日記20240122

 今日は散髪して友人たちと夕食を食べに行った。飲み屋でおっさん三人がノンアルコールでマイナー漫画について語る様は周囲から見ればかなりいかがわしかっただろう。

「物知りですね」と普段言われることがあるが、結局我々オタクやサブカルの民は、“普通であること”を捨てて、その時間を趣味に費やし、尖り続けているだけなのだ。他のジャンルのことは一般人よりも知らないし、知ろうとも思わない。

 オタクとは知識の幅や深さではなく、生き方であり、在り方である。何かを知っている人というより、何かを捨てた人という方がしっくりくるのかもしれない。

 ラーメンを食うことと音楽以外の全てを捨てた畏友が交通事故で死んで、もう4年になる。生きることは、捨てることと見つけたり。

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