大阪ベトナム友好協会は資金力もなく、さらには、他のベトナム関係団体のように特に大学教授や政治家が役員にいるわけでもなく、ベトナム関係のビジネスをしているわけでもなく、

一般の日越夫婦が文化交流をしているだけです。

ただ、大きく他と異なるのが、ベトナム国立歌舞団出身者の奥さまが3人もいるということで、ベトナム舞踊やベトナム歌謡を他のベトナム人団体やベトナム人に外注する必要が無く、全て自前で全国トップレベルのパフォーマンスが出来るという点です。

関西の最も有力な在日ベトナム人団体ですら、実際は自前では何も出来ずイベント毎にネットで募集して外注していて、ベトナム文化を育てて伝えようという体制には無いのが現状です。

そんな中、大阪ベトナム友好協会では元歌舞団出身の副会長がお正月に向けての曲の練習を早くもはじめました。

というのも、当協会は力関係も弱く、各種ベトナム舞踊、ベトナム歌謡の力量は元プロだけあって折り紙付きのレベルなのですが、残念ながら、大人の事情でベトナム関係のイベントには呼ばれることはまずありません。

ですので、ベトナム関係以外のイベントにこちらからアピールして売り込んでいかないとその活躍の場を得ることが出来ません。

少し早めの練習と出演は、来年の新年イベントへのプロモーションを兼ねての動きというわけです。

実力が評価されないのは残念な話ですが、ベトナム関係にこだわらず、評価していただける場所でのパフォーマンスに軸足を置いて活動していければと思います。