時に調整できるFinaleを重宝ます。

まずはin Cで楽譜をS.Sax、A.Sax、T.Sax、B.Sax4本分にわけて作成し、最後に移調してサックス用の譜面にできるからです。

やー便利な世の中ですね。


さて、今回は音楽に関する知識が少ない方も、私が何をしているのか伝わるように、分かりやすい言葉への置き換えや補足を入れながら書いてみました。

よくご存じな方には少しくどい内容であったかと思いますがご容赦ください。

「誰に向けて、どういうスタンスで記事を書くか」次第で表現や書き方が変わるので難しですね。。。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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