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靴屋の仕事着を考える。

我々の仕事は兎に角汚れます。

外を歩いて、修理が必要になった靴が持ち込まれて、その靴を触る訳ですから汚れて当たり前ですね。

では、新品の靴を扱ったり、靴を製作する場合はどうかと言うと、これも同様に汚れます。

革を触った手で包丁を握ると革の渋と金属が反応して手が黒くなります。

また、革やゴムを切ったり削ったりで細かいクズがつきます。

そして、ノリを使うので、そのノリが手につきます。

そして、そのノリに先程の革やゴムのクズがつきます。

更に色を塗るインクが着く事は当たり前で、均一にインクを塗るのに一番良い道具が指の場合もあって、指に直接インクをつける事も日常茶飯事。

こんな日々を送る中、仕事着をどうするかと考える事があります。

有名ブランドの職人さんが紹介されている雑誌やサイトを見ていると、綺麗なシャツにネクタイを締めて作業している姿が見られますが、普通に仕事してたらあんな格好では仕事にならないと思うのです。

現在、実用的で着ていてテンションが上がる仕事着を模索中。

先ずはエプロンの見直しから始めて見ようと思います。

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