日記20240127

 今日は作家飲み会に参加。斯界を支えるベテランから気鋭の作家、伝説の作家まで幅広い面子で、末席に連ねて頂いた私は恐縮するばかり。実に学びが多く、楽しい飲み会だった。

 新型コロナの流行以降、それまであった作家間のコミュニティが疎遠になったことを嘆く人が多く、これからも情勢を見ながら集まりたいね、という話には少し希望を抱く。人と会って話すのは、楽しいのだ。

 しかしまぁ、諸先輩方は呆れるほどに記憶力がいい。往年の名作のタイトルや作家名、役者名に関連エピソード、面白かったストーリーや演出など、汲めど尽きせぬ油井のように次々と話題が噴き出てくる。

 この日記を読んでいる若者がいたら、とにかく好きなものを読み、好きなものを観、好きなものを聞いて、自分なりの「面白いの背骨」を作って欲しい。それが物書きとしてやっていく強力な武器になるのだから。

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