日記20240218

 手元不如意で金欠生活である。
 まぁ月末になればなんとかなるだろうと思っているが、二月なのに月末が遠い。いやはや。
 文才では遠く及ばないが、家計だけなら内田百鬼園先生の如し。

 今日は久方ぶりに水木しげるの『猫楠』を読んだ。
 南方熊楠のような人は今の世なら間違いなく義務教育の段階でドロップアウトしているだろうし、後の世に名前を残すこともできなかっただろうと思う。大らかな時代故の、と思うと色々と考えてしまう。

 先年、牧野富太郎博士を扱った『らんまん』が朝の連続テレビ小説として好評を博したが、熊楠先生の方はドラマ化不可能なシーンが多すぎるというよりもドラマ化可能なシーンの方が少ないので大変であろうと思う。

 しかし、面白い人物である。
 自分がああなりたいかと尋ねられると返答に窮するが。

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