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2022年は11本

さっき、1/18からの祇園花月・すっちー座長週の第一稿をメールで送ったところでして、年内はもう、大きなものは書かなくてもよいという状態になりました。たぶんね。どうしよう、ドカンと何か来たら。断ろう。
 
2022年も残すところあと数日。手帳を見返しますと、NGKと祇園花月の分を合わせて、11本の新喜劇を書いてました。あとは、地方公演の台本や、若手の公演をちらほら書いたりしてました。『オカルトーク!』関連も、ちょこちょこ作業してましたかね。
今年は、昨年よりは、コロナによる公演中止ってのが少なかったから、経済的にはちょっとだけ助かったかな。ちょっとだけね。
来年も今年並みに仕事があればいいなと願いつつ、この記事を書いた後は泥酔したいと思います。
 
M‐1グランプリ。今年も面白く観ました。さや香さんの漫才はあれ、二本とも神域といってもいい完成度ではないでしょうか。特に、「免許返納」は、準決勝の時も決勝の時も、どちらもノーミスだったかと思いますが、決勝のあのキラキラしたセットの中で演じられているのを見ると、額装された素晴らしい絵画のようで、至高至福の四分間でした。その神域に勝ったのだから、ウエストランドさんがいかに強かったかということなんですけどもね。ところで、ファイナリストインタビューの中での、さや香のお二人のコメント。「M‐1はもはや、面白くても落ちる、ウケても落ちる」「不毛な戦いになってきている」という部分が印象的でした。ボケっぽいニュアンスも含みつつ、多分に本心も含まれてそうだなあと。
 
『すずめの戸締まり』とか、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』とか、成田悠輔さんとか、吉本新喜劇のいくつかのボケとか、今年もいろんなものに楽しませてもらいましたが、さや香さんの「免許返納」がインパクトとしては最大のものでした。
 
2023年は、1月4日からのNGK新喜劇が仕事始めになりそうです。新喜劇ではあまり見かけない感じのセットになっていますので、お時間ございましたら、ぜひ劇場までお越しください。
『オカルトーク!』の連載も続きますので、こちらもよろしくお願いします。少し早いですが、よいお年を。
 

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